めくるめくラブロマンスの世界は、いつでも彼女を優しく包み込む。
胸を踊らせる作中の少女たちの生活は愛らしいペールピンク色に、美しいラベンダー色が差し色。
ロマンス小説の世界は、ロマンティックだけで構成された理想の国だ。
身分もコンプレックスも頬のすばかすも増えはじめた体重も、嫌なものは全て綺麗さっぱり葬り去られて、白い紙面の上には一欠片も浮かんではこない。
美しいヒロイン、全てを兼ね備えた完璧なヒーロー、ひと夏の恋に絢爛豪華な夜会、意地悪なライバルや頭の固い父親の登場、引き離された二人と、再びの愛の誓い、そして駆け落ち─。
うっとりしてしまうほどにロマンティックなラブストーリーは、名前ほどの歳の少女であれば誰もが好んで読み耽る。
大人たちは“低俗でいやらしい“ロマンス小説など読んではならないと彼女たちにきつく言って聞かせるが、この年頃の少女を恋愛ごとから遠ざけようにもうまくゆくはずがない。
恋をすることは少女の本能であり、渇望だ。
多感な年頃の少女たちは、誰もがロマンスで呼吸をする。
まるで運命の相手と惹かれ合うように、刺激的で情熱的な愛の物語を求めて少女たちは厳しい大人の目をかい潜り、薄いペラペラの小説本を手に入れるのだ。
あるものは友人と連れだって貸し本屋で、あるものはこっそりと同じ年齢のメイドに使いを頼んで。
とにもかくにも、ロマンス小説を求める少女の性には上流も労働者階級も違いはない。
そしてそれはもちろん、名前とて例外ではなく。
「はあ.......」
うっとりと感嘆の息をついた名前は、夢心地で本の紙面を撫でた。
恋愛小説の世界は素敵だ。抜け出せないほどに惹かれてしまう。
名前は9歳の頃にロマンス小説をこっそり読んでいてこっぴどく父親に叱られ、お仕置きをされた経験がありながらも、17歳の今になっても恋愛小説から足を洗えないままでいる。
最近のお気に入りは階級違いの恋。
メイドと主人や、お嬢様と執事。
このランチ後の昼下がりに美しいメイド・パミラと意地悪で執拗な屋敷の主人・B氏の恋の攻防をすっかり読み終えた彼女は、うっとりとサイドテーブルに頬杖をついて瞳を閉じた。
瞼の裏では、パミラとB氏のラブロマンスが無限に広がってゆく。
ご主人様のB氏にあんなに情熱的に求められてもなお操を守り抜くパミラの意固地なまでの清楚さに憧れもあり、そして行き過ぎとすら言えるB氏の狂気的な執念には恐れもあるが胸が疼くほどときめいてしまう自分がいる。
B氏はあまりにパミラを欲するばかりに、様々な手を尽くす─、例えば夜這をしかけてみたり、怒ったり宥めすかしたり、そして遂にはパミラを古屋敷に監禁してみたり─。
それでも、意地悪だったB氏は最終的にはパミラの内面の美しさに心底惚れ込んで彼女を正妻として迎えるのだ。
使用人としてではなく自らの妻として、彼女を紳士的に愛するようになる。
そうしてパミラも彼の愛情を受け入れ、二人は幸せな結婚を─、
“素敵です、とっても素敵。“
瞳を閉ざしたままに名前はうふふ、と微笑んだ。
わたしもパミラのように誰かから求められたら、どんなにか素敵でしょう。
B氏のようにちょっとだけ意地悪で、どんな手を使ってでも狂気的にわたしを求めてくれる人.......。
「.......、」
脳裏に真っ先に浮かんだのは、すらりとした体躯のかの執事である。
常に彼女の心をがしりと握って離さない、あの意地の悪い悪魔。
しかし彼女にとっては、何よりも恋い焦がれる相手でもある。
彼だって、もしかしたら─、もしかしたら、私を愛してくれるかもしれません。
名前はポッと頬を薔薇色に染めた。
B氏のように、いつかは彼も改心をするの。
私の内面を愛して、敬意を払って大切に扱ってくれるようになる。
たくさん酷いこともされたけれど、その全てを忘れて私は彼の大きな胸に飛び込んでゆく。
セバスチャンは、私をしっかりと受け止めて─、
場所はどこがいいでしょう、ロンドン?屋敷?フランス……、フランスがいいですね、そう、たとえばモンマルトルの小道.......いいえ、やっぱりセーヌ川のほとり!
