妖怪主人公


・何千年生きてる妖怪主人公。

なんなら昔から人ともにあった存在で半ばかみ。昔は生贄で捧げられたり人間を食べることもあったが料理の味を覚えてから感動。というか人間って雑食すぎて美味しくない。かたいし。


お酒も好き。ただ飲みすぎて退治された八岐大蛇の存在を知ってるのでああはなるまいと思ってセーブしてる。


人間の営みには基本的に干渉しない。生きるのも死ぬのも人間たち次第。戦争とかもアホだなとは思いつつ、そうやって生きてくもんだと思ってる。神に近い妖怪故の無干渉。

・鬼滅の刃

「はははははは!人間如きが不死になろうとは業が深い!夜しか歩き回れん身でなんとしようか」

 鬼舞辻無惨は非常に不愉快だった。いくら刻もうが名前は飄々と避け、人を超えようと野望を燃やしているのに“人間だ”と笑い飛ばすのだ。

 「おや、産屋敷の」「名前さま」「しっかり生きろよ」

 ぐりぐりと子どものように撫でてくださる名前さまは、決して我々の戦いを助けてはくださらない。しかし、こうして時折心を救おうとしてくれる。寄り添ってくれる存在のなんて大きなことか。



・BSR

 土地神様的存在。この時代の人間は妖怪も神も崇める信仰心や親しみが強い人が多いので気に入っている。

 天下の戦いだなんて何を言ってるのだろうか、結局生きて行くのは民で、領地だのなんだのと言ってるのは一部のものでしかないのに。武家だの貴族だのも最初に名乗りをあげ才があった者が自分たちで決めたに過ぎない。


「歩を進めるようだな、伊達の子息よ。果たしてその戦いに意義はあるのか。よう考えるべきだな」「貴様!政宗様になんて口を聞くのだ!」「STOP、小十郎。意義はあるさ!俺はこの世を統一し民が安心あいて暮らせる国を必ず作るぞ」「ふん、俺の地の人間に血が流れるようなことがあったときは首を据える覚悟をしておけよ」


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