■降谷さんしか出てこないけど、赤井さん夢
「お前、そんな未練たらたらの状態でいいのか?」
「………はい?」
ラーメン食いに行くぞ、と上司である降谷さんに(無理矢理)連れ出され、黙々とラーメンをすすっていたらそんなことを言い出した。
未練たらたらって…一体、この人は何を言い出したんだろう。働きすぎてついに頭がおかしくなったんだろうか。ふやけたのりを麺と一緒に口に入れながら、そんなことを思う。
「おい、お前ものすごく失礼なこと考えてるだろ」
「んぐ、…そんなことは一切ゴザイマセンヨ」
「突っ掛かってるじゃないか」
ラーメンを食べてるだけで、そこそこ絵になってしまう我が上司は何なんだろう。というか、こんな場面を見られたら色々と面倒なことになりそうで嫌だ。さっさと食べて帰るのが得策だろうか。…降谷さんのさっきの発言は、ちょっと気になってるけれども。
(…まぁ、予想がついていないわけじゃないけど)
なんとなく、本当になんとなくだけど、大体の予想はついてるいるんだ。九段の組織が事実上壊滅した今、『未練』と呼べるものはたった一つしかないから。