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【時を越える吸血鬼:名探偵】
「あ、シュウさん。おそよう」
「……その挨拶はどうにもならんのか?」
「だったらもっと貴方が早く起きればいいだけの話ですよー」
「これでも大分、早く起きているつもりなんだが…」
「もう昼過ぎですけど」
「俺の活動開始時間は、大概夕方だ」



新・140字で書くお題ったー(※ここだけ名前変換はありません)
【貴方は赤井と円香で【 触りたい、触れない 】をお題にして140字SSを書いてください。】
前を歩く彼女の腕を、咄嗟に掴もうとして慌ててその手を引っ込めた。何をしているんだ、と自嘲的な笑みが浮かぶ。俺と彼女はもう、そんな関係ではないというのに。
それでも屈託なく笑うあの顔を見ているとどうしても、その頬に、髪に、触れたいと願ってしまう。


【貴方は八戒と香鈴で【 目と目が合った 】をお題にして140字SSを書いてください。】
ふっと顔を上げた瞬間に、八戒くんと目が合った。バチッと音がしそうな程に、バッチリと。
逸らすに逸らせなくて、でもやっぱり恥ずかしくて不自然にならないよう視線を下げた。するとクスリ、と笑う声が聞こえて、また反射的に顔を上げると…

「可愛いですね、貴方は」


【貴方はコンラートとルナで【 全部知ってるよ 】をお題にして140字SSを書いてください。】
「好きだ」

ルナが顔を真っ赤にして、珍しい一言を呟いた。男勝りだけど恥ずかしがり屋で、とても可愛い一面を持っている俺の大切な、大切な人。

「何か、言ってくれないか…!」
「ん?うん、…知ってるよ」

そう、知ってるんだ。全部。君の気持ちも、何もかも。


【貴方はセバスとアリスで【 たたかう理由 】をお題にして140字SSを書いてください。】
「貴女が戦う理由は?」

ベッドで微睡んでいると、そんなことを彼が呟いた。珍しい、と思いつつも、見上げた顔には真剣な表情が浮かんでいたから何となく口を噤む。
あたしが、戦う理由はきっと―――

「主と、…今は貴方の為よ。セバスチャン」

貴方と未来を生きる為に。



【Lycoris:名探偵@KID】
「こんばんは、なまえ嬢。綺麗な月ですね」
「あら、こんばんわ。可愛い怪盗さん。…それで?最後の言葉はわざとかしら?」
「さあ?何のことだか…」
「まぁ、いいけれど。でも確かに綺麗な月ね」
「このまま貴方を攫って空中散歩、と洒落込みたいのですが」
「ふふ、お断りよ」



【Lycoris:名探偵@次元】
「「あ。」」
「よう、なまえ」
「名前呼び、定着させる気?次元さん」
「あ?なんだ、嫌なのか?」
「別にどう呼ぼうと君の勝手だけど、…何か慣れない」
「嫌じゃねーなら好きにさせてもらうぜ」
「ええ、どうぞお好きに」
「なぁ、暇なら茶ァつき合え。奢ってやる」



【闇に咲く一輪の薔薇:執事@シエル】
「お前とセバスチャンは、出会った頃はどうだったんだ?」
「…仲良かったのか、ってこと?」
「端的に言うとな」
「んなの主だって知ってるでしょ」
「あの頃は自分のことに必死だったんだ」
「んー、悪かったって程でもないけど、良くもなかったよ」
「そうなのか?」
「そう。僕はセバスの正体に薄々気がついてたし、向こうだって信用してなかったっぽいしな」
「あいつは悪魔だからな。信用も信頼も、必要ないだろう」
「それは僕にも言えることだったりするけど…」
「だが、今はそうではないんだろう?」
「…意地が悪いなぁ、主も」



【i7:大和】
「お、おはよ」
「おはようございます、二階堂さん。ずいぶん早いんですね」
「何か目が覚めちゃってさ」
「そうですか。出発までまだ時間がありますから、ソファに座っていてください。今、コーヒー淹れてきます」
「コーヒーはいいから、お兄さんの話し相手になってくんない?」
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