雑渡さんと一緒! 285
「今度は何に病んでいるんだ」
「…なに。病んでるって」
「お前、なまえさんに依存し過ぎだ。どうせなまえさんと何かあったのだろう。お前は人付き合いが極端だからな」
「煩いよ…」
極端で悪かったな。どうせ私は度を過ぎた人間だよ。別に今までそんなことはなかったんだ。どちらかといえば人に思い入れることもなければ、人に理解して欲しいなんて考えもなく、人は人、自分は自分と割り切っていた。誰にも理解して欲しいなんて期待していなかったし、深入りされることも好きではなかった。私をこうも変えたのはなまえだ。なまえは言う。人は誰かに支えられて生きている。私も知らぬ間に誰かを支えている。だから周りに目を向けてみろ、と。なまえの言うように周りに目を向けてみたら、確かに私は多くの人間に支えられていた。それは同期だったり、悪友だったり、部下だったり、社長だったり。だけど、その中でも私を最も理解してくれて、最も支えてくれていたのはやはりなまえだった。そしてまた、誰よりも理解して欲しくて、誰よりも側で支えて欲しいと願うのはなまえだった。
これから私はどうしたらいいのだろう。なまえはもうすぐ死ぬ。いや、助かる可能性だってないわけではない。だけど、そんな低い確率に賭けられるほど私は楽観的な人間ではない。私はなまえさえいればそれでよかった。なまえがいてくれるのなら、子供なんていなくても構わなかった。二人でいればどんな毎日だって特別だった。何気ない日常さえも愛おしかった。だけど、なまえは私よりも子供を選んだ。なまえの命が脅かされれば私がどうなるか分かった上でそれを選択した。私が生きる上で最も重要なのはなまえの幸せだった。いつも笑っていて欲しいし、明るい未来を歩んでいて欲しかった。だけど、なまえは私に対してそのような想いを抱いてはいなかった。だから子供を産むという選択をした。私に隠してまで。結局のところ、私はなまえにとってその程度の男だった。その程度の想いしか抱かれていなかったのだろう。
「…なまえはね、もうすぐ死ぬんだ」
「死ぬ?病気なのか?」
「いいや。出産を機に死ぬんだ」
「何故?」
「あの子は心臓が…身体が元々丈夫ではない。おまけに血液をサラサラにする薬を飲んでいる。あの子はもう死ぬんだ…」
「なまえさん、妊娠しているのか?」
「そう…そうだ。もう堕ろせない週数まできている」
「そうか。それはおめでとう」
「おめでとう?照星、お前…っ!」
何がおめでとう、だ。何もめでたくない。なまえはもうすぐ死ぬ。私の子供を産んで、その結果死んでしまう。70%の確率というのはかなり高い。もちろん、出血多量であろうとも死なないこともあるだろう。だけど、それは僅かな確率だ。お前、出血が原因で死んだ人間の顔を見たことがあるか?面白いくらい一瞬で顔面が蒼白になり、どんなに呼びかけても目が虚ろになるんだぞ?救いたいのに何も出来ず、簡単に失われていくんだ。過去に何度も見てきたから分かる。本当に一瞬で死ぬんだよ。それをなまえがこれから経験するんだ。あんな風に死んでしまうというのに、何がめでたいだ。
悔しくて、悲しくて会社にいるというのに涙が出た。もう泣きたくない。なのに涙が勝手に出てくる。明るい未来を想像したいのに、微塵も想像出来ない。死を回避出来ない。
「それは辛い選択をしたな、なまえさん」
「そう…そうだ、そうだよ!」
「普通に考えてお前よりもなまえさんの方が辛いだろう」
「いいや!あの子は私のことなど微塵も考えていない!」
「お前、相変わらず子供だな。父親になるんだろう?大人になれ、雑渡。お前が今すべきなのはなまえさんを支えることだろう。男親に出来ることなどたかが知れているのだから」
「そんなこと分かっている!」
