『君とのラブストーリー… それは予想どおりー……』


紫「……なに。病んでんの?」
神「や、年下のアイドルちゃんにやられたらしい」
紫「あー…ね、」


お暇なメンバー集合!

そんなメッセージと共に送られてきた位置情報を頼りに来てみれば、
そこにいたのは、無表情で力無くマイクを握る〇〇だった。


紫「今日バラエティだっけ?」
神「そ。隣が高校生だったらしくてさ、
若さ故の奔放さでグサグサ攻撃された挙げ句
それがプロデューサーさんにハマっちゃったらしいよ」
紫「うわぁ…」
神「完全に引き立て役だし食われたってもう大荒れ」







普段そこまで闘争心剥き出しってわけじゃないのに、
意外と負けず嫌いなんだよなぁ。

俺が来たことに気付いて
ぱあっと表情を明るくした〇〇と目が合い、
自然と広げた腕に飛び込んでくる体を抱き締めた。


『しょお〜っ!』
紫「お疲れ。なんか大変だったみたいだね」
『…んー』
紫「ふはっ、よしよし頑張った〜」


神「〇〇たん俺にはもうハグしてくんないの〜?」
『ジンにはいっぱい甘やかしてもらったからもういい』
紫「言い方、笑」
神「国民的彼氏の俺を使い捨てにするなんて〇〇くらいだからね?」

も〜、と口を尖らせながらも優しいジンは、
そのまま〇〇の頭を軽く撫で、放置されていたマイクを手に取った。







神「グッバイ!君の〜運命の人は僕じゃない〜!」

紫「うるっさ!笑」

俺に抱き付く〇〇に向かって歌うジン。

それを見て、少し表情を緩くする姿が可愛かった。


紫「神宮寺オンステージじゃんもう」
『これわたしが入れたんだよ?』
紫「歌ったことあんの?」
『ううん、サビしか知らない』
紫「それもうぜってぇジンの方が上手いじゃん笑」
『腹立つ……笑』

こちらをロックオンしたまま
バカデカい声で君は綺麗だ、と歌う神宮寺に
〇〇は照れ臭そうに俺の服を握った。


神「とても綺麗だ〜!」
『ふふっ、』








神「紫耀も歌う?」
紫「いや何でよ、笑 俺分かんないから」
神「じゃあ分かるやつね。〇〇なに歌ってほしい?」
『キンキ先輩のAnniversary』
神「おぉ〜!いいねぇ!」
紫「ちょっとやめてマジで。ガチじゃん」
神「君を愛してる〜」
紫「入れんなって!笑」

『じゃあわたし光一くんね』
紫「俺歌うって言ってないんだけど」


こちらの話は聞いてくれないし、
勝手に二人で楽しそうなのも腹が立つ。

けれど、結局その嬉しそうな顔を見て
〇〇がいいならまぁいいか、と思ってしまうあたり
俺も相当甘いと思う。


神「星の数ほどいる〜」
紫「結局お前が歌うのかよ」











廉「———で?」
神「すみません飲ませ過ぎました」
廉「自分ら朝からロケ言うてたな」
紫「……はい」
廉「この時間だともう〇〇送る時間無いよな?」
神「…はい」
廉「分かっとるよ?だから俺が呼ばれたんやろ?
分かっとるけど、今の今まで撮影やねん」
紫「はい…」

廉「どっち?〇〇のスマホから連絡してきたの」


"れん、会いたい"

"すぐ来て"


その場のノリで、
酔い潰れた〇〇のスマホから送ったメッセージは、
予想通りすぐ既読になった。

現在地を送って、後は迎えが来るのを待つだけ。

しかし、到着した廉が寝ている〇〇を確認し、
騒ぐ俺達を見た瞬間
恐ろしいほどの目付きで、流れていたツッパリ魂の音源を切った。








神「すみません。
廉さん俺達からの連絡だとすぐに確認してくれない可能性あったんで、」
廉「言っとくけど明日撮影あんねん」
神「はい…承知してます」
廉「自分ら迎えでロケ行くなら俺が紫耀の車運転して帰れと?」
紫「……はい。あのご自由にお使いくださいませ」
廉「キーは」
紫「こちらです」

さすがに無いとは思うけど、
怒った廉に愛車が傷付けられないか心配しながら鍵を渡すと
物凄く嫌そうな顔で睨まれた。


神「やだ嘘………廉さん〇〇のことお姫様抱っこしてる、」
紫「王子じゃん。めちゃくちゃかっこいいんだけど……!」
神「ヒュ〜!」
紫「ねぇ写真撮ってい……」

廉「自分らほんまに黙らんと車擦るで」
紫「…………」
神「スマホ投げんのはやめなって」











廉「っていうことがあって、ほんっまにダルかったんすよ」

「それはもう確信犯だもんね笑」
廉「そうなんすよ。〇〇にすぐ来い言われたら行きますやん。
なのに行ったらコイツら二人でハッスルしてやがって」

「結局〇〇ちゃんは送ってったの?」
廉「そら送りましたよ。コイツ覚えとらんかったけどな」
『廉くん大好き♡』
廉「ッ俺は……そんなやっすい言葉には誤魔化されんぞ!」

「いや顔顔!」
「ちゃんとニヤけてんのよ!」








@xxx
じぐひら二人でハッスルしてんの想像つくなwww

@xxx
キンプリのカラオケ一度でいいからのぞきたい

@xxx
待っってしっかり動画回してる平野さんんん!!!

@xxx
たった20秒でも地上波で完全にオフの3人見れたことが最高すぎる

@xxx
歌うじぐひらの間でしんだ顔してるれぇん可愛すぎる

@xxx
〇〇ちゃんよくこの騒音の中で寝てられるな

@xxx
🎞️ じぐひら 愛のかたまり

@xxx
〇〇ちゃんからの連絡にはすぐ飛んでくる永瀬さんさすが

@xxx
潰れた〇〇ちゃん連れて帰る廉くんってなにその最高のシチュ