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【Lycoris:名探偵@降谷】
「…何で私が君の彼女のフリをしなくちゃいけないの」
「だからちゃんと許可を取ったでしょう。…赤井に」
「本人にも許可を取れよ。つーか、許したんかいあの人」
「えっらい眉間にシワ寄せられましたけどね」
「そりゃそうだ。逆の立場で想像してみなさい」
「…赤井殺す」
*オマケ
「あら?シュウ、なまえは?」
「降谷くんとデート中だ(ムスッ)」
「?!!」
【Lycoris:名探偵】
虚ろな瞳が、俺を見ているようで見ていない。恐らく洗脳されているのだろう、銃を構える手はカタカタと震え、更には大粒の涙が頬を伝って流れ落ちていく。
泣くな、…すぐに奪い返してやるから。
「お前に泣かれるのは、辛い」
―――そして銃声が響き渡った。
【最遊記:八戒】
「八戒、これあげる」
「ありがとうございます…お菓子を作るなんて珍しいですね?」
「うん、時間があったから。お茶淹れてくる」
ガタン、と立ち上がった彼女の耳は赤かった。
(僕の誕生日、知っていたんですね)
素直におめでとう、と言えない彼女からの精一杯のプレゼント。
【名探偵:赤井】
「へぇ、この子がシュウのステディか!」
「でもジャパニーズポリスなんだろ?どうやって出会ったんだ?」
「え、えっと…」
「つーか、アイツ無愛想だろ。どこがいいんだ?」
「あの、」
「だよなぁ。もっといい奴いたんじゃない?」
「赤井さああぁあん…!」
「いい加減にしろよてめぇら」
【泥棒:次元】
次元は私の運命の男だ、と本気でそう思った。
…けれど、彼には想い人がいた。私なんか足元に及ばないくらいの、綺麗な人。初めて次元の瞳が優しく細められるのを見たよ。
「告白する前に失恋、かぁ…」
それでも好きなもんは好き。さっさとフラれて私を見てよ。…ねぇ、次元。
【その瞳:最遊記】
「悟浄くん誕生日おめでとう!」
バサバサッと降ってきたのは、真っ赤な葉っぱ。綺麗でしょう?と笑うお前の方が綺麗だと思った、なーんてセリフは…飲み込むべきだよな?
「…さーんきゅ」
くすぐったいけど嬉しい、お前からの祝いの言葉。
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