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2026 06/19
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その日、立花はドキドキしていた。今日は久し振りに恋人と存分にえっちな事が出来る日だ。明日は休みだし、その他諸々の準備も万端。そして…
悪い子判定して貰える事もしておいた。きっと今日はお仕置きえっちをして貰えるはず。
最近のえっちな事は優しくて宝物みたいに大切に扱って貰っていたものばかり。
それも悪くないが、今日は激しいのがしたい。立花だって、お年頃。たまには本能のまま、恋人と愛し合いたい。特に、この間のお仕置きえっちは凄かった。普段のお仕置きえっちも悪くないが、あそこまでするのも悪くない。立花だって恋人が好きだから、恋人の全部が欲しい。
立花はやっぱり悪い子になる事を懲りてなかった。
ドキドキしていると、部屋に訪問を告げる音が鳴り響いた。慌てて相手を見ると、恋人のマンドリカルドだった。普段の服ではなく、支給した部屋着用のパーカーだ。慌ててロックを解き、部屋に招く。
「こんばんはっす、マスター」
「いらっしゃい、マンドリカルド」
さり気なくベッドに座らせ、自分もその隣に座る。すると、マンドリカルドが体を寄せた。
「あれ、立花?シャワー、浴びてます?」
「あ、分かる?」
「なんか、甘くていい匂いがするっすね…これ、どうしたんすか?」
首筋に顔を近づけ、マンドリカルドが匂いをすんすん嗅ぎながら、尋ねてくる。立花が答えると、マンドリカルドが匂いを嗅ぎながら尋ねてきた。それに立花はドキドキしながら答えた。
「バレンタインデーの時に、チョコのお返しでガウェインから貰ったボディソープを使ったんだ」
「ふーん…」
立花の一言にマンドリカルドは呟きながら、鋭い目を更に鋭くさせた。だが、すぐにその表情を隠す。にこにこと笑いながら、「そりゃ、良かったっすね。ガウェインも喜ぶっすね」と言った。そんなマンドリカルドに立花はどきりとする。ドキドキと高まる胸の鼓動を必死に抑えた。
マンドリカルドは良くも悪くも感情を隠す。だが、えっちの時は少し緩むのか、出てくる時がある。立花を悪い子判定した時には、それが顕著だ。明らかに不機嫌になる。本当に一瞬過ぎるくらいに一瞬だけだが。
「でも、えっちの前に恋人の前で他の奴から貰ったプレゼントを使うなんて、悪い子っすねぇ、立花」
その言葉に立花は再びどきりとした。やっぱり、嫉妬してくれた!悪い子判定してくれた!と内心喜ぶ。そんな立花をマンドリカルドはベッドに押し倒す。
「今日のえっちは…お仕置きえっちっすよ?」
囁かれた言葉に立花は内心、今日は激しいえっちだ!と喜んだ。
お馬鹿な事に、立花は悪い子になる事を全く懲りてなかった。
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「ふ…うえぇ…」
「ほらほら。次に行くっすよ?」
「ふ…うぅ…」
泣き出す立花の体をうつ伏せから仰向けにするべく、くるりと体を返すと、マンドリカルドはそう言った。ぐすぐすと鼻を鳴らし、目の前で泣き続ける立花にマンドリカルドは情け容赦なく言う。
「何で泣くんすか、立花?今日はお仕置きえっちだって、言ったじゃないっすか?」
「ち、違う…!こんなの、お仕置きえっちじゃない…!!」
意地悪な恋人をきっと睨むと立花は叫ぶ。
「ぜ、全然、激しくない…!むしろ、普段よりも優し過ぎて、焦らすばっかじゃないか…!!」
そう叫ぶと、うわーん!と立花は泣き出してしまった。
そう。今日のマンドリカルドはいつもよりも優しかった。焦ったいくらい、優しかった。いつもよりも丁寧に丁寧に愛してくれた。
まずは手で全身を愛された。優しく優しく愛された。しかも、敏感な部分は全部避けられて。それでも辛いくらいなのに、今度は丁寧に丁寧に口で愛された。こっちも敏感な部分は避けられて。
ただでさえ、酷く丁寧に優しく愛されて辛いというのに、今日は激しいえっちの気分だから、最悪だ。焦らされて焦らされた体は痛いくらい昂ってしまい、もはや拷問だった。
「そりゃ、今日はお仕置きえっちっすからねぇ」
「どこが?!今日は全然激しくないじゃないか!この間なんか、あんなに酷くした癖に!!」
えぐえぐと泣く立花を宥めながら、マンドリカルドはあっさりとそう言った。そんな意地悪な恋人を立花はきっと睨みつける。そんな恋人にマンドリカルドは、にこにこ笑いながら言った。
「そりゃ、そうっすよ。立花がそうしてくれって言ったんすから」
「え…?」
マンドリカルドの言葉に立花は固まった。自分の下で固まる立花にマンドリカルドは持ってきた携帯用の録音機能のある機械の再生スイッチを入れる。
『立花は、どんなお仕置きが辛いんすか?』
『はげしいの…したいとき…やさしくされると…つらい…』
『そうっすか。じゃあ、次からはそうするっす。じゃあ、復唱しましょう。「お仕置きえっちは滅茶苦茶優しいやつ」。はい』
『おしおきえっちは…めちゃくちゃ…やさしいやつ…』
「なっ…?!」
聞こえてきた音声に立花は絶句した。
なんだ、それは?!聞いたことがない!少なくとも、自分の記憶の中には言った事はない!!