エッフェル塔をバックにして、川べりの涼しい空気を吸い込んで抱きしめ合うのです。
季節は秋。紅に色づいた落葉の中、彼は呆れたように微笑んで私の髪についた落ち葉をはらってくれる。
そして愛し合う私たちは結婚を誓って、優しいキスを─、
「や、やだ.......私ったら........」
あまりの妄想世界の破滅的な甘さにすっかり照れてしまい、名前は顔を両手で覆ってじたばたともんどり打った。
名前が脚をバタバタとさせる度、図書室内の床がぎしぎしと軋む。
しかし、甘ったるいオータムリーフ色の妄想世界に囚われた名前は“やだやだ.......もう.......“と顔を真っ赤にして意味もなく肘掛け椅子の肘置きをぺしんぺしんとはたくばかりで、悲鳴のような軋みを上げるフローリングには目もくれない。
うふふ、うふふ、と嬉しげな笑みをもらして名前は椅子の上に三角座りをした。
すると、まるでロマンス小説から飛び出してきたかのようなボヴァリーピンクのドレスが空気を孕んでふわふわと揺れる。
裾に縫い付けられた細かい装飾のコットンレースをいじいじと照れ隠しのように弄って、名前は満足げにため息を吐き出した。
『パミラ』の小説を大事そうに胸にぎゅうっと抱きしめて、膝に顔を埋めもう一度色とりどりの妄想の世界に首まで漬け込む。
ロマンスで胸をいっぱいにすると、まるでスイーツを好きなだけ食べたかのような満足感を得られた。
星の瞬きを全て胸の中に閉じ込めてしまったように、身体中がほの明るい光に包まれる。
幸せだ、と確かに感じた。
この胸が欲しているのだ。
限りないロマンを、数えきれないほどの恋の駆け引きを。
誰でもない、あの執事の手に包まれていたいと。
「.......いつもかっこよくて困ってしまいます.......」
えへへ、と本で口元を隠してぽつりと呟くと、誰もいない図書室内にぼんやりと彼女の恥じらう声が響く。
本人を前にしては決して言えない言葉をうっかり口に出してしまったせいか、余計に気恥ずかしさがぶり返してしまい、名前はぶんぶんと頭を振って立ち上がった。
ふわ、と乙女心のように揺れるピンク色のドレスの裾が足首にこそばゆい。
何か別の小説を読もう、確かそこの本棚にも隠しておいたロマンス小説があったはず、と本棚へと近づく。
“S“から始まる著者の名で並べられた文芸ジャンルの本棚に紛れ込ませていた、シャーリー・ブロンテの『ジェーン・エア』が確かこのあたりに.......
