にくんで


 ❉☩❉☩

 身体中が痛くて、三半規管が狂ったのかぐらぐらして頭が痛い。
 自分はどうしたのだろうか。身体が上手く動かなくて、声が出るのか分からなくて、でも、声ってどう出すんだっけって思って、うまく息ができない。耳に痛いくらいに何かが響く。たくさんの人々の声……男がほとんどで、他に子供と女がいる。でも、その中でも弱々しい心音もあって、辛い辛いと叫んでる。
 目を開けなくても視界に移るのは建物が崩れていく光景。何層もあるそれが、だんだんと崩れて、岩になって、振り注ごうとしてる。でも、その前にその景色が通り過ぎて、その時初めて風を感じた。私はなにかに乗っているらしい。ガタゴトと音がする。岩の落ちる音もする。
 そして、すぐに潮の匂いがした。冷たい空気に、漂うそれに、港に出たのだとわかった。そして、歓声が聞こえてきて、きっと何か、乗り物から降り始めたのだろうことがわかった。
 私は一体、どうなったのだろうか。
 重たい瞼をやっと開こうとして、少し血が滲んで痛かった。でも、こんな痛み今更で、慣れたものよりも弱い程度。気にするほどのものじゃない。
 視界は切り替わり、色彩が見える。身体の力が抜けている。
 身体に巻き付く感触に、ああ、海楼石かとすぐに分かった。

 「目が覚めたのか」
 「……?」

 ぼうっとした頭で何度か瞬けば視界がハッキリとしてくる。懐かしい温もりが私を包んでいて、先程と違う黒いコートを着たローが私のことを横抱きにして抱えていたのだ。

 「、ぇ?」

 何、この状況。なんで私生きてるの?なんで私ローに殺されてないの?よく見れば、私の体を包んでいるのはローが着ていたコートで、袖も何もかもが余っている。濃く香る彼の匂いにクラクラとしそうになるし、近くで聴こえるハッキリとした彼の心音に泣きたくなる。
 無意識になのか、意識的にか、グッと強く、耳を彼の心臓の近くに近づけられる。小さい時の癖みたいなそれに、嫌だと叫びたくなるが、声が出ない。胸が苦しくてぎゅうううっと握り締められたみたいで、いやだと言いたいのに、抵抗できない。
 私はなんのためにここに来たの?ローに殺されるためにでしょ?
 なのに、ローに助けられてるの?
 ローの心臓をローに届けたから?だから殺してくれないの?
 でも、だって、ローには死んで欲しくない。
 なんのために私が貴方をあの時生かしたと思ってるのかな。なんでまた、自分から死にそうなことをしてるのよ。なんでこんな危険な人間を傍に置いてるのよ。

 お願いだから憎んで殺してよ。すぐにできることでしょ。あなたなら直ぐに私をころせたはずでしょ!!なのになんで私のことを殺してないの?!
 愛してるのは私だけでいいの!!私だけが貴方を愛していればいいの!!なのにそんな愛おしいものを見る目をしないで!!!
 私のことを愛さないで!!!!私のことを見ないで!!!
 こんな、こんなに醜くなった私を、触らないで!!!!!
 やめて、やだ、いやだいやだやだやだやだやだやだ!!

 身体が震えて、目に涙が溜まる。

──────────やめて

 私のことを覗き込もうとする貴方と目があいそうになる。
 貴方が私の目を見ようとする。

──────────やめて

 ろーが、わたしをたいせつそうにだきしめるの、抱きしめる腕に、力をいれるの。にげださないようにって、そんなふうに、わたしをもうひとりにしないように、あの指切りげんまんした日みたいに。

───────────────やめて!!!!