「分かっているのなら泣くな。前を向け」
「煩い!もう帰れ!」
照星に書類を叩きつける。もう帰ってくれ。綺麗事はたくさんだ。理屈で片付けられるのなら、私だってそうしている。結婚したいほど好きな女がいなくなるかもしれないんだぞ?その絶望などお前には分かるまい。
泣いても何も解決しないことなど分かっている。今、一番不安なのはなまえであることも分かっている。だけど、それを支えられるだけの余裕がない。なまえは私に幸せの形が変わったと言った。ようやく幸せを作ることの出来る未来への切符が手に入ったと言った。その未来になまえはいないというのに、そう言った。それも、嬉しそうに笑いながら。
「私はなまえにとって何だったのだろう…」
「お前、本当に子供だな」
「煩い!早く帰れと言っただろう!」
「雑渡。お前の心中が分からないとは言わん。だが、今お前が取っている態度は不正解だ。好きならちゃんと考えろ」
「私にどうしろと言うんだ!?」
「なまえさんが誰の子を、誰のために産むのか考えろ」
「そんなの、子供のために産むに決まっているだろう!」
「果たしてそうだろうか?」
そうだろうか、とはどういう意味だ。なまえは子供のために産むに決まっているだろう。いや、もしかしたら自分のためというのもあるかもしれない。女として子供を産んだというステータスのために産むのかもしれない。そういう考え方が一番嫌いだ。何がステータスだ。子供を産むことが女の幸せだというのなら、残された男は何なんだ。ただの種付けとしての価値しかないということか。だったら、誰でもいいだろう。私でなくてもいい、そうだろう?子供は幸せになるために産むものなのではないのか?ただの自己満足のために産むのなら、子供などこの世にいなくてもいい。必要がない。
照星を追い返し、顔を洗ってから営業部に戻る。部下の前でこんな情けない顔を晒すのはいつぶりだろうか。きっと全員がなまえと何かあったのだろうと察している。私をこうも揺らがせるのはなまえしかいないのだから。
仕事効率が落ちている私が会社から出たのは結局20時過ぎだった。もう心も身体もボロボロだ。早く酒を飲みたい。何も考えられなくなるほど飲んで、思考を停止させたかった。
「雑渡、みーつけた」
「お疲れ。遅いな」
「…なに」
「飲みに行こうよーってお誘い」
「というか、行くぞ。ほら」
会社から出たら例によってヨルと佐茂がいた。何なんだ、こいつらは。そんなに暇なのか。待ち伏せが趣味なのか。
人前で酒を飲む気にはならない。多分、泣いてしまうから。だけど、家で飲んだら今度はなまえを責めそうだった。だから毎日車の中で馬鹿みたいな量を飲んでから家に帰っていた。飲んでいるうちに自分を責めて、言いようのない不安に苛まれ、どうしても明るい未来を想像することが出来なくて泣く。久し振りに吸った煙草は思っていたよりもずっと不味くて、そして、どれだけ吸っても楽にはならなかった。気も紛れないし、時間も潰れないし、本当何のために吸っているんだか。それでも吸わずにはいられなくて、自分でも病んでるなぁと思った。このままだと駄目になると分かっているのに、どうしたらいいのかが分からない。もう考えることも面倒になって、ゆっくりと身を滅ぼしていくのも悪くはないだろうと闇に飲まれるがまま生きることにした。
だから、私は帰る。今日も死ぬほど飲むんだ。私に構うな。
「はい、確保ー」
「な…っ、離せ!」
「おー。流石は元営業部。やるなぁ」
「何を隠そう、アメフト部のエースもしてたよー」
「あー、納得。いい肩幅してると思ってたんだよ」
「それ、あんまり嬉しくない」
「おい、ヨル!いいから離せって!」
