サラシバ


さにわ、刀ミュを観る。(観劇感想)


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さ「ぬええええあああああ死ぬううううううぅう」

蜻蛉切「主! 敵襲ですか?!」

鶴丸「おっ、主よ、帰ったか。」

さ「ただいまあああああああぁぁぁぁあ」

蜻「鶴丸よ、主はどうなされたのだ。」

鶴「あぁ、何、心配することはないさ。なんでも『みゅーじかる』とかいうものを観てきたらしいぜ。」

蜻「みゅー…じかる?」

鶴「それで、どうだったんだい? 驚きはあったかい?」

さ「やばかった……やばかったよ、語彙力が消し飛んだよ……」

鶴「俺や蜻蛉切も出てきたのだろう?」

さ「出てきた。もう、ほんと……じゃ、まずおつるさんからいきましょうか???」

鶴「おう、なんだい?」

さ「おつるさん、ほんと美しくてさ。まずね、衣装。おつるさんの衣装は動くことでまた魅力を増してみせるんだね。くるくる回ると袖がひろがってさ、白さもあって舞台映えするというか。もうチート感すらあったよね。見れば見る程、じわじわと神々しさが増していくっていうか、後半になるころには、ああこのひと神様なんだなって思った。」

鶴「まぁ、一応、付喪神だしな。」

さ「役者さんのお顔立ちも女性的で、つるんとしてるの。」

鶴「鶴なだけに。」

さ「で、これが後半の……あ、後半は歌って踊るショータイムだったんだけどね。後半に入ると、刀剣男子ががばっと服を脱いで、シンプルな恰好というか、タイトな衣装に変わるのよ。で、体格がもろに出るんだけど、おつるさんがまた女性的なというか、華奢にもみえるというか、とにかく曲線美しいなよやかな体つきをしててだな、ほとんど生ける犯罪だった。」

鶴「へぇ、なかなかだったんだな。女性的というのがちょっとひっかかるが、美しいってのはまぁ悪い気はしないな。」

さ「それと同時に猛禽類も感じた。娼婦とプリマドンナが同居しているというか。とにかくあのおつるさんには子宮が内蔵されてて、かつ会場内のさにわを全員抱いて孕ませるだけの精力があった。」

鶴「それは、喜んでいいのだろうか。」

さ「それでいて、後半ショータイムに入るときに一呼吸挟んだとことか最高に刀剣男子だった。さにわに最高のものを魅せるぞという意気込みめいたものを感じた。」

鶴「そうか、役者が真面目な奴なのかもしれないな。」

さ「うん、くそ尊い。」

鶴「蜻蛉切はどうだった?」

さ「正直あんま覚えてないんだけど、ストーリー的には村正と一緒に中心にいた。というか、村正のせいであまり覚えていないような気もする。」

鶴「うちには居ないが、だいぶイロモノのようだからな。」

蜻「悪いやつではないのですが。」

さ「むしろいいやつだった。あらゆる面で美味しいキャラだったな。見た目もかなり原作近いんじゃないかな。村正よくわからないけど、甘さを引き立てるために塩いれることあるじゃない? アレみたいな感じというか、濃い目のキャラのせいで彼の兄貴度が引き立つ仕組みを感じた。」

蜻「兄貴度」

さ「飄々としてる系のキャラなのにぐいぐい食い込んでくるし。あとものすごく声が通る。美しい歌声してた。蜻蛉切もものすごく美しい歌声してたよ。」

蜻「何やら照れますな。」

さ「おつるさんとか篭手切GOとかは台詞の延長に歌があるんだけど、村正派の二人は歌うと豹変する感じだったな。ショータイムの蜻蛉切はふつうにかっこよかったよ。でも欲を言えば、シナリオ内でもっとイケメン度を魅せてもよかったんじゃないかなって思う。みゅの蜻蛉切は紳士だった。いやうちの蜻蛉切も紳士極まる紳士だけど、みゅの蜻蛉切は若干女性的な紳士だったな。」

鶴「また出たな、女性的。」

さ「しょうがないだろ、美しいと女性的はニアリーイコールなんだから。」

鶴「他には誰がいたんだい?」

さ「御手杵がいたよ、ぎね!」

御手杵「呼んだか?」

さ「ぎねかっこいいよ、ぎね。あんた最高だったよ……」

御「お、おう。」

さ「ビジュアルも一番原作に近かったんじゃないかな。蜻蛉切もでかいけど、ぎねはひょろっとでかかった。」

御「何の話だ?」

蜻「『みゅーじかる』というものを観てきたらしい。」

御「何だそれ?」

さ「気さくなお兄さん全開でな、ショータイムの時にはお客さんにふつうに話しかけてたし。ほんと、気さくなお兄さん。ステージも動きよかったけど、若干狭そうというか。蜻蛉切は広々した本丸で育ったか出陣や遠征でほとんど本丸にいないかでのびのび育ったのかなと。ぎねはこぢんまりしたうちみたいな本丸で内番暮らしなのかなって感じだった。あと部屋汚そう。」