 気がつけば、私は海楼石の錠の付いた腕でローに殴りかかっていた。意識的ではない、本能的な反射。
 これ以上惨めな私を、穢れた私をローに触らせたくなかった。こんなに温もりが残ったあたたかいコートさえ愛おしいと思うわたしは、それに触れることさえもいやだった。卑しい私の血で汚したくなかったから。
 貴方のあたたかさを思い出したくなかったから。
 体温も何もかも覚えてる。幼かった声も、何もかも。
 その、記憶だけでよかった。愛おしいあの記憶のがあるだけで十分私は報われた。貴方が生きてくれてること、それだけで報われた。救われた。助けられた。貴方が生きている、それだけが汚れて穢れていく私にとってのただ一つの希望だった。
 あなたに殺されることが私の願い。

 簡単に私の手はローに押さえつけられた。睨みつけられたけど、それでも抵抗しようとしても、簡単に抑え込まられる。

 「大人しくしろ!!」
 「くっ、ぅ!」

 片手で海楼石の錠がついた両手を抑え込まれ、ぎゅうっと拘束するように抱きしめられる。雪の上で、惨めに濡れて、騒ぎ出した私達に気がついたのか、視線が集まるが、そんなのきにしてる場合では無い。

 「や、めて、やめて!!こんなことしないで!!なんで、なんで!?わたしはあなたの仇!!なんで私を助けたの!!?なんで私を生かすのよ!!!離して!!離してよ!!!私に、私なんかに触らないでっ!!やめて、やめて、ロー!!!やめてよ!!」
 「メアリー、」
 「触らないで、触れないでよ、やめて、私はあなたに触っていい様な人間じゃないの、もう私は貴方のメアリーじゃない!!
 あなたの幼馴染のメアリーは死んだの!!あの日!!!あの夜にあなたを撃った時に死んだのよ!!
 わたしはフレバンスの “白い悪魔”!!貴方の“メアリー”は死んだのよ!!」
 「確かにてめぇは悪魔に落ちたかもしれねぇ、だがそれが何だ」 
 「は、?」
 「メアリーは、“メアリー”だ。心底お人好しで優しい、今も昔も変わらない」

 何を言ってるんだ、と、私は怒りが湧いた。お人好し?優しい?誰に言ってるの?
 私はたくさんの人を惨殺した。虐殺した。殺戮した。フレバンスを見捨てた人たちみんな、その国に住む人間たちを。なのに優しい?
 そんなわけない。こんなイカレ女に、一体何を言っているのだろうか。
 自分の中で何かが壊れていく音がする。ひび割れてく音がして、心臓が掴まれたみたいに痛くて、苦しくして、辛くて、それ以上に、絶望が勝った。

 ああ、この男は、ローは、私を殺す気は無いんだ。そう、理解したからだ。

 「ふざけないで」

 喉の奥から、ドスの効いた低い声が響いた。身体を無理やり動かして、立ち上がる。海楼石の錠なんて、ただの弱体化の枷に過ぎない。見聞色の覇気や、武装色の覇気を防げる訳でもないのだ。死ぬ気で体を酷使さえすれば動けないことなんてない。
 そして、この錠の最大の弱点、それは、鍵を止めるのが私にとっては脆い南京錠ということ。
 武装色の覇気を身にまとい、怒りの一撃をローの後頭部に入れた。
 瞬間、隙ができ、私は全神経を集中して身体を動かす。彼の腕から逃げるように後ろに飛び、そして、南京錠の部分だけを破壊することで海楼石から逃れる。
 驚くローを横目に、私は両手にサイレンサー付きの銃を両手に出し、ロー向かって発砲。すると、刀を抜いたローがそれを弾く。
 手を注意深く見て、連射し、一定の距離を保つ。
 体が痛い。やっぱりアイツのせいで身体中打撲だらけに罅だらけだ。頭の傷からの出血が再び始まったが、そんなの気にする必要ない。


