追憶の欠片



0731
Mon

噂の美男子について


※22話に該当会話文のみでお送りします

上「あ……あいつは誰だっっあああああ!!!!!」
切「落ち着けよ上鳴」
上「落ち着いていられますかっ!?だって、あれ、だき、っ抱きしめてたやんんんん!!!」
瀬「泣くか叫ぶか怒るかのどれかにしてくれよ。慰めるのも大変」
上「うぅぅ……俺の美の女神がっっっ!!」

「「 おまえのじゃないって 」」

上「冷静にツッコんでんじゃねえよ!なあ緑谷、あいつ誰だか知ってる?」
緑「いや残念だけど。僕も知らないんだよね。でもカッコイイ人だったね」
茶「すごく王子様みたいやった!」
耳「美男美女で絵になってたよね。やおもも結構好きなんじゃない?分類的に」
八「まあ……好きですが。そんなことより彼女の容態の方が気になりますわ!」
梅「そうね。わたしも気になるわ」
芦「梅雨ちゃんはあのふたりどんな関係だと思う?」
梅「気心知れた仲って感じかしら?遠慮がないというか、随分と心を許している相手に見えたわね」
葉「わかる!とっても仲睦ましい雰囲気だったね、尾白くん」
尾「そうだね(いま振らないで…視線が怖い)」

峰「ひぃ?!ちょっ、爆豪と轟!おまえらその殺気抑えろって!こええよ!!!」
爆「あ?出してねえわクソが」
轟「別にどうだっていいだろ」
上「なんて罪な女なんだ女神!でもそんな振り回される人生も捨てがたい」

緑「(多分仕事仲間とかかな?上鳴くんが本気出したらどうしよう)」

1-Aでは蕾融について話題が浮上していた。


0729
Sat

USJ編-あとがき


USJ編、終了しましたぁー!万歳★

主人公の過去が視えてきた回でしたね。
やっと少しだけ公開できて嬉しいです。主人公視点で本来書いていた人なので書けないのは辛かったです。まだ主人公視点かけませんが……。

謎の多い主人公ですが、これで隠されていたひとつめのベールが剥がれたのではないですかね。
はい、そうです。彼女は【元敵】です。
これはこのお話を固める前から既に入れていた要素でした。

原作沿いを書かれている方に多いのは“幼馴染×生徒”“誘拐×敵”などだと思います。
【元敵】という設定にするために色々と追加要素で主人公が出来あがった訳ですが、死柄木との仲の良さと対等差をどうしてもだしたくてそういう設定にしたと言っても過言ではございません。

個性がむちゃくちゃなので人物紹介やら個性紹介などページも作らせて頂きました。
まだちゃんと追加されていないものもあるかと思います。後に追加します。


今回は主人公の過去を一つネタバレすることを目論んだ構成にしました。


途中でかっちゃんと轟くんとの甘いトラップなども入れて少しでも血なまぐささを緩和させてもみましたが……アンケートを導入するとアレですね。轟くんの人気が凄くて嬉しいです。一応贔屓ですからね。

上鳴くんが割と好きなのであまり登場させることが出来なかったのは残念。
だけど次回は彼も活躍するので、こうご期待!

今後、主人公視点が書ける日も近いんじゃないかと思いつつ、オリジナルを入れつついよいよ私が待ちに待っていた体育祭編に突入します!

また少しだけネタバレしつつ新たなキャラが追加されていくので賑わってくるオリジナルキャラたち。全くあと何人増えるのだか……。

閑話が少ないのは物語の進行上の都合です。
そのかわり【log】で皆さまの要望を会話文など作成していきたいと思います。


そして……相澤先生が何故主人公の顔が好みなのかも明らかに……!!!!


更に向こうへ!

また次の回でお会いしましょう!!!
アンケートの投票ありがとうございます!!!


0711
Tue

八百万百は執心する


※7話以降に該当

個性把握テストの日。
声をかけて来た方をずっと男性だと思っていましたが、実は女性だったのだと制服姿を観て落ち込んだのは内緒ですわ。
言動を観察していても、彼女は何処か私と似たような空気を感じて親近感を勝手に湧かせていましたが、話せるきっかけというのもあまり見つからずに居た。
けれど、轟さんの一件で声を再びかけられたことにより、試しに彼女にこちらか接触をはかってみた。

「あの」

声をかけると彼女は麗日さんと談笑していたようでしたが、私の方へ振り向き。口角を和らげたまま。

『どうかしましたか?』

その訊ね方一つ一つがどうしても、惹かれるものがある。
まるで、御伽噺に出てくる王子のようで所作さえ美しいと思う。

『その説はありがとうございました。席、替わってくれようとしてくれて』
「あ、いえ。あれは轟さんの責めの姿勢が目に余るものでしたので」
「あれは凄かったよね。私も何かしようと思ったんだけど、何も思いつかなくて…」
『ありがとうございます』

何処かの青年貴公子かの如く微笑に優雅さと気品を感じながらも麗日さんと共に見惚れていた。
背丈も私より少しばかり高い上に細身の体型。割と筋肉質な身体。

「……男性だったら」
「凄くモテそうだよね」

麗日さんと共に目を合わせて互いに思うことは同じだった。

『(胸でかいなこの子……)牛若丸さん』
「えっ?!」
「違うよ八百万百さんだよ」
『(乳…?)もも?ちゃん』
「(名前で呼ばれた…!)は、はい。その…」
『呼び捨てでいいですよ』

微笑み携えて彼女は優雅に私の手を取った。

『茶々ちゃん』
「お茶子だよ、…もう名前憶えて欲しいよ」
『…ごめん』

名前を憶えるのが苦手のようですが、困ったように微笑まれてしまうと許してしまう。
A組女子の中でそれが広まった。

(格好いいわよね、人の名前憶えないけど/梅雨ちゃん)
(紳士だしさ。この前教材運ぶの手伝って貰ったよ!/三奈ちゃん)
(帰り一緒に帰った時なんて車道側歩いてくれたんやけど/お茶子ちゃん)
(顔綺麗だし、うちのクラスの男子にない美男子っぷりだよね/葉隠ちゃん)
(頭よくて運動できて、個性も優れてて…神に愛された人じゃん/耳郎ちゃん)
(彼女が殿方だったら戦争ものですわね/八百万ちゃん)

(女子全員女に持ってかれた……/峰田)




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