C 茨と爛れた関係
【茨視点】
コズプロ事務所に設置された仮眠室は、実質自分専用の休憩室になっていた。
それをいいことに、ユリさんとこんな関係になったのはいつからだっただろう。
狭い部屋に1つしかない簡易ベッドに乗り上げて、組み敷いたユリさんを見下ろす。予想通り、期待に満ちた目で自分を見上げていた。
「今日はどうすればいいですか?」
「そうですねぇ……」
ユリさんは案外アブノーマルなプレイがお好みらしく、毎回俺に指示を求めてくる。彼女の中に眠る被支配欲求が、まさかこんなところで露わになるなんて……正直、嬉しい誤算だった。もっと淡白な人だと思っていましたからね。
「では、上に乗ってもらいましょうか」
「了解です」
待ってましたと言わんばかりに素早く起き上がり、ユリさんは俺を押し倒して腹の上に跨った。
「おやおや? 自分の要求と違いますねぇ」
「えっ。上に乗れって……?」
きょとんとして首を傾げるユリさん。
「まあいいです。とりあえず、その履いても履かなくても同じような面積のパンツを脱いでもらえます?」
「なっ! ノーパンと紐パンじゃ全然違いますよ〜」
と反論しつつも、スカートの中に手を突っ込み素直に脱ぐユリさん。脱いだパンツを手に取ると、相変わらずこれで何を隠せるのかもはや疑問に思うほど小さな布きれだ。
「あの、人のパンツ観察しないでほしいんですけど……」
「ああ、すみません。やはり見るならこちらですなぁ!」
「うわあ! デリカシー無さすぎません!?」
ユリさんの履いているスカートをめくりあげると、すでにそこは丸見えだ。
「何してるんです? 早く自分の上に乗ってください」
「へ? もう乗ってますけど」
「ここです、ここ」
俺は自身の顔を指差して、ユリさんを見上げた。
「えぇっ!? それはさすがに……!」
「はいはい、どうせやったらハマるんですから」
ユリさんの腰を掴んで強制的に移動させると、観念したのかゆっくりと俺の顔を跨いだ。
「跨るだけでこんなに濡れるなんて、もしかして溜まってました?」
「い、いいでしょ別に。というか、茨くんだって溜まってんでしょう? 他の人が帰った途端に連れ込むんだから」
「ええ、まあ。にしても良い景色ですな!」
「なんかおっさんくさ……」
子供のようにつるつるに処理されたそこを指で押し広げ、ぷっくりと腫れ始めたクリを舌先でつついた。
「ひぃっ! な、舐め……!?」
「逆にこの体勢で舐めないなんてことあります? ほら、舐めやすいようにもっと腰を落としてください」
「あっ、ちょっと待っ、あ、うぅ」
割れ目をなぞるように舐め上げて、クリに吸い付き、口に含んで舌先で潰すように転がす。
「んんっ、茨くん……っ」
俺の奉仕がお気に召したのか、もう自ら腰を動かしてそこを押し付けてくる始末だ。
ほんの僅かに歯を立ててクリを刺激すると、びくりとユリさんの腰が跳ねた。
「いっ、んん……っ!」
「すみません、痛かったですか?」
「う、ううん、いまの、その……すごいよくて……」
ご所望通り、反射的に逃げようとする腰を押さえつけながらクリを攻めていると、ユリさんの喘ぎ声がだんだん上擦ってくる。
「はぁ、はぁ、っん、んん……」
「1回イっときます?」
「ん、いっ、いきたい、も、イっていいですか……?」
ユリさんはイくときいつも何故か俺の許可を求めてくる。俺がいいと言うまで勝手に我慢して懇願してくる様は、正直たまらない。別に許可を取れと言ったことは一度もないはずですが……。
「イっていいですよ」
一際強く吸い付いてやれば、ユリさんは足を軽く震わせてイってしまった。不規則に動くそこを見て、本気でイったのだとわかる。
「よくイけましたね、ユリさん」
「うん……」
蕩けた目で俺をぼんやり見つめるユリさんだが、のそのそと膝立ちのまま後ろに下がり、俺のズボンを脱がそうとし始めた。
「ん……舐めていいですか?」
「自分の愚息でよろしければ、どうぞご自由に! 恥ずかしながら、もう準備万端ですが」
「うわ、ほんとだ」
本当なら今すぐにでもぶち込みたいくらいだが、ユリさんが舐めたいというのなら仕方ない。
服の上から形を確かめるように軽く握られ、もどかしさが増す。こちとらすでに完勃ちなんですよ。