頼むから私に構うな。私はもういいんだ。そう言ったのにヨルに担がれて佐茂の車に乗せられる。最早、拉致といっても過言ではない強引さで連れて来られたのは個室の居酒屋だった。私は帰りたい。なのに、隣に座られて出るに出られなくなった。強引とか、そんなレベルではない。
強制的に目の前にビールが置かれる。そして、強制的に持たされて、無理矢理に乾杯させられる。本当に何なんだ。
「あー。乾杯したのに飲まずに置いた。粗相だよ」
「学生か」
「ほら、飲め。何と今日は俺らの奢りだ」
「何で?」
「そりゃあ、雑渡がパパになるお祝いで?」
「いや、感慨深いよなぁ。なまえちゃんともう六年だろ?」
「………」
なまえから妊娠したことをヨルも聞いたのか。23週まで頑なに黙っていたけど、もう解禁でもいいからね。何があろうとも堕ろせないのだから。あぁ、もう。「23」という数字が嫌いになりそうだ。
苛々してきて煙草に火をつけてからビールを一気に飲む。もういい、お前たちが私に飲ませたいのいうのなら、お望み通り飲んでやるよ。その代わり急に怒り出したり、泣き出したりしても責任は取らないから。そのくらい私の情緒は不安定だった。日中、少しでも暇な時間があると泣きそうになるし、昼に弁当を広げるだけで言いようのない罪悪感と喪失感に苛まれる。居ても立っても居られなくて、誰も来ない所に行きたくて古い資料室でこっそりと泣きながら昼食を摂っているんだぞ、私は。もう、そのくらいおかしくなっている。
「楽しみだね。女の子なんだって?」
「…そう」
「女の子は男親に似るって言うからな。雑渡に似るかもな」
「やだー。そんな女の子可愛くなーい」
「いや、案外美人になるんじゃねぇか?」
「あー。顔はいいもんね、雑渡は。中身は五歳児だけど」
「…何とでも言え」
「性格はなまえに似て優しい子になって欲しいね」
ヨルが何気なく言った一言で胸が詰まりそうになる。なまえに似て優しい子?なまえが育てるわけでもないのに、そんないい子に育つもんか。いや、それどころか私に似て捻くれた可愛げのない子に育つことだろう。理屈っぽくて、いつも崩れそうな足場の上をどうにか立っているような人間なんだ、私は。それをなまえが支えてくれているから私は立っていられた。なのに、なまえを失ったら私がどうなるかなど容易に想像がつく。遂に崩れ落ちた足場から落下し、命を落とすことだろう。あの時のように。
過去になまえを亡くした時、私は闇に飲まれた。右も左も分からない闇を手探りで歩んでいたのに、急になまえという光を得て、明るい道に私は慣れてしまった。なのに、光を失ってしまい、自分がどこに立っているのかも、どこに進めばいいのかも分からなくなってしまった。自死というのは衝動的に起こした行動だ。だけど、私はあの時自ら死を選んだことを後悔したことは一度もない。むしろ、ようやく色んなしがらみから解放されたことに対する喜びの方が大きかった。やっとなまえとずっと一緒にいられる。命を投げ出したことで私はようやくただの男としてなまえの側にいられる。それが嬉しかった。だから、後悔なんてしていない。あれが最良の行動であり、そしてまた、同じことを繰り返すことだろう。結局のところ、私たちは死んでからしか側にいられない運命だった。ただそれだけだ。そう受け入れることにしたんだ。
「もう帰りたい。頼むから帰らせてくれ…」
「まだ駄目。ほら、お酒が足りないよ」
「おう。飲めよ。朝まで付き合ってやるから」
「…明日も仕事なんだけど」
「どうせ仕事なんて手につかないんだろ?」
「ねぇ?どうせ、いつも泣いているくせに」
「なに…どこまで知ってんの?」
「いや、全部?」
「勇気あるよなぁ、女って。俺なら産めねぇよ」