「お嬢様を困らせるほど“いつもかっこいい“。どなたでしょうね、私に教えてはいただけませんか?」
「!!!」
頭の上にぼそりと落とされた甘く掠れたような低音に、名前は文字通りびくん!と肩を跳ねさせた。
恐る恐ると背後を振り返ると、自分以外には誰もいなかったはずの図書室にすらりと背の高いシルエット。
彼女のすぐ後ろでは、燕尾服のテールがゆらりと揺れている。
予想だにしなかったセバスチャンの姿に、名前は大慌てで手にしていた小説を後ろ手で隠した。
見つかってはいけない。
ロマンス小説などを読んでいたことがこの頭の固い執事にばれてしまっては、こっぴどく叱られて馬鹿にされてしまう。
その上、こっそり自分と彼とのラブストーリーを妄想していたなんて知られたら─、
名前はあわあわと口から泡を吹きそうなほどに慌てながら背中と本棚とで『パメラ』を挟み、セバスチャンにぎこちない笑みを浮かべた。
「か、か、か、かっこいいなんて私、言いました?」
「ええ、しかとこの耳でお聞きいたしましたよ。夢見るような口調で、うっとりと“.....いつもかっこよくて困ってしまいます.......“と。頬を美味しそうに真っ赤に染めておっしゃられたでしょう?」
「あ、貴方の幻覚ではないでしょうか........」
「幻覚?おや、お嬢様は私の見聞きしたものが幻覚だと?」
「え、ええ.......私、そんなこと言ってませんもの」
「.......幻覚.......なるほど、それは残念だ」
「?」
「.......てっきり、お嬢様は私のことを“かっこいい“とおっしゃったのかと........」
「.......!!!」
するり、セバスチャンが名前の頬に右手を滑らせる。
手袋越しに感じる彼の手はすこしだけ骨っぽく、ごつごつとしていた。
男性らしい硬い手に輪郭をなぞられると、息がつまるほどに苦しい。
彼女の滑らかな頬をたどる人差し指の刺激、厚手の手袋の滑らかな布地の感触。
軽く本棚にもたれかかると、セバスチャンは更に彼女との距離を詰めた。
本棚と彼に挟まれるなんて、ロマンス小説のワンシーンみたい.......。
ドキドキとせわしなく鼓動を続ける胸の音は、このままでは彼に聞こえてしまうのではないかと思わずにはいられないほどに大きく高鳴る。
彼女がほんの少しの期待を孕んだ瞳で見上げると、セバスチャンは左手を本棚について彼女を更に追い詰めた。
秋の夕暮れのようなオレンジがかった赤い瞳は、名前を捕らえて離さない。
そっと、彼が名前の頬から手を離す。
セバスチャンの右手が、期待に震えつつも瞳を閉じて唇を突き出している彼女の背後へと回される─。
彼は彼女の耳元に唇を落とすと、とびきり甘い声でぼそりと囁いた。
「お勉強をされているのかと思いきや、こんなふしだらな本を読んで」
「え、?........っあ!!」
セバスチャンは名前の背後に隠されていた本をぱしっと奪い取ると、小馬鹿にしたような目でペラペラの小説の頁をぱらぱらとめくった。
一方、すっかり騙し討ちのような手法で隠していたロマンス小説を取り上げられてしまった名前は涙目である。
返して返してぇ、と鼻にかかったような声で請うも意地の悪い執事がそうそう簡単に本を彼女の手に戻すはずもなく、名前がぴょんぴょんと飛び跳ねてセバスチャンの手から小説を奪い返そうとすると、彼は名前の手には届かぬようわざとらしく手を上げる始末。
しまいにはセバスチャンは小説の一文を馬鹿にしたように音読し、やれやれとため息をついた。
「リチャードソンの『パミラ』ですか.......随分と古い作品をお読みになるのですね」
「だって.......素敵なんですもの.......」
「“素敵“ねえ........」
値踏みをするようにセバスチャンが小説の表紙をトントンと叩くので、名前は小さく縮こまって視線を反らした。
