聖宮の巫女 15
© 2019 sasori_bi 時間が過ぎるほどに、じりじりと後悔が募っていく。
――馬鹿な真似をした。
自分から足を踏み入れた、地下の湿った牢の中で、フローレインはふてくされたように寝台に転がって、一人頭を抱えていた。
このまま一人で房の中にいて、誰かが恩赦を言い渡しに来てくれるのを待っているのもなかなかの苦痛だ。いや、むしろ本当に来てくれるのだろうかという疑問さえ浮かんでくる。もはや見放されて、この先一生牢獄生活を送るのでは――などという最悪の想像までが浮かんでくる。きっと退屈なのがいけないのだろう。
仮にそうだとして、魔法が使える以上は、それほど衣食住に困るとも思えなかったが。
むしろ、この先いっそう周囲からの風当たりが強くなることは予想ができる。またあの生活に戻って針の筵になるよりも、ここで何もしない生活をしている方が幾分マシな気もした。
房の中で気が済むまで眠っていたが、さすがに昼が近付けば目が覚めた。寝すぎて頭が重い。怠惰に飽かせて横になったまま、何もせずにひたすら自己嫌悪のただなかでぼんやりと無為に時間を過ごす。
――しかしながら、こんなにゆっくりしたのはいつ振りだろう。
後のことを考えると億劫でならないが、一時の逃避に少しばかり息が吐けた。
目が覚めれば、今度は空腹にきゅうと腹の虫が鳴く。
「お腹が鳴るなんて、健康だわ……」
そう自分に呆れながらも、久しぶりに感じられる空腹だ。フローレインは左手をゆるりと動かして、魔法陣を展開する。
輝く魔法陣から落下してきた、果物の実がすっぽりと手の中に収まる。
フローレインはだらだらと身体を起こし、それに思い切り噛り付いた。乾いていた喉が潤い、餓えが癒える。
(巫女ってなんだろう……)
空しい思いでそんなことを考えながら、瑞々しい果実を皮ごと頬張る。なくなれば果実を出して、また食べてを気が済むとまで繰り返した後は、食べられない種子を魔法で燃やして、証拠を消した。どこから持ち込んだかと詮索されては面倒が起きる。
ガレシア内でも、魔法が未発達の土地では、餓えて死ぬことだってある。そんなことを思うと、こんなつまらない罰で魔法を使って飢えを凌ごうとは、大した巫女もいたものだ。
まさかこんなことに魔法を使うことになるとは――と乾いた笑いが浮かんでくる。怠惰にもほどがある。神聖たる魔法を私欲の、それもただ腹が空いたということのためだけに使うとは、巫女のやることではない。
だが、仕方ないだろうという、開き直りの気持ちもどこかにあり。
気が済むまで眠って、腹を満たして。やるべきことは済ませた。他に何かと考えた際に、ふと持ち込んだ課題があったことを思い出し、フローレインは持っていた鞄の教本を取り出した。
ゼズルカ大祐の叱責を恐れながら講義を受けるより、一人で教本を開いていた方がよほど身になるというものだ。静かな地下牢の中での自習は、思いのほか捗った。
時間を忘れて没頭していたため、どれほど時間が経ったのかわからなかった。おそらく一時間も経っていないのではないかと思うが、窓も小さいため、日がどれほど傾いているのかも不明だ。
だが、その集中を遮ったのは、遠くから聞こえてきた人為的な物音だった。
(足音……)
ゼズルカ大祐のものではない。他の巫女のものかと思ったが、支給される靴の足音ともどこか違っている。何事が起きたのだろうかと、身を固くしてフローレインはその足音に耳を傾けた。
固まった状態で注意を傾けていると、やってきたその人物は、牢の前に立ってこちらを向いた。
「あなたがアステリアですね」
耳慣れない声に驚きながら、フローレインはすっくと立ち上がる。慌てていたせいで、教本を落としてしまった。そそっかしい自分を恥じ入りながら、フローレインはどうにか返事をする。
