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あまりものには福があるって聞いたので最後に引くと親近感を覚える葉隠と尾白チームだった。よろしくね
最初の一戦目は幼なじみ対決なんだって。緑谷と麗日ヒーロー対爆豪、飯田ヴィラン。爆豪が荒れてんのはどしたの。初対面からめっちゃくちゃ好戦的だなとは思っていたが余裕というか遊びが全くない。オールマイトの声は届いてるっぽいし体の使い方、自分の能力の使い方は無茶苦茶上手いのに核を守るとかヒーローチームを捕まえるとかじゃなくて緑谷を潰すってことしか考えてないっぽかった。
つか初戦よな?建物ぶっぱしすぎじゃない?
「これで爆豪と緑谷がおんなじチームだったら余裕で勝てそうじゃない?」
内輪揉めしてる間に核とるか隠すかすればいいもんね
「この白熱した戦い見てそんなこと言うの名前だけだと思うぜ」
横にいた上鳴に言われたけどちょっと見てみたい気がするよね。ってきいたら頷いてた
結果、ルールを忘れなかった緑谷と能力を上手いこと使った麗日チームの勝ちだったが緑谷はボロボロだわ、八百万の好評もボロボロだった。授業というよりただの喧嘩をオールマイトが止めなかったのが疑問なんだけど成長を見たかったとかそんなんなのかな。何回かは止めとようとしてたっぽいけど真偽は謎
ドキドキくじ引きによると俺の出番は第二戦です。早い。葉隠、尾白と作戦会議しよってなったんだけど
「半分頭の色が違う彼の個性なんだっけ」
轟くんだっけ。半分で色が違うのってオシャレなんかな?地毛?障子くんはなんかもう強そうじゃん。複製って目とか口でもいけるのかな
「その前にそれぞれの個性把握しようぜ」
尾白がちょっとあきれた感じに行ってくる。いや、成長!チームワーク!青春!じゃなくていいなら俺がとりに行ってもいいけど。向こうがどうやって攻めてくるかによるよねってなった。行き当たりばったりだけどまぁしょうがないよね。
会場に移動してうーんとストレッチをする。
「とりあえず偵察行ってくるわ」
「はーい」
葉隠ちゃんもやる気満々でぽいぽいと透化できない服を脱いでいた。えっ、裸じゃないよね、葉隠ちゃん。どうせヴィランチームだし悪役っぽくやりたいよねって思いながら各部屋を回る。
あ、居たわ。複製すごいな耳とかまで作ってるしっていうか場所バレてるし、有能すぎん?一旦引くか?
「もう一人の場所がわからないな」
足音もクソもねぇからな。わっはっは
「関係ねぇ。危ねぇから外でてろ」と轟がゆうやいなや建物全体が凍る。マジかよ。笑顔の上司思い出して悪寒がしたじゃん。ふわっと体を軽くて建物の外に出ていた障子にテープを貼る。違和感を感じたっぽいけどテープしか実体化してないのでバレてはいないだろう。すっと尾白と葉隠ちゃんの元まで戻るともう轟が来ていた。
「動いてもいいけど足の皮剥がれちゃ満足に戦えねぇぞ」
もう勝った気でいるのがやっぱガキだな。一人いねぇ時点でその対策も考えるべきだった。どこまで凍らせるのかしらないが細胞に氷の針を突き刺してくるような大人には成長しないでほしい。まじで
「うわ、エグいこと言うね」
テープを持ったまま肩を組むように姿を現す。
は?って固まってる間にシールをぺったり。透明化するだけじゃなく実体自体がないから残念ながら建物全体を凍らせたところで意味はないのだ。ぽんぽんと肩を叩くと勢い良く振り払われてちょっと悲しい。
「名前...?」
驚愕!って感じで名前を呼ばれたので笑顔で手を振る。味方の尾白も似たような顔だ。ほらね、成長とか青春とか関係ないでしょ
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