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【甘える>Lycoris:名探偵】
「……(ぎゅう)」
「秀一?」
「…しばらくこうさせてくれ」
「いいですよ、私で良ければいくらでも」
「お前でなければ嫌だ」
「ふふ、それは光栄です」
そっと頭を撫でれば、気持ち良さそうに目を閉じた。いつだって甘えてくれていいのに、と思うんだけどなぁ。
【甘える>水に揺蕩う恋:ツバサ】
「…おい」
「んー?なぁに、黒鋼く―――おおっ?」
「しばらくてめぇを貸せ」
「はぁ、キミのものだと思っているので全然構わないけど…部屋行く?」
「いい、ここで…いい」
「そう。んじゃ気の済むまでどーぞ(なでなで)」
弱さを見せてくれるのは、やっぱり嬉しい。
【甘える>闇に咲く一輪の薔薇:執事】
「セバス!!」
「はい?何です―――っと…!こら、いきなり抱きつくんじゃありませんよ」
「…うん」
「はぁ…どうしました?まだ仕事中ですよ」
「1分だけこうさせて」
自分からくっついてくることなんて早々ないんですが…何かあったのでしょう。今日だけ特別ですよ?
【甘える>架ける、想い:まるマ】
「コン、ぎゅーってして」
「…ずいぶん可愛いおねだりだね?(ぎゅ、)」
「ん、落ち着く…」
「何かあったのか?」
「いや、大丈夫だ。…少し疲れただけだから」
お前にとっての宿り木が俺であるのなら、いつだって止まりにくればいい。いつだって受け止めてやるから。
今日、大好きな人が海の向こうから帰ってくる。すぐにまた向こうに行ってしまうけど、今だけは私の隣にいてくれる。それが何よりも嬉しくて。
私の名前を呼ぶ愛しい声が聞こえて、顔を上げた。 そこにいたのは、嬉しそうな顔をした―――愛しい人。
【七夕>水に揺蕩う恋:ツバサ】
「♪さーさーのはーさぁらさらー」
「なんだ、その歌は」
「ん?モコに教えてもらったの。七夕の歌なんだって」
「初めて聞いたな」
「黒鋼くんがいた日本とは違う日本の歌だからね。…はい、短冊」
「短冊に願い事を書くっつーのは同じなんだがな」
「それは共通なのかもね」
【七夕>君に好きだと伝えたい:まるマ】
「たなばた?」
「やっぱりこっちにはないのね。あのね、笹っていう植物に願い事を書いた紙を吊るすの。ええっと、…こういうの!」
「へぇ…地球にはこういう文化もあるんだね。初めて知りました」
「素敵だよー!伝説もあって」
「今度聞かせてくださいね」
「もっちろん!」
【七夕>未完成の恋情:aoex】
「タツー切るの手伝ってぇな!」
「は?切るって何を、…なんや、その紙の山」
「おば様から頼まれてん。旅館に飾るんやって」
「ああ、七夕飾りか」
「せや。もうすぐやからねぇ」
「何か願いごとするんか?」
「なーんも?もう叶っとるもん。タツは?」
「俺も叶っとるわ」
【七夕>想いは空に溶けて:名探偵】
「コナン、秀さん!これやる」
「なんだ?これは…」
「短冊だよ、赤井さん知らない?」
「ああ、七夕か」
「そ!商店街でもらったから、書いて吊るしに行こう!」
「この歳になって短冊を書くことになるとはな…」
「七夕祭りもあるらしいから、それも一緒に行こうな!2人共っ」
【名探偵:赤井】
久しぶりに日本へ行くことになった。電話でそれを教えればアイツは、泣きそうなくらいに喜んで。その笑顔を想像して、思わず頬が緩んだのは記憶に新しい。
早く会いたい、と逸る足でゲートを抜ければ―――そこには、一番会いたい奴が立っていた。
「おかえりなさい、秀一さん」
「…ああ、ただいま」
【名探偵:安室】
「何で僕とつき合うのが嫌なんです?」
「兄の方が断然カッコイイからです」
「…ブラコンですか」
「ブラコンです。ついでに言えば、私の兄は貴方が大っ嫌いな人ですよ(にっこり)」
「……っ赤井秀一イイイイィイイ!!!」
「(ほーんと嫌いなんだなぁ、兄さんのこと)」
【Lycoris:名探偵@降谷】
「貴方はいつになったら公安に来るんです?」
「何で行くこと確定なのよ、降谷」
「貴方の能力があれば、立派に活躍できるからですよ」
「FBIで好き勝手動かせてもらってますから間に合ってます」
「…チッ」
「おいこら、聞こえてるぞ舌打ち」
「…赤井許さん」
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