…
きっと告白が始まるのだろう。2人の後を追う中、私は思った。
護衛をしているような感覚、でもなんかそれが好き。
「なんか後つけられてなーい?」
「気のせい気のせい」
帝結愛は私の存在に気がついたのか?気づかれたくはない……!
私が恋愛見守り隊であることを。
2人は近くのショッピングモールへと行く。ここは、ちょっぴり都会。
「2階に行こっか、まずはな」
「えーみかど、まず1階物色したーい!」
もう、この帝結愛さんは!なんだか生意気だなぁ。
会話はまる聞こえでとても申し訳なく、疲れるが。
「分かったよ。じゃ行くか」
そこらへんを歩く学生みたいに、私は会話を聞く。
違う方向に今は歩いているが、どっちみち2人を追う。
「うんっ!」
キャピキャピした様子の帝結愛は、私の苦手タイプに入る。
彼はこんな子を望むのかな、何だか変人扱いしたくなるけどなぁ。
槙野と帝結愛は1階を回るだろうな。だからちょっとコンビニ行こう……
ストーカーと帝結愛にバレルとマズい。
だから身を潜めて、今は休息の時。
私はオレンジジュースを買った。
コンビニの後ろで飲むオレンジジュース。
暑い真夏のせいか、無くなるのは早い。
10分ほど、暇つぶしにケータイで調べ物をしていた。
ふたりとも上手く行くといいなぁ。
願っていますよ、わたしは。
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