だが、聞こえてきた声は自分と恋人のだ。どういう事だ?!
『んじゃ、どんなえっちが好きなんすか?』
『はげしいやつ…ふだんもすきだけど…たまには…』
『じゃ、ご褒美えっちはそれにしましょう。んじゃ、復唱して下さい。「ご褒美えっちは激しいやつ」。はい』
『ごほうびえっちは…はげしいやつ…』
「はぁ?!」
聞こえてきた音声にまた立花は目を見開いた。どういう事だ?!確かにご褒美にして欲しいくらい、欲しい事はあるが…
な、何なんだ、これは?!一体、何なんだ?!キャスター連中に変な薬を飲まされでもしたのか、自分は?!毒耐性のある自分が?!
『なんで、素直に言ってくれないんすか?』
『だって…はずかしいもん…おれだって…おとこだもん…』
『じゃ、次の良い子判定はそれにするっす。じゃ、復唱して下さい。「素直になったら、良い子」。はい』
『すなおになったら…いいこ…』
「はぁー?!」
聞こえてきた音声に立花は再び叫んだ。
なんだ、それは?!なんなんだ、それは?!
そもそも、自分が素直にえっちの要求を伝えられないのは、恋人の為でもあるのだ。恋人は生前の略奪の暴君だった自分が死ぬ程、嫌いなのである。死後、座で後悔し、反省しまくった結果、性格が激変した程だ。だから、優しいのはともかく、激しいのは言いにくいのである。えっちの時に気遣いまくっているのが証拠だと立花は思っている。
それに、自分は男なのだ。納得いくまで話し合った結果、今の関係になったが、流石に希望のえっちを言うのは恥ずかし過ぎる。素直になんて、言えない。それに、そんな女々しい事を言うのは嫌だ。
恋人は良くも悪くも自分と対等なのだ。しかも、自分は人類最後のマスター。情けない姿は見せられないし、それにマンドリカルドはどんな敵でも立ち向かう強い自分だから好きになったと立花は思ってる。
なら、弱々しい姿を見せて、嫌われたくなんかない。我が儘を言って、嫌われたくない。それが、えっちという恥ずかしいものなら、尚更だ。
「こ、これ…!どうしたの、マンドリカルド…?!」
「あぁ、これっすか?」
立花が動揺しながら尋ねるとマンドリカルドはにこりと笑う。携帯用の録音機能のある機械の再生スイッチを押して音声を止めると、立花に見せるように手の平の上で揺らす。
「お仕置きえっちで鏡を使った時があったじゃないすか?んで、俺、暴走する余り、あんたに対して酷い抱き方をした時があったじゃないっすか?」
「…まさか!」
マンドリカルドの言葉を聞いた立花は青ざめた。意図を察したらしい立花にマンドリカルドはにこりと笑う。
「さすがは立花っすね。察しが良くて、助かるっすよ」
頭のいい恋人ににこにこ笑いながら、マンドリカルドは説明した。
「あの日の翌日のあんた、俺に抱かれ過ぎたせいか、翌日も意識が混濁してたみたいだったんで、諸々を吐かせました。んで、ついでにこの約束も取り付けました」
「む、無効だ!こんなの無効だ!!俺の意識があやふやな上、俺の記憶にもない!こんなの、あらゆる意味で無効だー!」
マンドリカルドの言葉に立花は叫んだ。全身全霊で拒否するように叫んだ。嫌だ嫌だと首を左右に振りながら、喚き散らす。だが、マンドリカルドは容赦しなかった。
「残念ながら、ここにちゃあんと証拠があるんすよねぇ。あんた自ら、俺にこうして欲しいって言った音声という証拠。俺に言わされたとはいえ、あんた自身が言った事ではあるんで、ちゃあんと約束を守りましょうね、立花?」
手の平の携帯用の録音機能のある機械を見せながら、マンドリカルドは言い放つ。逃げられないぞ?と言わんばかりに立花に容赦なく言い放つ。
「という訳で、今日、激しいえっちをしたいなら、『素直な良い子』になって『ご褒美』を貰わないと駄目っす。あげないっす」
「やだー!」
にこにこ笑いながらそう言ってくるマンドリカルドに立花は叫んだ。わざわざ仰向けからうつ伏せになり、枕を掴むと顔を突っ込んで嫌だ嫌だと叫ぶ。そんなの嫌だと全身全霊で拒絶する。