佐茂の一言で確信した。こいつらは私を慰めようとしているのだ。気休め程度に大丈夫だよと言い、何の根拠もなく私を元気付けようとしている。私はそんなことは望んでいない。お前たちに私の気持ちが分かるのか?自分が子供を望んだから、自分が無知だったからなまえが死ぬかもしれないと悔やむ気持ちが。本当は可愛いと思いたいのに我が子を可愛いと思えない苦しみが。あと数ヶ月で妻を失うかもしれないという恐怖が。それをただ見ていることしか出来ないという無力さが。分からないだろう?私だって経験して初めて分かったんだから。出来れば分かりたくなんてなかった。ドラマを見ながら「こんなことがあるはずがないだろう。所詮は作り物だ」と言っていたように、他人事だと思っていたかった。
「…悪いけど、そんな話なら帰らせて欲しい」
「駄目だって。なまえに頼まれちゃったからさぁ」
「なぁ?」
「…なまえが何て?」
「いや、雑渡のこと支えてあげてって」
「自分では出来ないからよろしくって」
「本当、自分勝手だよね」
「おまけに、一途なんだよなぁ。痛いくらいにさ」
「本当、似たもの夫婦なんだね。雑渡となまえは」
「待て。どういう意味?」
私となまえが似たもの夫婦?そんなはずはない。こうも似ていないことがあっていいのかというほど私たちの趣味や思考、考え方は異なっている。それでよく夫婦を続けていたものだと思うほど、私たちは似ていない。
私が訝しげな顔をすると、佐茂とヨルは顔を見合わせた。
「自分じゃ分からないものなのかな」
「みたいだなぁ」
「なに。なにが言いたい?」
「なまえ、雑渡に生きる希望を持ってもらいたかったんだって。自分がいなくても、ちゃんと幸せになって欲しいって」
「子供がいたら雑渡の未来を導いてくれるだろうからって」
「…なに、それ」
「自分が例えいなくなっても、子供さえいれば雑渡は幸せになれると思ったから、どうしても産みたかったんだって」
「なまえちゃんは身体が弱いから、雑渡よりも先に死ぬことになる可能性があるのがずっと気がかりだったんだとさ」
「な…に、それ…そんなこと、私は…望んでいな…い…っ」
ボタボタと涙がテーブルに落ちた。私は別になまえに幸せにして欲しいなんて思っていない。私は自分で勝手に幸せになる。なまえさえいればそれで私はいいんだ。なまえがいなくなれば死ぬ。それでいい。それでいいんだ。
誰が私と同じだけの愛情を向けて欲しいと頼んだ。例え自分が側にいなくても幸せに生きてさえくれればそれでいいと思うなんて馬鹿げている。まるで私のような思考ではないか。いつも笑っていて欲しい。いつも幸せであって欲しい。なまえが歩む道はいつも希望に満ち溢れたものであって欲しい。そう願っている。それを私に向けて欲しいなんて言った覚えはない。どうして私のことをそんなにも、そんなにも想って…
「馬鹿じゃないの…本当、馬鹿だ。何なんだ…っ」
「ねぇ。相手が幸せならそれでいいなんてね」
「似てるよなぁ、お前となまえちゃん。深いというか、重いというか。自分よりも雑渡の幸せを願っているとはなぁ…」
「一途も度を超すと厄介なもんなんだね」
「なぁ?まぁ、お前は腹を括るしかないんじゃねぇの?」
「ね。ちゃんと受け止めてあげなよ。なまえは雑渡を受け止めているんだからさ。そんな子、そうそういないからね?」
「分かってる。分かってるからこそ、失いたくない…っ」
「まぁさ、もう受け止めなよ。なまえ、待ってると思うよ」
