本当になんでこんなことになってしまったんだろうかと恥ずかしくて泣きそうになった。
「もっと動かさないと名前さんが辛いんじゃないですか?」
「っ」
ベッドに座って後ろから抱き締められた状態で自慰を強いられている私は彼に見られながらぎこちなく指を動かしていた。
「僕だって見せたんですから、何も恥ずかしくなんてないですよ」
私はそんなの見せてほしいだなんて一言も言っていないのに、なぜ私がこんな辱めを受けなければいけないのか全く納得出来ていない。
「っ、こ、んなの...やだ...っ」
もうやめたいと彼の方をみて訴えてもそのまま唇を塞がれて私の胸を後ろから刺激するだけだった。
「僕はもっと見たいです、もう少し頑張ってくれませんか?」
きゅっと胸の頂を指で摘まれて。
思わず声をもらしてしまう。
「可愛いですね、本当に」
くちゅりと音を立て耳の中に舌を這わされて。
何度も何度も可愛いと囁かれる。
もう早く終わらせてしまいたいと思い必死で指を動かした。
もう十分潤っているけれど上手く達することが出来ないことがもどかしくて仕方ない。
「っ、て、つや...くん...っ」
「はい、どうしました?」
私の頭を撫でながら依然耳に唇を這わせながら答える。
「...おね、がい...つら、い...のっ...!」
「...名前さんが自分の手で気持ちよくなる姿もう少し見ていたかったんですが...仕方ないですね...」
懇願する私に彼はようやく折れてくれたようで彼の手が私のソコに触れる。
くちゅりと鳴った音が更に私の羞恥心を押し上げた。
「こんなに濡らして...名前さんもえっちですね」
「あっ、ああっ...!や、っ〜んんんっっ!!」
彼の指で少しソコを擦られただけで私は自分でも恥ずかしいくらい感じてしまいあっさりと達してしまった。
それが恥ずかしくて手で顔を覆う私を彼は笑う。
「僕に触られたら簡単にイッちゃいましたね」
「っ、そんなこと、一々言わないでよっ!」
嫌だと彼から逃げようとしたけれどそんなことを彼が許してくれる筈もなくあっさり捕まって押し倒されてしまった。
私を上から見下ろす彼は腹が立つ程嬉しそうな顔をしていた。
「別にいじめているわけではないんですよ。
ただ嬉しくて」
そのまま深いキスをして、何度も何度も角度を変えて、上手く呼吸が出来ないくらい追い詰められていく。
抵抗する気力も無くなり力が抜けた頃にやっとそれから解放された。
「名前さんは1人でこういうことあまりしないんですか?」
「...ちょっと...触ってみたことあるけど...でもやっぱり上手く出来なく、て...」
こんな話を面と向かって話すなんてできない私は彼から視線を逸らしながらそう答えた。
彼はまた嬉しそうな顔をして私の太ももを持ち上げた。
「こんなに感じやすいのに...それってもう僕がいないと名前さんは気持ちよくなれないってことですよね?」
そう言い彼は中に指を入れた。
くにくにと中を探るように動かしたあとすぐにもう一本指を増やされて中を擦られた。
「あっ、やっ、それっ...またすぐイッ、ちゃう、からっ...!」
「いいんですよ。さっきのご褒美ですから、沢山気持ちよくなってくださいね」
達したばかりで敏感になっている身体は自分でも驚く程感じてしまい、それが怖くて彼に抱き付くと安心させるようにまたキスをして。
なおも指は中を刺激し続ける。
「んんんっ!!!」
彼に唇を塞がれたまま背を仰け反らせて2度目の絶頂を迎える。
彼がゆっくりと指を引き抜くと中から私から出た液体とろりと溢れた。
「...本当に可愛いですね」
彼はそう言って顔中にキスをする。
私はもう何も言葉を発することも出来ずにただ彼にされるがままになっていた。
「...僕ももう限界です」
彼は身体を起こし自身にゴムを付け、私のソコに先端を押しあてた。
「凄いですね...入れなくてもいけそうなくらい濡れてますよ」