「やだやだ!そんな恥ずかしいの、言えない!!」
「言わないとあげないっす」
「じゃあ、いつものでいいよ!いつもので、我慢する!!」
「ふーん…」
マンドリカルドの言葉に立花は嫌々と首を振りながら、そう喚いた。そんな立花にマンドリカルドは真顔になって冷めた返事をする。だが、にこりと笑うと言い放った。
「じゃ、今日は『いつもの優しいえっち』にするっす」
そう言って、マンドリカルドは立花の体に手を伸ばした。
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「やら!やらやら!!」
「ん…何が嫌なんすか、立花?」
「ひにゃ?!」
嫌がる立花にそこから口を離すと、マンドリカルドは尋ねた。その途端、散々口で可愛がられて敏感になったそこに吐息がかかり、マスターは悲鳴をあげる。顔は枕に埋めるように擦り付け、上げさせられた腰を嫌々というように揺らす。
「そんな汚い所、舐めないでぇ!」
「立花はどこもかしこも綺麗っすよ。それに、どうせここも立花自身が洗ったんでしょ?あと、今日は『いつもの優しいえっち』なんで、優しくしているだけっす」
「嘘だ!いつもはそんな所、舐めない癖に!!」
きっと背後にいる恋人を立花は睨みつける。しかし、マンドリカルドは笑うばかりだ。それどころか、くすぐるように指でそこを刺激してくる。更には反対の手で性器も可愛がってくる。敏感な淵を撫でられ、性器を刺激され、立花の腰から力が抜けた。
「いやぁ…!もう、いれてぇ…!!」
「んじゃ、少し素直になりやすいようにしてあげるっす」
「はぁん…!」
中に指を入れられ、立花は腰をくねらせた。そんな立花の体を抑えながら、マンドリカルドは恋人の大好きな所をとんとんと優しく刺激してやる。それにびくり、と体を震わす立花を見ると、ぷっくりと膨れたそれを挟むように擦った。更には性器も上下に扱く。敏感な部分を同時に刺激され、りつかの体から力が抜け、腰ががくがく震えた。
「あぁ…!そこ、そこぉ…!!」
「立花、ここ、大好きっすもんねぇ。指だけでイッてみます?」
「やだ…やだぁ…!指、やだぁ…!!もう、やだぁ…!」
容赦なく攻めながら残酷な事を言ってくるマンドリカルドに立花は本気で泣き出した。しかし、マンドリカルドは許してくれない。片方の指で刺激し、片方の手で性器を上下に擦りながら、甘く優しく残酷に呟く。
「こっちの中に俺のちんこを突っ込んだら、気持ちいいんだろうなぁ…」
「はぅ…っ!」
わざと分からせるように中の方を刺激するマンドリカルドの一言にリツカの中がきゅうと締まった。その反応に気を良くしながら、マンドリカルドは特にそこを刺激しながら、呟く。性器も上下に擦り続ける。
「今、痛いくらいにちんこ、勃ってんもんなぁ…突っ込んだら、ここもごりごり抉って凄いことになるんだろうなぁ…」
「ぁん…!ぁん…!!」
マンドリカルドの言葉に想像したのか、立花はきゅうきゅう中を締め付け、堪らなそうに腰をくねらせる。そんな立花にマンドリカルドは中のそこを特に刺激しながら、一言。
「今、突っ込んだら、奥までぐりぐり抉って犯せそう…」
「いやあぁ…!」
その一言がトドメだったのか、立花は性器から精液を吐き出した。そんな立花にマンドリカルドは性器を擦り、吐き出させ切る。あまりの刺激にくたりと力が抜ける立花を見て、ふふと笑う。
「立花ぁ…今なら、素直にお強請りできたら…ご褒美あげるっすよ…?」
「もうやだぁ…!マンドリカルド、お願いだから、俺を抱いてぇ…!!」
甘やかすように優しく言うと、とうとう立花は叫んだ。そんな立花にマンドリカルドは笑いながら、尋ねる。
「優しくっすか?激しくっすか?」
「激しいの…!激しいのがいいのぉ…!!いっぱい、抱いてぇ…!」
「了解っす。素直な良い子には、ご褒美をあげるっす」
