SSまとめ

いつから?

「そういやそもそも名前は俺の事いつから異性として見てたんだ?」

「また急だね」

「聞いたことなかったからな」

「トーマスは私の事はいつから?」

「ガキの頃から、つーか初めて会った日から」

「そうなの?」

「ああ、で、お前は?」

「······トーマスと再会して少ししてから、かな?」

「ふーん」

「·····不満そうね」

「そりゃあ俺が何年片思いしたと思ってんだ」

「そんな事言われてもあと時好きな人がいたからね」

「は?聞いてねぇよ!どこの誰だよ!」

「まぁ、トーマスも知ってる人だけど、さぁ」

「はぁ!?まさか兄貴なんて言わねぇよなぁ!?」

「違う違う、ミハエルでもないよ」

「じゃあ誰なんだよ!?」

「····絶対に誰にも言わない?」

「言わねぇから早く言えよ」

「····バイロンさん」

「········はぁ?」

「だから言いたくなかったのに」

「········父さんが恋敵だったのかよ!」

「あーほんと恥ずかしいから忘れてください!」




はじめての

「トーマスのファーストキスって17歳?」

「なんだよ、急に」

「ううん、別に理由はないけどふと気になっただけ」

「········違う」

「あ、会ってない間彼女とかいたんだ?」

「そんなのいねぇよ」

「え?····トーマス大丈夫?刺されない?」

「その辺の女引っ掛けたみたいに言うなよ!んなことするか!!」

「え?でもじゃあ、いつなの?随分私より早熟だったんだね。私はトーマスと付き合ってはじめてしたのに」

「····もっとガキの頃だよ」

「へぇ?」

「お前も」

「ん?」

「俺のファーストキスの相手はお前だけどずっと前だよ」

「····トーマスまた写真の時みたいに勝手に?」

「····したかったんだから仕方ねぇだろ」

「去年ほそれでも我慢してたくせに」

「状況が全然違うだろ!
フェイカーへの復讐がなければ出会った日にしてたっての!」

「これは酷い(でも本当に平和になったんだなぁ)」




父の日

「トーマスは何かするの?」

「父さんの好きな紅茶の茶葉買ってあるからそれと一緒に食べるケーキでも買うつもりだ」

「当然のように用意してるの偉いね」

「はじめての父の日みたいなもんだからな。
多分ミハエルや兄貴だって用意してんだろ」

「あーたしかに。私はまだ決まらなくてね、会いには行けないから郵送するつもりだしそろそろ決めないと間に合いそうになくて」

「なら俺もなんか一緒に贈る」

「え?うちのお父さんに?」

「ああ、なにかおかしいか?」

「····お父さんは何事だと思うんじゃないかな?」

「大丈夫だろ(ガキの頃から大人になったら結婚したいって言い続けてたしな」

「まぁいい、のかな?
じゃあプレゼント選び手伝ってくれる?