「はい。……あの」
現れたのは、黒髪の女性だった。
ゼズルカ大祐と変わらない年の頃ではないだろうか。ここにいてフローレインに話し掛けてくるということは、おそらく使部ではなく聖宮の巫女だろう。
線の細い、上背のある生真面目そうな女性だ。だが、神経質という印象は不思議と受けない。口調がきりきりと早口ではないからか。
何者かというフローレインの疑問を察知したのだろう。女性は修道服の裾を摘んで優雅に一礼する。
「先ほど新たに東宮の監督者として任命を受けました、神祇少副エスト・ゼル・ノヴァリスです。今日よりあなたたちと生活を共にいたします」
フローレインは混乱しながらも慌てて頭を下げた。
新しい監督者など、聞いていない。少副というとゼズルカ大祐よりもまたさらに格上の巫女だ。また誰かがフローレインへの伝言をわざと損なったのだろうか――という考えが一瞬頭を過ぎるが、怒りよりも、先に名乗らせてしまった罪悪感が勝った。
「お初にお目にかかります。フローレイン・アステリアです。よろしくお願い申し上げます」
「結構。失礼するわ」
「?」
鍵の掛かっていない房の扉を開き、ノヴァリス少副は躊躇なく房に入ってくる。外から声を掛けてくるならまだしも、房に入ってくるとは思いもしなかった。フローレインは大胆な行動に目を剥くが、ノヴァリス少副は気を害した様子もなく平然と足を踏み入れてくる。
「座って」
「し、失礼いたします」
促されるまま、フローレインは恐る恐るというように再び寝台の上に腰を落ち着ける。ノヴァリス少副はその隣に腰掛けて、フローレインと同じように壁の方へと視線を向けたまま。
「あなたの言い分を伺います。言っておきたいことはありますか」
柔らかい声音に端的に問い質される。フローレインを非難するような気配はなく、ただ純粋にフローレインの意見に耳を貸そうという姿勢に感じられた。
だが、フローレインは今までのことがあったためか、むしろ戸惑いの方が勝り、思わず質問を返す。
「言い分、と申しますと……」
「事情はゼズルカ大祐より聞きました。巫女たちからも聞きました。あなたからも事情を聞かなければ、公平性に欠けるというもの」
「!」
「拝火の儀にて、あなたが忍耐力を欠いて騒ぎを起こし、さらに同じ神部の巫女たちと諍いを起こしたという主旨の内容でしたが。相違ありませんか」
フローレインは驚いて、ノヴァリス少副の横顔を信じられないような思いで見据えた。
ゼズルカ大祐や、神部の巫女の言い分で一方的に咎められることは数あれど、フローレインの主張に耳を貸してくれるとは、よもや思いもしなかった。
――どういうつもりなのだろう。
自分の言い分を聞いて、それを言い訳だと非難するつもりでもあるのだろうか。……さすがにその考えは卑屈すぎるだろうか。でも、絶対にない話とも言い切れない。
警戒心を解かないまでも、フローレインは最低限、自分の考えをノヴァリス少副へと告げる。
「……畏れながら、諍いというのは、いささか異議がございます。私は巫女たちと言い争うようなことはしておりません」
ノヴァリス少副は顔色を変えず――さりとてフローレインを咎めるような顔色も声音もなく――淡々と質問を重ねた。
「ではなぜそのような話になったのか、あなたの考えを聞かせていただけますか」
問われ、フローレインは一瞬考え込む。なぜかと言われれば、自分が派手に騒ぎを起こして、挙句に暴言を吐いてさっさと退室してきたためだが――そう身も蓋もない言い分をしては、初対面のこの女性にさえ心証を悪くしてしまいそうだ。というよりも、そこに至るまでの過程について色々と言いたいことがある。
「神部の巫女たちは、私が拝命するという、大史という大役に以前から疑問を抱いていたようでした。そして、その……」