人を好きになるとは、愛するとは何だろう。生きるとは何だろう。幸せとは一体何なのだろうか。この苦しみもいつか笑い話となるのだろうか。それとも、生涯背負っていかなければならないのだろうか。いずれにしても、現実を受け止めなければならない。そんなことは分かっているんだ。私だって子供ではない。命には限りがあって、おまけにいつ失われてもおかしくないほど儚いものだと知っている。自分の足でちゃんと立ち、未来に向かって歩んでいかなければならない。どんなに愛していようとも命が同時に尽きることなど稀で、どちらかが先に逝くことになるのが一般的だろう。自分が先立ち、後のことは任せた、なんて身勝手な話なのだ。だけど、それは贖うことの出来ない運命でもある。人は結局のところ死期を自ら選ぶことが出来ず、一人で死んでいくしかない。だから、一瞬一瞬を大切に生きていかなければならない。何も残せないかもしれない。もしかしたら明日死ぬかもしれない。大切な人と二度と会えないかもしれない。だから、悔いのないように毎日生きなければならない。例えどんなに喧嘩したとしても、未来に繋ぐためにちゃんと話し合い、解決に向かうように努めなければならない。出来れば同じことで二度と喧嘩しないように。毎日笑顔で過ごせるように。そう教えてくれたのはなまえだった。なまえが私に教えてくれた。生きることの尊さを、命の儚さを、人を愛し、愛されることの喜びを。人を想うあまり切なくて泣く弱さも、自分よりも幸せになって欲しいと願う身勝手さも、他に侵害されることが許せないと考えてしまう醜さも、何もかもなまえが教えてくれた。なまえが私を人として形取ってくれた。
私はなまえに何が出来る?生涯を掛けても返しきれないほどの恩があるなまえを幸せにするには何が足りない?今、私はどうすべきなんだ。夫として、私は何をすべきなんだろう。
「…もう帰る。頼む、帰らせて」
「えー。もう帰っちゃうの?」
「なまえに会いたいんだ。帰らせてよ」
「ちゃんと向き合えるのか?」
「ん…ありがとう。腹は決まったから」
「偉いじゃーん。私らのお陰っしょ?」
「まぁね。いつもありがとう、感謝しているよ」
私がそう言うと佐茂もヨルも意外そうな顔をした。それはそうだろう、こんなこと普段の私ならば言わないのだから。私が変われたのはなまえのお陰だ。だから私はあの子を失うわけにはいかない。あの子を一人にしてはいけない。
タクシーを呼んで家に帰る。鍵を開けてから、なまえに何と言おうか考える。多分、何と言ったところで許されるわけではない。どうして私はいつも自分のことしか考えられないのだろうか。どうして私はいつも余裕がないのだろうか。なまえの方が余程大人だ。尻に敷かれるのも納得出来る。
とりあえず謝って…と考えていると玄関のドアが開いた。
「おかえり…えっ、何で入って来ないの?」
「よく私が帰ってきたと分かったね」
「いや、鍵が開いた音がしたから…」
「あのね。強盗だったらどうするの?もっと危機感を…」
「はいはい。とりあえず、入って。もう寝るでしょ?」
「うん。今日の夕飯は何?」
「え?どうせ今日も食べないでしょ?」
「食べるよ。私が何を楽しみに生きていると思ってるの」
まぁ、流石に米はいらないけど、おかずと味噌汁は欲しい。なまえの作る食事を家で食べるのは久し振りなんだ、食べさせて欲しい。それで、ちゃんと未来の話をしよう。
私がそう言うと、なまえは目に涙をいっぱい浮かべながら抱き締めてきてくれた。煙草くさいし、お酒くさいと言って。そうだね、ごめんね。弱くてごめん。いつも自分のことばかりでごめん。許してくれなくてもいい。怒ってくれて構わない。だけど、ちゃんと二人で考えさせて欲しい。三人で幸せになる方法を。幸せな未来を繋ぐ可能性を二人で話そう。私一人が幸せになるなんて馬鹿げている。ちゃんと二人で…三人で幸せになろう。それ以外の道なんて今は考えなくてもいいんだ。幸せで、明るい未来を得るための話をしよう。
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