後日談

「ていうかなまえさん、ギガの言ってた”連絡”ってなに?!」
「え、連絡先教えてあるから、それのことだと思う」
「友達の輪広がりすぎーー!! てか敵だったじゃん?!」
「まあまあ、いいじゃないですか! そんな遠い過去の話は〜」

そう言ってへらへら笑うなまえさん。

「いや割と最近の出来事だよ!! なんなんだよそのフレンドリースキル!!」

私は絶叫する。このひとほんと危機感足りない! しょっちゅう攫われるし! もう慣れたけど!

「ずるいわよなまえ〜! あんただけ〜!」
「そーよそーよー! アタシたちにもいい男紹介しなさいよ〜!」
「年収100億以上のイケメン紹介しなさいよ〜!」
「100億!?」

どこからともなくキャバ嬢みたいな格好をしたボーボボ達が登場。これ絶対指名もらえないでしょ。あとものすごく不快!

「も〜、みんながめついんだから〜!」

なまえさんもキャバ嬢みたいになってるし!! こっちは全然不快じゃないけど。

「じゃあ、ひとりにつき100万」

真顔で手を差し出すなまえさん。このひとマジで最近悪ノリするようになったな……。序盤のツッコミしてくれてたなまえさん戻ってきて……。
なまえさんのひとりにつき100万宣言に、絶望の顔をする3人。そして何故かここはボロアパートの一室に。

「払えるわけないじゃない!! そんな大金……、払えるわけないじゃない!!」

拳で床を叩く首領パッチくんもといパチ美。

「すまないパチ美……、オレが会社をクビになったばっかりに……」

どこから持ってきたんだか、頭にバーコードのカツラとメガネを装備したところてん。
そんな茶番劇に、アパートの壁をぶち破って借金取りの格好をしたボーボボ&なまえさん登場。さようなら敷金。パチ美と天の助くんは絶望の涙を流した。

「うおおおおおお!!」

ボーボボたちに突っ込んでいく天の助くん。そのまま玉砕かと思ったら、なまえさんの目の前でビタッと止まった。

「払いましょう」
「こいつ払ったーー!! しかも現金で!!」
「毎度ありー!」

受け取った現金をパラパラとめくっていたなまえさんは、「あ、そう言えば」と顔を上げて天の助くんを見る。

「実は私、OVERさんに私の連絡先と偽って天の助さんの連絡先教えてあるんですよね!」
「ちょっとおおおお!? なんなの?なんの仕打ちなのコレ?!」
「いやあ、ギガさんとハレクラニさんはまだ良心的なんですけど、OVERさんはちょっとなーと思って」
「だからってなんでオレに押し付けるのさ?! 天ちゃん大ピンチですよ!!」
「え、だって天の助さんOVERさんと仲いいでしょ。明らか雑魚っぽいのに名前で呼ばれてるし」
「あれーー!? なまえちゃんちょっとキャラ違くない? ねえ? まっくろくろすけもビックリの黒さですよ!?」
「やかましーんじゃボケエエエエエエ!!」
「ぎゃああああああ!!」

突如横から飛んできた首領パッチくんに吹っ飛ばされる天の助くん。もう毎日こんなだけど、なまえさんのフレンドリースキルと適応力の高さはガチでやばい。そう思った私、ビュティでした。


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