ぬるぬるとソコから敏感な突起にかけて擦りつけられれば私の身体はびくりと震えてしまう。
「もしかしてこうしていた方が気持ちいいですか?」
ぬるぬると擦りつけながら彼はそんな事を言う。
どうして彼は時々こんなに意地悪になるのだろうと考えまた泣きそうになったけれど今泣いてしまえば更に恥ずかしい目に遭う気がしたので必死で耐えた。
「も、お...いれ、て...!」
「...嬉しいです」
「っあぁっ!!」
彼は私の言葉を聞くとあっさりと中に自身を押し込んだ。
奥まで全て押し込んだ彼は目を細めて私を見つめた。
「...2回もイッた後だから凄いですね...濡れすぎてて簡単に入っちゃいましたし」
「〜し、したのはテツヤ君でしょ!?」
「それはそうですね」
彼はあっさりとそれを認めてわたしの腰を掴んで腰を動かした。
それはただ彼が気持ちよくなる為ではなく、知り尽くした私の気持ちいい場所ばかりを重点的に擦るように。
「や、っそ、こ、ばっかり...あっ...!!」
続けて与えられる強い快楽に耐えるようシーツを握ると彼はその手を解いて自身の背に腕を回させた。
「掴まるならこっちにしてください、...ね?」
「〜テツヤく、テツヤ君っ!!」
もう必死で彼にしがみついて足を彼に絡みつけて名前を呼んで。
そんな私に彼は腰を激しく打ち付けた。
「っ、名前、さんっ!はぁっ...もっと、名前呼んでっ、くださいっ!」
「っ、てちゅ、っんんん!!!」
名を呼んでと言ったのに彼に口を塞がれた私はそれをさせてもらえなくて。
そのまま彼にしがみついて私は再び達してしまった。
それに続くように彼も私の中で達した。
荒い呼吸をしながらまだ唇を合わせられているものだから彼の唾液が私の顔を伝って耳の方まで落ちていく。
それに背筋がぞくっとして手で拭おうとしたけれどその手は彼によってシーツに押し付けられてしまった。
「...名前さん...好きです...」
「...てつや、く...」
一瞬離れたと思えば甘い言葉を残してすぐに合わせられた唇、それは先程とは違う優しいキス。
「1人でするより2人でする方がずっと気持ちいいですね...」
繋がったままぎゅっと私を抱きしめる彼は心底幸せそうな顔をしてそう言った。
「...当たり前だよ、そんなの...」
私ももう一度彼の背に腕を回し抱き付いた、そしてそこで気が付いた。
彼の背中に付いた傷跡に。
それは見てすぐに今まさに付いてしまった傷だと気が付いた。
それはきっと私のせいだろうということにも。
「...ご、ごめんね...痛くなかった?」
「...ああ、傷になっていますか?
大丈夫ですよ、寧ろ気持ちよかったくらいですから」
傷を付けた私が謝って損をしたなんて考えてしまったのは彼の物言いのせいだと思いたい。
「今日は沢山可愛い貴方が見られて嬉しかったです」
わたしの手を優しく剥がし彼は身体を起こし自身を引き抜いた。
欲を放ったゴムを外したところでソコがまだ収まる様子が無いのを見た私は嫌な予感を覚え彼から距離を取ろうと後退る。
「つれないことをされたら寂しいじゃないですか」
でもそんなことを彼が許す筈もなく足を掴まれあっさりと引き寄せられて跨られてしまった。
彼は私に見せつけるように新しいゴムを装着して私を見おろして笑みを浮かべる。
「あの、わ、わたしもうこれ以上...」
「でも僕はまだ一回だけですから」
片足を抱き抱える形で再び彼はソコに自身をあてがった。
「大丈夫ですよ、名前さんは何もしなくてもいいですから。
沢山気持ちよくなって鳴いてくれればそれで構いませんので」
優しい優しい彼の声色はその時はまるで悪魔の囁きのように聞こえた。
「1人で上手に出来ない名前さんがえっちな気分になってしまった時は僕が沢山気持ちよくしてあげますから。
恥ずかしがらずに教えてくださいね?」
結局彼が気がすむまで激しく愛された私が翌日腰痛に耐えながら学校に行くはめになってしまったのは言うまでもわざわざ言うまでもないことだろう。
end