 見聞色の覇気全開、武装色の覇気を使用。ローにとって1番殺されたら間違いなく麦わらの一味の“あの子”だ。
 私たちの騒ぎに気がついた面々がこちらを注視する。その中の一人、たった一人だけでもいい。私の中で調合した特性の鉛玉。体内で特性の薬を2回弾けさせる銃弾。
 怪我人だからと、女だからと油断したのだろう。
 蜜柑色の可愛らしい髪色をした女は目の前に一瞬で現れた私に目を見開く。そして、体内に残るような威力で撃てば、あっさりと彼女の体の中に弾丸は入り込んだ。

 「ナミーーーーー!!!!」

 麦わらの仲間を呼ぶ声が聞こえる。それに、子供達の叫ぶ声、涙をこぼす音、悲鳴。これでいい。倒れ込む彼女は衝撃で膝をつき、倒れる。それに続き、予防策として船医である小さなトナカイ。大きな女の子の上に乗った彼の目の前に行き、恐怖からか、目を見開く彼を抱え、同じ弾丸を腹に打ち込んだ。

 「チョッパーーー!!!お前ッ!!ナミに、チョッパーに何しやがる!!!!」

 殴りかかろうとする麦わらに私は笑みを浮かべ、そのまま彼にトナカイを放り投げ、銃口を向ける。鋭く尖った先端のそれは、麦わらに直撃すると思われた。けれど、本能的なものか、見聞色の覇気を使用してか、其れが危険とわかったのか素早くトナカイを回収して、麦わらは気を失い倒れる2人を見て、弾薬を取り出せるかと仲間に助けを求める。そんな中、私は“適当”に生成した弾薬を手にする。

 「やめた方がいいわよ、無理に取り出すのは。その瞬間に体内でその弾丸は破裂するわ」
 「なっ、」

 固まる麦わらに、指をふたつ立てる。

 「一撃目は身体を蝕む神経毒。身体の感覚が無くなり、耳が聞こえなくなる。動くのは視界だけ。
 二撃目は鉛の猛毒……身体をじわじわ侵食し、腐らせ、やがて全身を蝕み死に至らしめる」
 「そんな、っ、ナミ!!チョッパー!!しっかりしてくれ!!」
 「揺らすと危ないわよ。私特製の柔らかい弾丸が体の中で破裂するんだから」

 淡々と答える私に、怒りに震える麦わらが、私の方へ体を向け、睨みつけてくる。今にも殴りかかろうとする彼を凪いた心地で見ながら、私は生成した弾丸を見せる。黒いそれをわかりやすく見せ、首に食い込ませる。そうすれば、身体の中に入り込んでいく。

 「今見せた黒い弾丸がその子達への特効薬よ。毒を相殺して助けてくれる。でも、麦わら、あなたが私に攻撃するなら今すぐこれを私は体の中で吸収するわ。
 私はあなたに興味が無いもの。私が興味あるのはローだけ。彼だけなの。
 ──────だから邪魔しないで
 海賊も、海軍も、誰もかれも……
 もし邪魔するというのなら、次は同じものをそこにいる子供たちに打ち込むわ。一人残らず全員……ね」
 「テメェ、一体何がしたい!」
 「私はローと殺し合いたいだけよ。フレバンスの生き残り、私から唯一生き残った子……
 ほら、ロー、貴方のせいで大切な同盟相手の船医と航海士が死にそうになっているわよ。あの子達はこの海を行く麦わらの命綱。そんな子が死んでしまえば無事海に出ることも何も出来なくなってしまうでしょう。
 “ルーム”を使って私の体を切り刻んでもいいけど、それじゃあ私は死なないわ。よく考えて能力を使う事ね」

 舌なめずりをすれば血の味がした。目の前の青年は歯をかみ締めて、麦わらの一味と海軍たち、シーザーのモルモットにされてた人達が見ている中で、私は髪の毛さえも銃に変え、彼に笑いかける。

