F-2
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「じゃあ、補習頑張ってね」
「#name2#、また明日アル」
「じゃあねー、お妙ちゃん、神楽ちゃん」
2人を見送り、私は講師室へ向かった。
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講師室の扉をノックし、ドアを開ける。
「失礼します。坂田先生、いらっしゃいますか?」
「お、来たか#name2#」
坂田先生は、私に気づくと席を立ち、講師室から出るよう促した。
「んじゃ行くか」
「え、どこにですか?」
「面談室。ちょうどいい教室空いてなかったからよォ」
講師室から少し離れた面談室に到着し、机を挟んだ向かいに座った先生は早速教材を机に広げた。
「1時間目にあげたプリント、持ってるか?」
「あ、はい、持ってます」
「じゃあ、それ使うから出しとけ」
鞄から筆箱と教科書類を取り出す。
「んー、ちっと遠いな。俺そっち行くわ」
そう言った先生は、席を立ち、私の隣に座った。
……あの、近いんですが……。
「じゃ、やるか」
「あ、はい……」
「25ページな」
教科書を開けて最初に目に入ったのは、太字で書かれた"第二次性徴"の文字だった。
――え、これ、この距離感でやるんですか。
そう思わずにはいられない。
そのページには、その、性器などの図もあって、なんとなく気恥ずかしい。
ちらりと先生を見ると、目が合ってしまった。
すると先生はニヤリと笑い、
「ま、図で見るより、実物見たほうが早いわな」
爆弾を投下した。