GUNDAM
温泉ってワンダフル!
※『温泉』の続き。お風呂でなにしてんのかなーって話です。
かこーんと、温泉でお決まりの音が響いた。
あ、別にここ温泉ってわけじゃないからね!リリさんから借りたお風呂場ですよ!
「ちょ、スイ、ダメですって……」
「はいはいごちゃごちゃ言わなーい」
さっきからずっと駄々をこねるロランを一蹴しながら風呂場に無理やり入れ込む。因みに2人とも服はすでにとっぱらっております。
だいたい今回はオシオキなんだからロランの意見なんか聞きません!悪いのは他の女と温泉なんか入ったロランなんだからな!(あれ?女の人って誰だったっけ?忘れたけどいっか)
「さすがはボルジャーノンさん素敵なお風呂場ですフフフ」
「怖いです。」
うるさいな、ちょっとよだれがたれただけじゃないか。ていうかそれだけお風呂が豪華だったんですよ。だからそんな真面目にドン引きしないで泣きたい。
とりあえず浴槽の底のふたを閉めて、お湯を出した。ロランの話だと月では全自動でお湯が脹れるんだよね。科学の力ってすごい。
「さて、お湯ためてる間に体洗おっか!」
手早くロランを座らせ私はシャワーを手にロランの背後に立つ。こういうのは早めに主導権を握らないと逃げられる可能性があるもんね!
シャワーのコルクをひねり、出てきたお湯を間髪入れずにロランにかける
「ひゃあっ!!?」
おっといけねえ冷たいお湯が出た。
「やあだロランたら女の子みたいな声出して」
「す、すみません……」
「私は好きだけどね」
私の一言でロランの顔が真っ赤になった。まったくこういうところは純粋なんだから。まあロランはだいたい純度80%くらいでできてるけどね。
「ロランは背中を洗ってもらうのが好きなんだよねー」
ちょっとロランの体を温めた後、自分の手に石鹸をつけてあわ立てそのまま彼の背中につけた。
「スイ!ちょっと……」
「んー?どうした?」
「く、くすぐったいっていうか、なんていうか……」
こっちを向かなくてもロランの顔が真っ赤だってすごいわかる。でもタオルでこするよりこっちの方が皮膚を傷つけないでいいからね、私のせめてもの良心だよ。
……なんて恥ずかしがる姿が見たかっただけだけど。
「背中終わったから次は前ね」
後ろを向かせたまま前の方を洗う、もちろん手が届かなくなるから前を洗おうとするにつれて自然と抱きつくような形になる。私は全然体洗ってないからロランの背中についてる泡が抱きしめている範囲にくっつく。
なんかちょっとくすぐったいしえろいな。
「あの、あたってる……」
「何が?」
「む、胸が……」
「わざとあててんのよ。あ、ここも洗わないとね。」
すっと、下のあれに手を伸ばす。
「だ、ダメですそこは!自分で洗いますから!」
「却下ー」
何度も言うけどオシオキだからね、多少は恥ずかしがってもらわないと割がない。私はそのまま石鹸まみれの手で掴んだ。
両手で優しく洗ってあげる。しっかり泡をなじませて……。石鹸が白いからなんとなく卑猥に見えるのは気のせいだろうか。
「っ……うう……ああっ!」
数分も立たないうちに、ロランは白い液体を吐き出してしまった。私の泡だらけの手がロランの精液によって少し汚れてしまう。
いくらなんでも早すぎないか?
「もしかして、期待してたの?」
「うう……」
「へえ。悪い子だね、ロランは。」
ちらりとロランを見るとまっ赤な顔でこちらを見てくる。目は少し涙ためているし息も荒いからめちゃくちゃえろい。私をさそっているのか。
「ロランどう?本番したい?」
「えっと、あっ……あの……」
「ん?」
「し…………うう……」
何か言うまいと、内股になりながらしどろもどろするロラン。目はあっちこっちを行ったり来たりしてる。この様子じゃあしたくてたまらなんだろう、いつもこうやって前座した後は本番をしてるし。やっぱり体に嘘はつけないしね、思春期だし。
こうやって恥ずかしがっている姿をニヤニヤしながらみてるのもいいけど、もっといじめたくもなってきた。このままじらすのもいいけど、あんまりじらしすぎるとロランだけ楽しんで私は全然消化不良だしねえ?
