小ネタ@
■怪盗キッドに口説かれる
「相変わらずつれないですね、咲羅嬢は」
「つれなくて結構。この世の何処に犯罪者と仲良くする探偵がいる」
「おや、私の目の前にいる貴方は違うので?」
「違うに決まってんでしょバーカ」
「バカ、とは心外ですね…私はこんなにも仲良くしたいと願っているのに」
「願うな!」
「…その凛とした瞳。決意の炎を奥底に宿した貴方は、どんな物よりも美しい。美しい宝石を手に入れたい、そう思うのは怪盗の性なのでは?」
「宝石?私が?……ふん、相変わらずキザな怪盗だな。私は君の目当ての宝石じゃないんだが?」
「まぁ、確かに本来の宝石とは少々違いますが…それでも欲しい、と思うのは仕方ないのですよ」
―――チュ、
「?!!」
「今宵はこれで諦めるとします。…ですが、貴方は誰にも渡しません…特に、あの名探偵にはね。では、またお会いしましょう?愛しのマドモアゼル」
「にっ……二度と私の目の前に現れんな変態怪盗ーーーーーーーーー!!!」
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