素敵なんですもの、わたしにとっては。
小さく呟くと、セバスチャンが彼女をちらりと一瞥する。
嘲笑うように牙を見せて笑った彼は名前の背後の本棚からするりと一冊の小説を抜き取ると、彼女の目の前で皮肉っぽく揺らしてみせた。
深い深い朱色の表紙に金の箔押し。
装丁すら美しく愛らしいデザインのそれは、彼女が探していたシャーリー・ブロンテの『ジェーン・エア』である。
名前はハッと小説のタイトルを瞳に入れると、セバスチャンから取り返そうと反射的に手を伸ばした。
「おっと.......、いけませんよお嬢様。『パミラ』も『ジェーン・エア』も街の貸し本屋にでも引き取っていただきます。レディがこのようなロマンス小説などお読みになるものではありません。」
すぐさまさっと本を持つ手ごと頭上へ遣って名前をかわしたセバスチャンは、二冊の本を本棚のてっぺんへ置くと、名前を叱りつけるようにピンと人差し指を伸ばして口を開いた。
「そもそも、このようなくだらない恋愛小説などにうつつを抜かしてはロクな大人に育ちません。街中でもたまに見かけますよ、ロマンス小説を読み耽って仕事をしないメイド、小説に感化されて使用人と駆け落ちをする令嬢.......まったくの害悪です。今後はこのような物はお読みになりせんよう。」
テキパキと本を片付けたセバスチャンは、ぐずぐずと泣きじゃくる名前に“何かお嬢様に相応しい読み物を仕入れておきます。ブラウニングやテニスンの詩集でも。“とだけ言って、図書室を去ろうとする。
大きな革靴が一歩、また一歩と出口へと近づくのを涙をたっぷり溜めて見ていた名前であるが、セバスチャンの手にむんずと掴まれている二冊の本を悲しげな色の瞳で見やると遂に意を決したように駆け出した。
あれは彼女の恋愛のバイブル、日常生活の唯一のときめきなのだ。
彼女は勢いよく背後からセバスチャンに飛びつくと、燕尾服のテールの部分をぎゅうと握って足止めをした。
ふわり、ふわり、ロマンス小説のヒロイン達が着ているようなピンク色のドレスが大きく揺れる。
スカートがめくれ上がるのも気にならぬほどに必死で、名前は頭の固い執事に泣きじゃくりながら許しを請うた。
「お願い.......!捨てないでください!!それは、私のとってもお気に入りの本なのです!!」
セバスチャンは背後を振り返ると、至極面倒臭そうにやれやれと肩をすくめた。
しかし教育方針を変える気はないのか、泣きつく名前の手に小説を返すことはない。
彼はぐじゅぐじゅと鼻を鳴らす名前の頭にぽん、と手を遣ると、彼女に目線を合わせて厳しい表情を崩さずに言い聞かせる。
それはどこか幼い日に聞いた厳しい父の姿にも似ていて、名前はいっそう息苦しさを覚えた。
「いけません。どれほど貴女がお泣きになろうと、ロマンス小説だけは許しません。お嬢様がこんな物を読んでいると侯爵夫人がお知りになれば、私もお嬢様もこっぴどく叱られることになります。」
「叔母様はこんなことでお叱りにはなりません!!.......確かに、くだらない物を読んでいると皮肉はおっしゃるかもしれませんけど.......」
言い訳がましく都合の良い時にだけ叔母の性格を一段階優しく解釈する名前にすっかり呆れてしまったセバスチャンは、彼女の泣き腫らした瞳と頬に刻まれた涙の筋をつう、と人差し指でなぞって本日何度目かのため息をついた。
ロマンス小説が及ぼす悪影響について、この頭の弱いお嬢様は何も認知していないのだと悟った彼は『パミラ』の中ほどの頁を開くと、名前の眼前にずいっと文章を見せつけた。
そこはちょうど、パミラの寝室にB氏が忍び込み彼女に一夜の共を申し出るシーン。
そしてそこには、ややオブラートには包んであるものの男女の絡み合いが描写されている。
