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【ガンダム00】グラハム・エーカー/女主(ユニオン軍)
※夢主攻め
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【亜依視点】
「くっ……亜依、うっ、もう、出るぞ……!」
苦しそうにそう言ったグラハムさんは腰の動きを急に止めた。
突然のことに驚いた私はつい下腹部に力を入れてしまい、同時に膣の方までも締めてしまった。
「亜依っ、そんなに締めたら――っう……っ!」
グラハムさんはやっぱり我慢出来なかったみたいで、私の中に精液を吐き出した。
「はぁ、はぁ……すまない、出てしまった……」
「あ、謝らないでください。気持ち良かったですし……」
「しかし、亜依はまだイッてないだろう」
そう言ってグラハムさんは自身を抜き、代わりに指を挿入する。
出したモノを掻き出しつつ、グラハムさんの指は内壁を刺激し始めた。
さっきまで入っていたモノに比べれば多少の物足りなさはあるけど、的確に良いところを突かれてしまってはただそれに感じて身を委ねる他ない。
挿入の時間は短くてもグラハムさんは前戯に結構時間をかけてくれるからか、私の身体はすでに興奮状態で指だけでも割とすぐにイッてしまった。
「イケたか……?」
「ん……気持ち良かったです」
強いて不満を挙げるなら、行為後にいつも申し訳なさそうな顔をするところだ。
そんな表情が見たくて身体を重ねているわけではないし、何よりこの微妙な空気が耐え難い。
――グラハムさんは早漏だった。
私はそれを気にしてはいないけど、やはり本人はそうはいかないようで。多分表には出さないようにしているんだろうけどかなり落ち込んでいるように見える。
「あの、グラハムさん」
「どうした?」
今もそうだ。後始末をしている間、グラハムさんはあまり目を合わせてくれない。
「お風呂入りませんか? 一緒に」
「は?」
いつもならこのままゴロゴロして、いつの間にか寝てしまったりするわけだけど、今日はそうはさせない。
何言ってんだコイツ――彼はそんな言葉遣いはしないが――みたいな表情のグラハムさんを引っ張り、風呂場へ向かった。
服なんてそもそも着ていないため、脱衣所も通り越してそのまま風呂場に入る。
「な、突然どうしたというのだ、亜依」
「汗かいたでしょう? 流してあげます」
少し強引だけど、グラハムさんが抵抗しないのをいいことに思いっきりシャワーを当てた。
「なッ……何をするんだ君は!?」
特に股間を重点的に。
慌てて後ずさるグラハムさん。しかし狭い風呂場に逃げ場はほとんどない。
「さっきから様子がおかしいぞ、どうした!? 何か変なものでも口にしたのか!?」
「普通ですよ?」
「そんなわけあるか! もしかして私とするのがそんなに嫌だったのか!? 気を遣っていたというのか、君は!?」
やっぱりそう思っていたのか。
私は一度シャワーを止めて、ちょっと反応し始めているソレを見なかったことにしつつグラハムさんに抱きついた。
「グラハムさん……」
「な、何だ」
私の身長はせいぜい彼の肩くらいまでしかないから、ちょうど硬くなったソレが下腹部に当たる。グラハムさんは無意識なのかわからないけど、それをゆるゆると擦り付けてきた。
「私、グラハムさんとするの嫌じゃないし、気持ち良いから気なんか遣う余裕ないです」
珍しく黙って聞いているグラハムさん。照れて赤くなった顔は、成人男性に言う言葉じゃないけど結構可愛かった。
「だから、もっかいしましょう?」
返事というように下の方でピクリと反応するソレに、少し笑ってしまった。
笑うな、と怒られたけど。