「ああ、任せとけ」

「私もトロンさんに何か渡そうかな」

「きっと喜んでくれるだろうな」

「だといいなぁ」




ひざまくら

「ねぇねぇトーマス」

「なんだよ?」

「膝枕してもらえない?」

「は?俺の膝を貸せってことか?」

「うん、駄目?」

「別に構わねぇけど男の太ももなんて硬いだけだと思うけどな」

「いいのいいの、ありがとう」

「····どうなんだよ」

「すっごく幸せな気持ち」

「····そりゃあ良かったな」

「いや、当然のようにセクハラしないでね?」

「俺の膝枕は高ぇんだよ、名前ちゃん?」

「あとちょっと鎮めてくださーい」

「それは無理な相談だな」

「(若いなぁ)」




GPS

「今日下着買ったのか?」

「····トーマス結局位置情報アプリがっつりチェックしてるよね?」

「メールの返信なかったから見たんだよ」

「(10分くらいなのに)」

「お前今日下着屋に行ってたんだろ?
新しいの買ったのか?」

「随分わくわくしていますね」

「だって俺に見せる為のもんだろ?」

「私が身につける為のものだよ」

「つまり俺が脱がす為のもんだ」

「ん〜〜これは困った」

「俺ベビードールとか好きなんだけど」

「····買ってないけど」

「ああ、俺が買ってやる」

「えぇ····まぁ、ありがとう(嫌な予感しかしないなぁ)」





睡眠

「トーマスって裸で寝るの好きなの?」

「は?別にんな事ねぇけど」

「いつも、その、終わった後もなかなか着ないじゃない?」

「ああ、あれはそりゃあお互いくっついてるなら裸の方が気持ちいいからな」

「私は早めに着たいんだけどトーマスが離してくれないんだよね」

「そりゃああわよくばもう一戦交えたいからな」

「え?」

「正直足りねぇ」

「(なんやかんや絶対2回はしてるのに)」

「昼寝でもするか?」

「服を脱がなくいいならね」

「は?そりゃ脱ぐに決まってんだろ」

「(んーさっきと言ってることが違うなぁ)」




母の日

「お、おい!名前は何をやるんだ?」

「?····ああ、母の日の事?
お母さんは冷え性でエアコンの風に弱いからカーディガンあげるよ」

「そ、そうか」

「どうしたの?」

「俺は何を渡せばいいんだ?」

「あ、お母さんにもくれるの?
ありがとう、でもお父さんの時はすんなり決まったし即決なトーマスにしては珍しいね?」

「····俺は母の日ってやった事ないからな」

「そっか。····大丈夫、トーマスのくれるものならなんでも喜んでくれるよ」

「そうなのか?」

「····お母さん面食いだからね····」

「そうか、なら安心だな」

「(自信家だなぁ、まぁ誰も否定できないくらいイケメンだしね)」




クリスマス

「トーマスはやっぱり家で過ごしたい?」

「クリスマスくらいお前の行きたい所言えよ。
可能な限り叶えてやる」

「え?あ、いや、トロンさん達と過ごしたいのかなって。
家族で過ごすものなんじゃないの?」

「なら名前と過ごすんが正しいんじゃないのか?」

「え?」

「俺達結婚するんだから」

「あ·····うん、ありがとう」

「で、どうしたいんだ?」

「トーマスと過ごせるならなんでも嬉しいよ」

「念入りなファンサービス期待してろよ」



お正月

「トーマス、明けたばっかりですよ」

「だからだろ?姫始めってやつやってみたかったんだ」

「それはね、元旦はダメなんだよ。
二日以降にするの」

「·······」

「·······近所で良いから初詣とか行きたいなぁー」

「俺日本人じゃないから姫始めとか知らねぇし」

「ええ······」

「·····ダメか?」

「·····一回だけね(顔の良さを利用した圧ほんと勘弁してほしい)」

「終わったら初詣行こうな」

「現金すぎますよ、トーマスさん」




バレンタイン

「ほら」

「え?もしかしてバレンタイン?」

「ああ」

「こ、このお店って····高かったし買うの大変だったでしょ?
ここって高級店な上に凄い人気だよね」

「仕事のツテで買ったから別に大変じゃねぇよ」

「そうなの?····ありがとうね」

「····」

「どうしたの?」

「····」

「あ、ごめんね!はい!私からのもどうぞー!」

「····おう」

「(良かった、嬉しそう)手作りだからトーマスのくれたチョコには劣るだろうけど味見はしたから。
美味しく出来たよ」

「そんなもんより名前の作ったもんの方が美味いに決まってんだろ」

「····(さらっとこんなこと言ってくれるところ本当に好きだなぁ)」

「今日は俺が紅茶淹れてやるよ」

「····ありがとう!」



ホワイトデー

「ほら、これ」

「ホワイトデー?ありがとう」

「ああ、開けてみろ」

「うん、あ、ワンピースだ!可愛いね!!ありが··········」

「この前言ったろ」

「んー、まぁそうなんだけどベビードールどころか普通に下着もあるんだけど?」

「お揃いで揃えた方がいいだろ?」

「まぁごもっともなんだけどね、その、せめて下着の意味を成すものが有り難かったなぁって、これ大事な所全部隠せてないよね?」

「着けたまま出来るから良いだろ。
今日着てくれよ」

「·····(頑なにホワイトデー用意するなって言ってたのこれの為だったのね)」