御「なんか俺、貶されてないか?」

さ「誉めてる。私はみゅぎねの飲み残した水をさりげなく飲みたい。変態と言われてもいい、むしろ言われたい。」

御「水が飲みたいのか? もってきてやろうか。」

さ「そういうとこ! そういうとこな!」

鶴「なるほど、主の変態センサーにひっかかったのか。御手杵の今後が心配だな。」

さ「あとみゅぎねは顔がとにかく小さくてだな、あの原作そっくりな顔が。近くでうっかり見ちゃったけど、ほんと小さくて距離感分からなかった。それが気さくなお兄さんとして気さくに話しかけてきちゃうんだから、話しかけられた方はたまったもんじゃないよな。私なら記憶に残せない。」

御「俺と話すのってそんなに嫌なのか……」

鶴「気にするな、主の愛情表現だよ。」

さ「あとね、ぎねに『ハート作って』って団扇やってた審神者がいたみたいで、ぎねはそれに応えようとしてたんだけど、なんと何をどうやってもハートを作れなかったんだよ!!!!! で、その審神者にごめんねしてたんだけど、あれはぎねとしてマジで100億点満点だったな。」

鶴「確かに、御手杵は手で『はぁと』なんか作ったことないだろうからな」

御「???」

さ「みゅぎねの後を付け回したい! さりげなくお箸とか回収したい!」

御「片付けてくれるのは嬉しいけど、それくらいなら自分でやれるぜ。」

さ「私にやらせろ。ああもうほんっと、好青年を変態目線で舐めるように見るの最高に楽しいいいい!」

御「楽しそうでなによりだな。」

さ「ああそうだわ、明石。明石もうっかり近くで見ちゃったんだけど、何あの人、あの役者さんなんなのほんと、美しいにも程があるだろってくらい美しいのな。もともと2.5次元なんか顔面偏差値の高い集団だって分かってたけど、明石は尋常じゃなかったな。人が死ぬ美しさだった。あと、ちょっと裏がありそうなキャラだったの美味しかったな。待って、もっといろいろ言いたいことが。記憶が……ちょっと……混同して」

鶴「茶でも飲むかい?」

さ「ああ、ありがと。ええっとだな、それで。明石は中の人が受け受しくてキャラがバリクソ攻め様っていう矛盾をはらんだお人で。それが、中も外も受け受しいみゅぎねと中も外もゴリゴリの攻めっていう篭手切GOと3人で歌ってるのが印象的だった。」

鶴「何のためらいもなく吐き出すな、主は。」

さ「明石、マジで美しいし、ずっとオペラグラスで見張っててもよかったかなって。多分、ふとした瞬間に受け明石が出る。」

鶴「そういえば明石も篭手切江もうちにはいないな。」

さ「しばらくさに活さぼってるから、完全に置いていかれてるよね! マイ本丸! 今回のみゅを観て篭手切江はちょっと欲しくなった。しかも調べてみたら脇差じゃん、戦力的にも欲しいよね!」

鶴「お、ようやく主が戦場に戻ってくるか。」

さ「やる気のなさで言うと明石を軽く凌駕するけどね! しかし篭手切GOはGOだったな。ストーリー中にやったミニショータイム、もっと盛り上がっても良かったんじゃないの? せっかく派手な演出もあったのに。ペンライト振りたかった人は絶対いる。」

鶴「そういえば、物語の内容はどうだったんだい? その辺り全然触れようともしないが。」

さ「ショータイムで興奮しすぎて色々吹き飛んでるんだよ、分かれ。というか、同行した友達がうまいことひと言でまとめてた。」

御「何て?」

さ「『徳川若草物語』って。」

御「若草……?」

さ「見事なまとめ方だなって思ったよね。でもそのせいで秀忠が赤ちゃんに見えちゃって。」

鶴「そいつはまた大きく若返ったな。」

さ「太鼓叩けるか心配になっちゃったもの。くっそ可愛かったわ。今思えば、あれは私好みのあざとさだった。」

鶴「他にはあるかい?」

さ「粗方出したわ。ありがとう。」

鶴「これで今夜は熟睡できるな。何よりだ。」

御「俺も観てみたいな、その、みゅー……なんとかって。」

さ「よし、今度DVDでも手に入れてくるか。みんなで観ようぜ!」



オチもなく終わる。

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