「この学園に危機が迫っているのです」
ついにやって来たセブンスターズの襲来。
校長室に呼びだされた私に告げられたのはその事実だった。
鮫島校長はことの成り行きを私に話した。
この闘いに生徒を巻き込まねばならないのだと苦しげに口にする。
「名字君、君にはその生徒達の心のケアを頼みたいのだよ」
「····私にそのような、出来るのでしょうか?」
それほど彼らと密接になった訳でもない、寧ろ可能な限り避けているような私にそんな大それた事が出来るのか、そう問うも鮫島校長は穏やかな顔で答える。
「君にはそれが出来る、そんな気がするんだよ。
もっともこれは教育者としてのただの私の感にすぎないがね」
鮫島校長には私がどう見えているのだろうか。
得体の知れない私になぜそこまで信頼を寄せてくれているのか理解しがたい。
それでも私が今こうして不自由なく生活出来ているのは鮫島校長のおかげだ。
その恩義に答えたい。
ならば答えは一つしかない。
「わかりました。
私に出来る事はなんでもします」
その回答に鮫島校長は笑顔で頼りにしていると言った。
私は貴方の期待に応えることが出来るだろうか