鉛筆とあの子
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*1つの部屋で
暗闇の中起きて、携帯に充電器を差しにゴソゴソしてたら向こうが起きた。
「…電気点けたらえぇん………」
時間は朝の4時か5時頃。
「ぁ……。うちコンタクトしたままや。……」
喉が渇いてたからお茶を2つ湯呑みに注ぐ。はい、どうぞと一つを渡せばありがとうと返事がした。
「まだ吐きそうなん?」
「…ん……わからん、マシにはなった」
ポテチを開けて私は食べ出す。初音からも食べやすいように広げ口を向こうに向けた。手が伸びてきてポテチを取ってていく。お互い無言で食べていたが沈黙は少ししてから破られた。
「…これ、ジャガバター?」
「うん、よくジャガバターってわかったね」
「うちジャガバター好きなんや」
「へぇ〜」
暫くしてポテチ完食。私だけ飴を含んだ。初音は気持ち悪いからと断った。
もう1度寝直そうと思って、取りあえず電気を消しに行く。それからあの子の直ぐ横にもぐり込む。
「うあ…温かい」
そう漏らして、布団の中の小さい左手を探り両手で握り締めた。
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