「もうやめて」
「ああ?誰に指図してんだよ」
IVは私の言葉にあからさまにイラついた顔でそう言った。
「やりすぎだよ」
「俺はお前と違ってたまってんだよ。
何しろ仕事が多くてなぁ」
IVはそう言ってデュエルディスクを外した。
つい先程までIVのファンだと目を輝かせていた男はIVに怯えた表情を向けている。
そんな男をIVが一瞥すれば小さく悲鳴をあげて慌ててその場を逃げ出した。
「····噂にでもなったらどうするの」
「これでも最も紳士的なデュエリストとして名が通ってんだよ。
馬鹿共は俺を信じるさ」
IVは下卑た顔で私にそう言った。
それに間違いはないとは思う。
でもきっといつかしっぺ返しが来る気がしてならない。
私の考えていた事を読み取ったのかIVは更に鋭い眼孔を私に向けた。
「チッ!!興醒めだ····責任とれよ」
そう言って私の腕を乱暴に掴んだIVは私を連れ早足で歩きだした。
私はそれに懸命についていく。
路地をどんどん進んでいけばそこにあった装飾の派手なビルに当然のように私を押し込んだ。
そしてエレベーターに乗せられ私達はホテルの一室へと足を踏み入れた。
「お前が邪魔をしたんだ、憂さ晴らしくらい付き合えよ」
「っ···」
IVは私を乱暴にベッドに突き飛ばした。
そして自身の上着を脱ぎ捨て私の上に覆い被さった。
私を見下ろす彼の表情は先程と比べ随分楽しそうな顔をしている。
「俺のファンの女なら泣いて喜ぶだろうよ、良かったなぁ、名前」
IVは私の頬を片手で乱暴に掴んで自身の方を向かせ噛みつくように荒々しいキスをした。
彼の舌がなんの遠慮もなく私の口内を荒らしてそれから逃げようと必死で肩を押して引き剥がそうとするもその手を掴まれ簡単に拘束されてしまった。
いっそ舌を噛んでしまおうかと考えるもどうしても私にはそれが出来なかった。
だから必死で舌を引っ込めて逃げようとするも彼の長い舌に捕らわれてしまった。
「怪我したくねぇなら大人しくしてろ」
IVはキスを中断して私を睨み付けてそう警告した。
彼に押さえ付けられた手首の骨が軋んだ。
何も言えない私をそれ以上気にする事もなく彼は再び私の唇を塞いだ。
その頃には私にはもう抵抗心など無くなっていた。
私の力が抜けた事に機嫌を良くしたIVは腕の拘束をやめ私のブラウスの中に手を忍び込ませた。
彼の暖かい手が脇腹を直接撫でた事にびくりと反応した私を見てIVは口角をあげた。
「すっかりどこでも感じる女になりやがったな」
IVは下着の上から優しく私の胸を撫でた。
悔しい事に彼の言っていることはその通りなのだ。
こんなことを何度もされ続けているうちに私は彼の行為にどんどん快感を得るようになってしまった。
先程の自分本位か荒い口付けだけで私の中心が既に湿ってしまっていることも自覚している。
「俺は好きたぜ?お前のそう言うところ
、可愛いよなぁ···」
「ひゃっ···」
IVは耳元でイヤらしさをたっぷりと含んだ声色でそう囁き私のブラウスを脱がせた。
それはそれは丁寧な仕草で。
私の反応が良ければ良いほどIVは機嫌を良くして優しくしてくれる。
パチリと音がした。
彼の手によって下着を外されたのだとすぐに気が付いた。
それは私の身体から取り払われむき出しになった胸をIVが撫でた。
「もう硬くなってるじゃねぇか。
ほんとはお前俺にこういう事されるの期待して俺の邪魔したんじゃねぇのか?」
「あっっ!··ち、ちがっ···!」
胸の先端を指で転がせながら空いたもう片方の先端に彼はしゃぶりついた。
舌でころころと転がしては優しく舐められそして吸いつかれながら胸を揉みほぐしている。
私の下腹部はきゅうきゅうと収縮している。
その快楽に居心地悪く太ももを擦り合わせればそれをさせないとばかりにIVは私の足の間に自分の身体を押し込んでそれをやめさせた。
「勝手にオナニーしてんじゃねぇよ。
それにお前はこっちの方が嬉しいだろ?」
IVは膝を私の股関に押しあてぐりぐりと刺激した。
それにより私のそこがぬちょりと小さく水音を立てた。
それにより更に増幅した羞恥心に私のそこはさらにとろりと愛液を溢れさせた。
くちゅくちゅと音を立てるそこを責めると同時にIVは再び私にキスをしながら胸を刺激した。
先程とはまるで違う甘ささえ感じるキスがまるで彼が私を愛しているかのように錯覚させそれだけで達してしまいそうになった。
「なんだよ、結局お前の方が楽しんでるじゃねぇかド淫乱」
たまらなくなってIVの背中に腕を回して抱き付いてしまった。
彼はそんな私に馬鹿にした言葉をかけつつも機嫌良さそうに笑っている。
その表情を見て私の先端は痛い程に硬さを増して秘部はひくひくと収縮している。
もっともっと触れてほしくて仕方なかった。
「ここ触って欲しくて仕方ないんだろ?」
「あっ···んん····っ」
IVはぐりぐりとそこを刺激する。
私はとっくに理性なんて消えかかっていた。
「触ってほしいなら自分で下着脱いでおねだりしてみろよ。
指で自分でおっぴろげてここをぐちょぐちょにしてください、ってなぁ?」
彼の意地の悪すぎる言葉に泣きそうになった。
それでも私は自身の欲望を抑えつける事が出来なくなっていて自ら下着を下ろした。
「すげぇ糸引いてるな、びっちょびちょになってるしこれはもう帰りははけねぇんじゃねぇか?」