どう説明をしていいのかと迷いながら、フローレインはできる限り自分の主観を除くように言葉を選んだ。
「事実無根の噂を交わしているのが聞こえて、動揺してしまいました。礼拝の堂は静かですから、聖火の前にいた私の耳にも届いたもので――」
「噂?」
「……騒ぎになってしまったのは、私の不徳の致すところです。ですが、堂内は言葉を慎む神聖な場所であると、私は幼少の頃より司祭の先生や巫女様方より聞かされておりました。それを咎めない大祐への疑問や、巫女たちの会話の内容について異議があり、それについて主張いたしました。それを諍いと言われれば、否定はできませんが……」
主張についての可否を追及しても、ゼズルカ大祐は肯定も否定もしなかった。だから、堂内で私語を慎むべきだと教えられてはきたが、聖宮でもそれが同じかどうかは自信がない。ここでのフローレインは、自分の正しさを訴えられるほどものを知っているわけではない。
ただ、自分はそう思っているのだと、間違っているのかと問い質して――ゼズルカ大祐ははっきりとはそれに答えなかった。諍いにすらなりはしなかったのだ。
それで自分だけ咎を負うべきだとは、どうしても思えない。
「納得がいかない?」
「……はい」
フローレインの心中を見透かしたように、ノヴァリス少副は尋ねてくる。フローレインも気が付けば正直に頷いていた。
失言だっただろうか――と後悔するのと同時か、ノヴァリス少副からはさらに問い掛けられる。
「噂の内容については、話して頂ける?」
無遠慮とまでは言わないが、次々に核心に切り込む質問を投げかけてくる人だ。そう思いながらも、フローレインには不思議と不快な思いはなかった。
「私が特別扱いを受けるのは、私が卑しい真似をして誰かに取り入ったからだ、という内容でした。はっきりとそう言われたわけではなく、もっと曖昧な表現をしていたと思います。私の耳に届いていたので、おそらくゼズルカ大祐に耳にも届いていたのではと思いますが――事実はわかりません」
「それであなたは何とおっしゃったの?」
「その考えこそが卑しいのではないかと。それと大祐になぜ私語を黙認なさるのかと伺いました」
伺い方に多少なりとも問題はあったかも知れないが――フローレインはそれについては口を噤んだ。口が過ぎたのはお互い様というより、むしろ今まで散々人の無責任な陰口を囁いていた彼女たちには決して勝らないはずだ。それについて自分の非を認めるつもりはないし、言葉の上でもそれは同じだ。そのことについて、フローレインは反省を述べることはしなかった。
ノヴァリス少副はフローレインの主張にどう思っているのか。
やはり顔色を変えないまま、声音だけは柔らかく淡々と問いを重ねてくる。
「あなたは自ら懲罰房に入ったようですが。何か思うところがあったのですか?」
「神聖な拝火の儀に際して、心を乱し、尊ぶべき聖火でもって騒ぎを起こしたことについての責を負うべきと判断いたしました」
「そう。……他に何か主張したいことはありますか」
「いいえ」
ノヴァリス少副の追求の言葉が的確だったせいだろうか。
胸の内のわだかまりをすっかり吐き出して、フローレインは落ち着いていた。これ以上言い訳をするつもりもなければ、自分が悪いなどと過剰に咎を負うつもりもない。言いたいことは言った。後はノヴァリス少副に判断を委ねるしかない。
ノヴァリス少副がじっと見詰めてくる。そこに負の感情が見つけられないからか、不思議とその視線に息苦しさは感じない。
――と、しばらく思案げに沈黙していたノヴァリス少副が、するりと衣擦れの音を立てながら立ち上がった。
「では、出なさい」
牢の扉を開けて、フローレインへと退出を促してくる。
「……私、あの」
フローレインは躊躇した。修道服の裾を握り締めて、牢の外へ出ることに尻込みする。彼女の言うことに従って外へ出て、後で他の者に誰の赦しで出てきたかと非難されては困る。