 「さあ、祈りを始めましょう」

 ローのコートを脱ぎ捨てて、揺れる十字架を首からさげた私に、銃口を向けられた彼は、相も変わらず、私と同じ色彩の双眸で、私を見ていた。



 身体が軽く感じるの。とてもとても、羽みたいに軽く。きっと頭を激しく打ったせいで、身体がおかしくなったのね。それとも、やっと解放される喜びからなのかもしれない。
 銃撃を開始して、それを弾こうとするローが隙を見せる場所を見聞色の覇気で予想して当てる。元々お互いヴェルゴとの戦いで消耗している。特に、性質上ローは早く決着をつけようと思うはず。
 オペオペの実はその有能性故に反動として体力の消耗が激しい。
 対して私は体の鉄分を使うが、基本は体内に溜め込んだ鉛を原料に弾丸を作り、銃撃する。
 どちらかと言えば、先読みをする覇気を使う方が脳に限界を与えるダメージは大きい。

 「ぐあっ!!」
 
 HIT。ローの腕に当てることが出来た。でも、私を切り刻むのに手はあげられるようにしないといけないから狙う場所は大切だ。後からローが治療するから後遺症も残らないだろうけど、そこまで傷をつけるつもりは無い。
 彼には本気で私を殺してもらわないと困るのだから。

 「懐かしいわね、貴方の腕にこうして鉛玉を打ち込むのは……
 私がアイツらを原型が残らないくらい殺した時、窓から逃げ出したよね。
 炎の海に包まれたフレバンスの夜、私に背を向けて逃げ出した。
 あなたのご両親の顔はごめんなさいね。顔を打ってしまったから原型が残らなかったの」
 「っ、」
 「それと、シスターたちにもあったのよね?
 声が聞こえたこらすぐにわかった。あの時の泣き声は、叫び声は今でも覚えてる。とっても悲痛な声だったわ……
 でも、みんな安らかだったでしょう?
 膝を着いて倒れてて、ああ、でもわからなかったかな。だって顔に発砲すると原型がなくなってしまうものね」

 道化師のように、楽しげに話し、くるくるとその場を回る。ワルツを踊るようにスカートを冷えきった指先でつまみ、ステップを踏む。その度に、自由に動く銃口を利用し、囲い込み、確実に身体のどこかを怪我させるように銃撃する。奥歯を噛み締め、鋭い眼光を向けてくるローは大きく刀を振るった。弾けた弾丸が辺りに跳ね返り、ひとつが私の頬を掠めた。
 血が流れ、それが唇を濡らす。赤いルージュをつけるみたい。それが素敵で笑えば、苛立ちが押えきれなくなったローが怒鳴る。

 「大概にしろ!!!メアリー!!テメェには聞きてぇ事が山ほどある!!餓鬼の癇癪もいい加減にしろ!!!」
 「餓鬼の癇癪?これを癇癪で済ませるなんて、笑いものね!
 今にもあなたの同盟相手の仲間が死にそうなのに!!
 それとも私の弾切れを待ってるのかしら?そんなの無駄なことよ!!私の弾丸は尽きることがない……貴方ならすぐにわかると思ったけど、感がにぶったのかしらね」
 「どういう意味だ」

 攻撃が止み、私はクスクスと笑う。そしてわかりやすくするために肩口から手首にかけての布をちぎり、腕を露出させる。
 その瞬間、G-5の悲鳴が響き、ローは分かりやすく目を見開き驚いた。私の身体の一部……傷だらけの肌に、白い膜の様なものがあったからだ。

 「珀鉛病ッ!!?」
 「あの白い町を滅ぼしたっていう伝染病か!?」
 「馬鹿が!!珀鉛病は伝染病じゃねぇ!!だが、なぜお前がそれを発症している!!あの病は炎で消し炭にされたはずだ!!」