セバスチャンはそのシーンをゆっくりと、ねっとりと鼓膜に絡み付く声音で音読すると、顔を気の毒なほどに赤らめている名前を横目で見遣って、ぱたんと本を閉じた。
「分かるでしょう?この類の小説はどうあがいても性描写と切っても切れない関係にありますから。お嬢様ほどの歳の女性には相応しくありません。このようないやらしい読み物─、世の中にはこういった小説を片手に“孤独なる悪徳“─、つまり、自慰に耽る少女もおられると。」
「わ、わたし!!わたしそんなことしません!!」
うわああん!と子供のように泣き出してしまった名前の頭を軽く撫でると、セバスチャンは“お嬢様はそうでなくとも、世間の見方はそうだということです“と淡々と続けた。
ひっく、ひっく、としゃくり上げ始めた名前をそっとあやすように抱き寄せると、セバスチャンは名前の目尻に溜まった涙をハンカチーフで拭い取り、彼女の耳にそっと囁く。
“いやらしい娘は、私は嫌いですよ。この世の何よりもね。“
耳穴に流し込まれた言葉は、薔薇の刺のように彼女の身体の内側を切り裂いてゆく。
いやらしい娘は嫌い、ロマンス小説を読む娘は、セバスチャンは嫌いなのだ。
名前は止まらない涙に濡れる睫毛を何度も何度も擦って、彼の手にある二冊の本を見送った。
彼に嫌われるくらいなら、たとえどんなにか好きな小説であっても手放してしまった方がマシだ。
名前は自らの出自を呪いながら、空気すらうまく通してくれない喉を震わせてなんとか言葉を吐き出した。
「も、もう.......読みませんから.......」
「本当に?」
こくこくと勢いよく頷くと、セバスチャンは先ほどまでの修道女のように厳しい表情を瞬時に緩ませて名前の後頭部を優しく撫で下ろした。
その手つきは表面上は優しく感じられて、名前はぐす、ともう一度鼻をすすり上げた。
どうして貴族などに生まれてしまったのだろう、好きな小説を満足に読むことすらできないなんて。
先ほどまで思い描いた秋のパリでの妄想物語が現実になる日が来るはずがないと突きつけられているようで、名前はセバスチャンの胸に顔を押し付けて泣いた。
ロマンスの世界では、令嬢もメイドもご主人様も執事もお構いなしに恋愛が繰り広げられるのに。
現実の執事は私を愛してくれるどころか、口うるさく私に淑女教育を施すばかりだ。
背に回される手も後頭部を撫で下ろす動きも、どこまでも優しく慈しむように暖かいのに、彼は簡単に彼女の大切なものを捨ててゆく。
あの二冊のロマンス小説のように、彼女の恋心も陳腐なロマンスとして貸し本屋にでも売られてしまう。
彼女は現実と小説とのギャップにすすり泣き、自身の妄想の物語を飲み込んだ。
この世の美しい物だけを吸い込んで、余計なことは何も知ることのない少女になりなさい。
幼い日に聞いた父親の声が脳裏に響く。
レディはそうならなくてはならないのだ。
馬鹿げた小説は読んではいけない。
そう、決まっているから。
泣きじゃくる名前をそっと抱きしめてあやすセバスチャンは、ぽんぽんと名前の背をたたいた。
あまり長くこの小説を屋敷に置いておいては、この感傷屋の名前の傷口に塩を塗り続けるも同じ。
今夜中に屋敷から全ての恋愛小説をリストアップし、明日にでも貸し本屋を引き取りに来させるべきか、と。
彼の黒い手帳には、数時間後には美しい細長い文字で明日の予定が刻まれるであろう。
午前:本の引き取り。
そして午後には馬鹿馬鹿しい小説を頭から綺麗さっぱり追い出すためにも、名前のラテン語のレッスンを平素より厳しめに、時間をたっぷりとって行う、と。
セバスチャンは泣きじゃくる名前を抱き上げると、図書室を出て彼女の寝室へと足を進めた。
慰める気はない。
しかし、そのうち泣き疲れて眠ってしまうであろう彼女を寝室へ送り届けるのは、自らの成すべき職務であると。
(ロマンス・メイデン/sebasutian)