そう思ったが――ノヴァリス少副は何を戸惑っているのかと少しだけ不思議そうだった。
「あなたの主張を認めましょう。今回のことについては双方に非があると見做します」
思わず息を呑んだ。信じられない思いで、呆然とノヴァリス少副を見詰めた。
彼女は華奢な腕を伸ばしてくる。フローレインの手を取り、やんわりと寝台から立たせられる。
伸ばされるがまま従ったフローレインから、ノヴァリス少副は手を離した。
「概ね他の者から聞いた話と整合性があり、且つあなたは自分の責について自覚があるようですから。これ以上の罰は過ぎるものと判断して、私の権限でもって謹慎を解きます。今度はあなたが房にいた時間と同じだけ、原因となった神部の巫女たちに、房での謹慎を言い渡しましょう」
「……本当、ですか」
「これが私の考えるところの公平です。東宮の監督役というのはその裁量を任せられているのですから、その処遇に不満があるとすれば、それは私の責任」
彼女の処罰について不満があると思われたようだが、まったくそうではない。むしろ逆だ。フローレインは慌てて首を横に振った。
促されるまま牢の外に出ると、ノヴァリス少副が続いて外に出る。足早に進む彼女を追って歩き出しながらも、フローレインは未だこの状況を疑っていた。ノヴァリス少副の後ろ姿を半ば放心状態で眺めた。
と、彼女が足を止めてフローレインを振り返る。陶器のような白い肌に淡く色付いた唇が、柔らかな声を淡々と紡ぐ。
「ゼズルカ大祐の偏向主義については、リュース大副に報告させて頂くわ。――私の判断は以上です。何か不満はありますか」
反論を封じ込めるためではなく、純粋にフローレインの思いを伺うための問い掛けだった。
首を横に振る。実感は遅れてじわじわとフローレインの胸に広がってきた。
「いえ――――……いいえ」
ゆるゆると首を横に振る。今までの出来事を思い出し、やはり今の自分の言い分が認められた現状が信じきれず、またそれに反して安堵する思いもあり、気が抜けてすっかりへたり込んでしまいそうだ。
だが、わずかな引っ掛かりを感じてぽつりと尋ねていた。
「ですが、報告とは……」
そこまでしなければいけないような大事だったのだろうかと、わずかにフローレインは青褪める。ノヴァリス少副はやはり動じずに再び歩き出す。
「あなたの言うように、堂内の無用の会話は慎むべきことです。それを容認し、代わりにそれを意見した巫女に対し、私情による謹慎を言い渡した。それでは監督役の資質に疑問を持たざるを得ません。……なぜそのようなことを?」
「い、いえ」
騒ぎの渦中にあるのが自分だったから、これほど過剰な対処を受けるのでは。そんな考えが頭をもたげていた。礼拝堂や魔法協会に贔屓を受けている。それが事実で、そんな自分が騒ぎを起こしたからこそ、上の誰かに報告が必要になる大事になったのでは――そう思ってしまった。
だが、よく考えればノヴァリス少副は、フローレイン自身にも非があると認めた上で、もう罰は充分だと判断したのだった。であれば、自分に過剰に肩入れしている立場の人でもないのだろう。巫女たちの偏った考えに侵食されているようで、そんな自分に呆れてしまった。
杞憂だったことにほっと息を吐きながら、慌ててノヴァリス少副の後を追うと、彼女は思案げに頬へ手を当てた。
「……昼餉を抜かれてしまったかしら。何か食べるものが必要なら――」
「だ、大丈夫! です……」
「そう?」
まさか気が済むまで食べたとまでは言えない。慌てて手を振ってみせると、彼女は怪訝な顔をしただけで、深く尋ねてくることはなかった。
修道服の裾を摘んで、階段を上っていく。少し先を歩くノヴァリス少副の後ろ姿を眺める。
――信頼を、できるだろうか。