「ね、教えてくれないと、どうすればいいかわかんないよ……?」
顔を近づけ、ロランの耳元で囁いた。息を吹きかけるおまけ付きだ。ついでに両手で乳首をいじる。感じているのか、目をぎゅっと閉じて、口も同じようにぎゅっと結んでいる。乳首をいじる指にあわせて、息を吸ったりはいたりしている。その息もちょっと荒い。下を見るとまたあれも大きくなってきている。
とうとう観念したのか、ロランはゆっくりと口を動かした。
「し、したいです……。」
「ふふふ、わかったわ。」
ぱっと乳首をいじっていた手を離す。さすがに洗ってない体で本番をするのは気がひけるので手早く体を洗いロランと一緒に泡を流した。はやくしたくて我慢できないのかその間ロランはずっともじもじしてたけど。
溜まっていたお風呂の中に2人で入った。ちょっと狭いけどそれはそれでいいし、量も胸ぐらいでちょうどよかった。あ、座ったまんまでするわけじゃないよ?さすがに狭すぎるし、水が多いと逆に疲れるしね。
というわけで私とロランは壁に背を向けて立った。
「い、いいですか……?」
「別にいいけど、ずいぶんせっかちだね」
「スイがじらすから我慢できないんですよっ……」
まるで私が悪いような言い方だ。まあ確かにいかせないようにぎりぎりのところで止めていた私も悪いだろうけど。
「ん……やっぱロランのはいいわ。私にピッタリ。」
「ッ……それ、まるで僕以外の人とやったことあるような言い方…!」
「まさか、私が行為やってるのはロランだけだって」
ロランが私の片足をくいっとあげた。もう片方の手で腰を握る。私はロランの首に腕を巻きつけた。
「それ、本当ですか?」
「本当だって。何、ロランは私が他の人ともヤっててほしかったの?」
「そういうわけじゃあ…!」
「わかったから早く動かしてよ。あんまりじらさないで。」
私がそういうとようやくロランは腰を動かした。ロランってけっこう独占欲あるんだよね。自分は他の女と温泉入ったくせに。
「んっ……いいよ……っぅ……」
「あぅ……スイ……」
ロランのものが私の膣内をごりごりと刺激する。そのたびにお腹がきゅんきゅんとする。
ロランの顔を見るととろけそうな顔でこちらを見ていた。口がだらしなく開いている。その舌があんまりにもおいしそうだったので思わずかぶりついてしまった。
くちゅくちゅとお互いの舌と中を堪能する。荒い息と体液が絡み合う音だけが、風呂場で大きく響いた。
「スイ……僕もうそろそろ……」
「ん……いっちゃう?じゃあそろそろスパートかけて。一緒にいっちゃおっか。」
まだ余裕のある私はにこりと彼に笑いかけた。対してロランはあまり余裕がないらしく、少し苦しそうにスパートをかけた。
「ひっ……いいよ、いいよロラン……!」
「ああっ……ダメですッ……くっ」
「いく……いっちゃう、あああっ!!」
びくびくと私の中に何かが勢いよく注ぎ込まれた。それでわたしも達してしまった。
「う……はぁ、はぁ」
「……ん。」
お互い息が荒い。それでも私のほうが息が整うのが早かった。
「なーんか、オシオキじゃなくなっちゃったね。ま、ロランの可愛い顔やあえぎ声が聞けたから私的にはいっかな。」
「スイの……イジワルっ……!」
まだ整えきれない息を吐きながら、ロランは呟いた。
「それで、いかがでしたか?ローラとのお風呂は」
「いやあそれがですねリリさん、調子にのってそれから3回ほどやっちまいましてね。ロランが本気で泣いてきたのでそこでストップしましたよ」
「なるほどですからローラは腰が痛くてベッドから出られませんのね」
「まあねえ。オシオキとかいいながらちょっとやりすぎかなと少し反省しています。」
「別に止めはしませんが、ローラは貴重なホワイトドールのパイロット、あまり無茶はさせないでくださいまし。ところで、今回のビデオはありますか?」
「あ、もちろん。月の人たちって本当にすごいですよね。水にぬれても使えるビデオテープを開発するんだから。」
「全くですわね、グエン様が月の方々に執着なされるのも納得が行きます。」
「それにしてもリリ様もお嬢様なのにけっこうマニアックな趣味をお持ちですよね。まあ撮られて興奮する私も私ですけど。」
「全くですわね。……次はどうなさるおつもりで?」
「うーん…メイド服とか着せるのはどうかなあとか思っています」
「まあ、それはいいですわね!」
(……このグエンのいないところで私のローラをそんな風に弄んでいたとは……恐るべしリリ嬢とスイ……)
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