自分よりも優秀でそれでいて努力を怠らない兄の存在は自慢でもあり恐怖の対象でもあるのでしょうね。
比較され嫌な思いもしたと思います。
庇われることに安心感を感じることもあれば劣等感を感じた事も多々あるでしょう。
アニキと呼ぶ程憧れを抱く彼とのタッグデュエル、ましてや退学のかかったものだなんて。
貴方にとってそれがどんなに重い荷になっているかは私にはとても想像できません。
私では貴方のなんの力にもなってあげられません。
それでも
「頑張って下さい」
不安な表情でうずくまる彼にそう言ってしまった。
翔君は驚いた表情で此方を見た後
「ありがとうッス」
笑顔でそう言った。
きっと彼は最初から強い勇気を持っていたのだろう。
だって貴方の回りには沢山の友人がいるのだから。
きっとその友人達は貴方を信じていてくれている。
それはきっと皆が貴方の強さに気付いているからだと私は思います。