一つとして拠り所のない孤独なこの場所で。初めてフローレインが望んだように、公平な裁量でもって自分を扱ってくれる人。そう思って間違いはないのだろうか。そんな期待をして、裏切られるのではないか。結局彼女も他の巫女と同じように、フローレインに冷たく当たるようになるのでは。
そんな考えを、まさか読まれたわけではないだろう。だが、ノヴァリス少副はフローレインの心中を見透かしたかのように、折しも再び口を開いた。
「大史を任官するまでは、あなたはただの神部の巫女に相違ありません。少しばかり講義は追って課すことになりますが、特別扱いはいたしません」
跳ねる心臓を押さえながら、フローレインはおずおずと頷いた。
「……はい。そのつもりです」
「結構。贔屓もしなければ、もちろんその反対に敵視など、論外のこと」
案にゼズルカ大祐のことを言っているのだろうかと、フローレインはやはり動揺した。論外だと断言してくれることに驚きを隠せない。陰険な巫女たちしか周囲にいないせいで、ずいぶん自身も考え方が偏っていたのだろうと、そんな自分を自覚して戸惑ってしまう。
講義が行われる講堂にやってくると、廊下まで室内の巫女たちの声が聞こえていた。ノヴァリス少副は立ち止まってフローレインをまっすぐに見据えてくる。
「では、講義に戻るように」
そう言って、講堂に入ろうとするノヴァリス少副を、フローレインは慌てて引き留めた。
「あの」
振り返る彼女の視線を受けて、フローレインはわずかの躊躇を拭い切れないまま、それでも堪えきれないというようにして口を開いた。
「一つ、お尋ねをしても――よろしいでしょうか」
「どうぞ」
フローレインはごくりと喉を鳴らす。
「なぜ急に、ノヴァリス少副が監督者として、東の宮に着任することが……決まったのでしょうか」
ごく自然な着任であったなら、前々から何らかの話は聞かされていたはずだ。巫女同士の連絡などではなく、講義の中で事前に説明がある。知らなかったなどということが起こり得るはずがない。
だが――現に起きている。
一体それがどんな理由によるものか、見当がつかない。……いや、不祥事や、問題が起こった場合の緊急の対応。そういう事態に似ているのではないか。理由がわからないがためにこそ、そんな疑念を持っている。だが、仮にそれが起こっていたとして、ゼズルカ大祐が外に報告するとも思えない。
フローレインの疑念に、ノヴァリス少副はあくまで顔色を変えないまま。
「私はリュース大副に任命されただけのこと。リュース大副がなぜそれが必要と判断したのかは、残念ながら私の存ぜぬことです」
――言われて来ただけだと、そういうことのようだ。
自分も知らないとあっさりと言い放たれ、フローレインは拍子抜けした。
リュース大副。先ほどもノヴァリス少副の口から挙がった名前だ。ゼズルカ大祐について報告を上げるという相手。ノヴァリス少副は、そのリュース大副という人に指示をされてここに来た。
「リュース……大副……」
一体どんな権限があって、彼女はなぜ急に、それが必要だと思ったのだろうか。
その疑問に答える者は、ノヴァリス少副を除いてしまえば、誰もいない。当のノヴァリス少副は、フローレインの落胆を露とも知らない様子で小首を傾げた。
「他には?」
フローレインは途方に暮れたような思いでノヴァリス少副を見上げる。知らないという言葉が本当か嘘かどうかも、現時点で見極められるほど理解している人ではない。それに、追究したところで訝られるだけだろう。これ以上おかしな奴だという視線に晒されたい気もない。
フローレインは修道服を摘むと、諦めたように恭しく一礼をした。
「いえ。――お答え下さりありがとうございます」
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