 外野からの悲鳴と声に私はうんざりとして、その肌の膜を吸収し、傷だらけの真っ白な肌に戻す。

 「私はあの日、フレバンスが滅んだ日に撃ち殺した人々から珀鉛を少しずつだけどとっていたの。わかる?
 私はあの日、国の半数の人間を殺し尽くした。その分の“鉛”をずっといままで枯らすことなく体内に留めていたの。
 さらに言えば、“銃弾”さえも体の中に溜め込むことが出来る……あの日フレバンスにどれだけの銃弾があったと思う?
 私はね、それをひとつ残らず身体に取り込んだの。最初は苦しくて仕方なかった。痛くて痛くて、血を吐いたし、身体が動かないこともあった。
 でもそれでも良かったの。国を滅ぼした畜生共を殺し尽くすのに必要だったんだもの。
 だから、髪や身体はフレバンスのように真っ白で、色素の抜けた身体になった」
 「なぜ生きていられる!?致死量の限界を既に超えてる筈だ!!」
 「私はピスピスの実のピストル人間、珀鉛病の元となるそれを身体の中で銃弾として作り替えることで生きながらえていただけよ。
 確かに、普通に考えれば作り替えずとも容量オーバーで死んでるはずだろうけど、私は死なずに居られたの。きっと、悪魔の実の能力の恩恵でしょうね。だからさっきみたいに“再発”させたり“抑え込む”事が出来る」
 「……なるほどな、お前をスキャンした時に見た違和感はそういうわけか。なら、次の質問だ。テメェの本当の目的はなんだ」

 ローの双眸が睨みつけてくる。ギラギラとした、光にはぁ、と溜息をつき、可笑しいなぁとばかりに私は笑いを隠せない。

 「あら、そんなのさっき言ったでしょ?
 楽しい楽しい殺し合いをするためじゃない!
 ずっと、ずーーっと楽しみにしていたのよ!貴方と殺し合うこと、遊ぶ事を。
 なのに、本当に貴方って少し抜けたところがあるわよね。雪の中であんな話し合いをすれば全て筒抜けになるくらい考えられただろうに。それほど麦わらが来たことに好機を感じたのかしら?
 信頼があった?だから気が緩んじゃったの?」
 「……ああ、そうだな。糞のシーザーにドフラミンゴ。モネやヴェルゴ一緒にいたお前より、信頼ができていたよ。わざわざお前が俺の鎖が海楼石だと嘘をつくまでな!!」
 「あっははは!!嘘をつくねぇ、私にとって、貴方をある場所に連れていく為には安全を確保する必要があった。でもただの建前よ!!
 本当は殺し合いがしたかったから!!だからそうしたまでのことよ!!
 自分のために嘘をついたとそう思ってるなら、貴方の頭の中はお花畑……
 いいえ、それ以下!!」

 ああ、嘘がバレそうで嫌な気分。早く会話を終わらせたい。

 「なら、何故ヴェルゴたちと仲間割れした!!その場から逃げ去り俺だけを追うこともできたはずだ!!俺がSADを壊そうとすればてめぇの望む殺し合いもその場で出来た!!
 テメェは馬鹿じゃねぇし間抜けでもねぇ!!ならなんであそこまでの手傷を負った!!」
 「そんなの、あの畜生共が気に食わなかったからに決まってるじゃない!!
 それに、アイツらは私の邪魔した!!それで理由は十分よ!!
 仲間割れと言ったけどそれは違うわ!!私に仲間なんていやしない!!
 ずっと今まで私は独りで今まで生きてきた!!貴方とは何一つ違うのよ!!!」

 武装色硬化。両手を祈るように手を合わせればみるみるうちに変形し、弾薬が手の外側に垂れる。機関銃を彼に向けて放つ。息を着く間もない弾激は、避けてしまえば周りをも巻き込む。
 激しい音を出して、空の金属が落ちていく音を聞いて、笑いが止まらない。
 そう、私は優しい貴方と違う。
 たくさんの愛するものができて、大切な仲間ができて、命の恩人の本懐を遂げようとしてる、沢山の愛を知るあなたとは全く違う生き物。
 “悪魔”、それこそが私なんだ。
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