「あぁん…!」
腰をくねらしながら答えると、マンドリカルドはやっとそれを中に入れてくれた。待望の熱はいつもより熱くて大きくて硬い。こんなに俺なんかに興奮してくれてるんだ!と思うと嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
必死に腰を振り、恋人を強請る。
「ちょうだい…?ちょうだい…?マンドリカルド、いっぱい、ちょうだい…?いっぱいいっぱい、君が欲しいよぉ…!」
「素直になれて良い子っすねぇ、立花。もっと素直にお強請りできたら、もっとご褒美あげるっす」
強請ってくる恋人が死ぬ程可愛くて、褒めるように奥まで突っ込むと、ぐりぐりと奥を抉った。それが気持ち良くて気持ち良くて立花は善がり狂う。
「あ…あぁ…!すご…凄いよぉ…!!そこにいっぱい注いでぇ…!中出しして、俺を孕ませてぇ…!!」
「中出ししたら、あんた、また俺の雌になっちまいますよ?いいんすか?」
「して、してぇ…!マンドリカルドの雌にしてぇ…!!俺を雌にしてぇ…!」
上げた腰に自分の腰を打ちつけながら、マンドリカルドが尋ねると、立花はがくがく体を震わせながら叫んだ。そんな立花にマンドリカルドは心の中で力一杯にガッツポーズをした。
よし、これで目的は達成だ!
そんなマンドリカルドを他所に、立花はあの気持ち良かった行為を思い出す。心も体も満たされまくった愛し合う行為。気絶するくらい激しくて気持ち良かったえっちは思い出すだけで興奮するし、胎の中があれだけ満たされたいと疼く。
想像するだけでも堪らなくなって、立花はマンドリカルドを誘うように腰を振った。自分を犯す雄に媚びる立花はただの雌だった。そこに人類最後のマスターはいない。
自分に愛され、媚びすらしてくる恋人が可愛くて可愛くてマンドリカルドは必死になって欲望をぶつけるように腰を打ち付ける。そんな彼は隠キャ卑屈な元ヤン三流サーヴァントなんかじゃなく、むしろ生前の略奪の暴君に近い。徹底的に自分の雌だと分からせる為に男の立花を奪っていく。
「はぁ…可愛いなぁ…ほんっと、あんたって可愛いっすねぇ…この間みたいに、やぁらしくてかぁわいい…」
「はぅ…!」
「やぁらしいっすねぇ、立花。本当に可愛いっす。この間、鏡の前で見せてくれたみたいにやぁらしくて、可愛いっす」
マンドリカルドの言葉に立花は中を締め付けた。そんな立花に笑いながら、マンドリカルドは囁く。この間と言われ、立花はこの間のお仕置きを思い出した。
鏡に映ったみっともない自分の姿。背後の雄に徹底的に愛され、だらしない雌に成り下がった自分の姿。
あ…あ…!俺、今、あんなやらしい姿なんだ…!!あんな風に、マンドリカルドに愛されているんだ…!マンドリカルドが欲しくて、貪ってるんだ…!!
「ひぁあ…!」
甘やかすように褒められ、いやらしい自分の姿を想像すると、もう駄目だった。自分を愛してくれる雄に甘えるように悲鳴をあげると、性器から欲望が吐き出される。散々可愛がられ、愛されたそれは白濁した液体ではなく、さらりとした透明に近いものだった。そんな雌の痴態と中の締め付けにマンドリカルドも自分の雌の中に精を吐く。
「はい、一発目のご褒美っす」
「ひぃ…っ!」
中を満たす熱に立花はまた果てる。体をびくびくと震わせ、また性器から欲望を吐き出す。先ほどよりも薄いそれは吐き出されたシーツに吸い込まれていった。荒い呼吸をしていると、体をひっくり返される。敏感な中を擦られ、立花は悲鳴を上げた。
「ひぁ…っ!」
「んじゃ、立花」
体を向き合わせ、立花の膝を抱えると、マンドリカルドはにこりと笑う。
「二発目のご褒美、いきますっすよ」
「あぁ…っ!」
体を反転させた事で抜けかけたそれを強引に奥に突っ込んできたマンドリカルドに立花は甘い悲鳴を上げる事しか出来なかった。そして、雌の自分を徹底的に犯してくる雄に媚びて甘え、良がり狂うしか出来なかった。