抜き取った下着を私の手から取り上げてIVは私にそれを見せ付けた。
思わず目を背ければIVはなんの躊躇いもなく私の下着のその部分を口に含んでじゅるじゅると音を立てて吸ったのだ。
そのあまりの行動にカッと顔が熱くなっと羞恥心で涙が溢れた。
「やらしいよなぁ、名前は。
俺にこんなことされてここ引きつかせてんだから」
「あああっっっ!!」
IVは私のそこに指を押し込んだ。
ピンポイントでお腹側のそこをノックされた事で私の身体が仰け反った。
「俺からのファンサービスだ、名前。
ちゃんとおねだりできたらお前の望み聞いてやるよ」
IVは中に差し込んだ指をすぐに抜いて指に絡んだ私の愛液を舌で舐めとった。
その耽美な光景に身体は震える。
「·····、な、舐めて····」
私は自ら足を大きく広げソコを指で広げた。
そんな私を見て気を良くした彼は上機嫌な笑みを浮かべた。
「どっちを舐めて欲しいんだよ?」
IVは私のソコに顔を埋めて中に舌を差し込んだ。
敏感な突起に彼の鼻先が掠れた。
おそらくわざとやっているのだろう。
「んんっ····あんっ··!りょっ、りょう、ほぅ······!」
素直な気持ちを伝えれば彼が喉を振るわせているのがソコから伝わってきた。
そして分かったと了承して私の突起にちゅうっと音を立て吸い付いた。
「ひゃああんっ!!···あっ、ら、だめっ、···つよすぎっ····!」
ちゅうちゅうとソコに吸ったかと思えば今度はソコに舌を上下に這わせられた。
そして彼の綺麗な長い指が私の中を抉って外と中を同時に刺激された。
「っ、ああんっ···!···だ、だめっ···そんなに、されたらっ·····!」
「良いぜ、···可愛くおねだりできた褒美だ。
イけよ」
IVは更に強く舌を動かしソコを刺激して中から指でぐりぐりと刺激した。
とっくに理性のタカが外れてしまっていた私はその快楽に逆らう事も出来ずに呆気なく達してしまった。
「っあっ、あっ!!イっっ····!?」
それはプシャーと音を立てて噴き出した。
私は達すると同時に潮まで噴いてしまったようた。
「····やっべぇ····お前どんだけえろいんだよ」
それを間近で見ていたIVはカチャカチャと慌ただしくベルトを弛め完全に勃ちあがったそれを下着から取り出した。
「なぁ、もういいだろ?お前ももうブチ込んでほしいだろ?」
「っ、やぁあっっ、そ、だめ···!
さっきイったばっかだからっ····!」
IVは私の突起に先端を擦りつけて入れさせろと訴える。
先程達したばかりのソコは未だ小さく痙攣を続けていて激しすぎる刺激に苦しいと訴えるにも関わらず中は早く頂戴と言わんばかりににきゅうきゅうと収縮している。
そんな様をガン見していたIVはもう我慢が出来ない、と私の腰を掴んで自身を私の中へと押し込んだ。
「あああっっ!!??」
「くっ···こんな、びしょびしょにしてんのに中はまるで俺を逃がさないと言わんばかりに締め付けやがるっ···お前どんだけ俺のこれが好きなんだよ」
IVは我慢が出来なかったようで私の中をがしがしと抉った。
まだ彼のモノに慣れていないソコは痛みを訴えるもほんの少し時間が経てばそれを快楽へと変えた。
「っ、あんっ!!ふ、ふぉおっ!!」
力いっぱい彼に抱き付てばIVも私を力強く抱き締め荒いキスをしながら腰を打ち付けた。
私の顔はどちらのものかも分からない唾液でべたべたになっていた。
それでもそんなこと気にならないくらいその行為が気持ち良くて夢中になっていた。
「くっ、っ出すぞっ!···全部飲み干せよ!?」
「っちょうだ、いっ···!いっぱい、出してぇっ···!」
IVは私の言葉にラストスパートだと言わんばかりに激しく腰を打ち付けた。
そしてその言葉通りすぐに彼のものは中でどくんどくんと収縮して私のなかにそれをぶちまけた。
「あぁぁ····っ、んん····あっ、つい···」
「はぁ···はぁ·····全部、全部飲ませてやる····全部、お前に···なぁ、お前は··· 」
暫く出していなかったのか彼のそれはいつもより出続けていた。
吐き出す度に小さく痙攣するそれが私はたまらなくてまた泣きそうになった。
ようやくそれが終わる頃にIVは名残惜しそうに私の頬を撫で、唇に優しい優しいキスをしてそれを引き抜いた。
思わず嫌だと引き留めそうになって彼の腕を掴んでしまうもつらそうなIVの表情を見て私はすぐに手を離した。
シャワーを浴びて脱衣場に出ればそこには新しい下着が先程脱いだ服の上に置かれていた。
IVが備え付けのボックスから購入してくれたのだろう。
部屋に戻ればもうそこに彼の姿はなかった。
机にはホテルの代金が置かれていてメモ書きで明日の"仕事"の場所か記入されていた。
それを確認して私はソファーに力なく座りこんだ。
横を見れば先程行われた行為により乱れてしまったベッドのシーツが視界に入った。
「私達、·······ねぇ、トーマス、私ね、私ずっと変わらないから······だから·····」
私達はどこまで歪んでいくのだろう?
これはいつまで続くのだろう?
私が貴方の為にしてあげられること本当に少ないの
だから、貴方の言葉だけ、それだけはきっと
私はいつだって貴方を想っているよ