砂倉燦
砂倉 燦
さくら あきら
元ピアニスト。
優秀で努力家のピアニストで、海外でもいくつかルーキーの賞を取っていたが、ある時突然ピアノを弾こうとすると左手の薬指が動かなくなる。それから指が動かなくなる恐怖でピアニストを引退してしまった。
ピアノが弾けないのは悲しいけれど、正直もう頑張らなくていいと安心したところもある。
家はそこそこ裕福だが音楽一家というわけでもなかったので、余計に期待も乗っかっていたし応援されていたし、少し遠巻きにされていたところもある。動かなくなってからは距離ができてしまっていた。
失踪後は死亡扱いとされている。失踪時は20歳。
現在は別名義で作曲家のゴーストライターをしている。指も基本的には動いてくれる。
誘拐されたいと意識的に思っていたわけではないが、どっか消えたいとは昔から思っていた。
それは周囲の環境により定められた道を歩くことに違和感を覚えていたから。(だからこそ指も動かなくなった)
生活はある程度できる。感情表現があんまり得意じゃない。無愛想。童貞。
料理が壊滅的にできない。
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