02-06
昼ご飯を食べて空腹感が満たされ、一息つくと家の勝手を教えてくれた。
一階に台所とリビングらしき広間、研究室、客室など。二階にフィー姉さんの
私の寝室は一階の客室。二階の寝室はフィー姉さんとネヘミヤ兄さんと、あと二人が使っているから。あと二人は、今は旅に出かけているのだと。
説明を受けて半日が過ぎ、あっという間に夜になった。
夕飯を食べて水魔術で汗を浄化して、就寝……だけど、今のステータスを確認する。
名前:シーナ
年齢:15
種族:古代族
職種:【聖女】【魔法戦士】
属性:【火】【水】【風】【地】【光】【闇】
体力:A
魔力:EX
攻撃:A
防御:C
幸運:EX
状態:□□□
罪科:□□□
恩恵:【創造神の祝福】【女神の祝福】【根源の祝福】【精霊王の祝福】
称号:【異世界の転生者】【世界に祝福される者】【神々の愛娘】【根源の観測者】【隠匿の人種】【財宝の狩人】【最上の聖女】
ギフト:《言語理解・会話》《総合限界突破》《
スキル:《身体強化:C》《精神強化:B》《気配感知:C》《魔力感知:A》《索敵:A》《隠密:B》《暗視:A》《予測:B》《鑑定:EX》《
ユニークスキル:《時の奏者》《万能戦闘》《神隠れ》
職種が聖女と魔法戦士になってる。
迷宮……じゃなくて、神殿で魔物と戦ったからかな? 体力もランクアップしたみたいだし。スキルはともかく、恩恵も称号もギフトも増えている。
この……【最上の聖女】と《聖女の祈り》は何だろう? 意識を失う前に取得したことは覚えているけど……。
称号:最上の聖女
詳細:最上位の神聖魔法を自在に操る、最も偉大で神聖なる乙女。
ギフト:聖女の祈り
詳細:最上位の神聖能力。願いと祈り次第で、あらゆる
……チートにも程がある。
称号の詳細にある『乙女』は、二十歳を超えた精神年齢にとって恥ずかしいものだった。聖女ってこと自体も私には似合わないし、
ギフトの方は有効活用できそうだ。これなら魔力を大幅に消費しなくて良さそうだし、相手の罪を
痛い称号がないと得られない能力だけど、使い道はありそうなので幸運だと受け入れよう。
「ふぁ〜……ふぅ」
確認が終わると眠くなってきた。今日はもう寝よう。今後の方針は、明日に決めればいいことだし。
そうと決めて、ベッドに潜って瞼を閉じた。
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