V(完)

真夜中の森の中。そこに建つ小さな家。
その中には1人の魔法使いと彼の魔法人形の少女が1人いた。
魔法使いは右手に己れの武器である剣を持ち、魔法人形の少女に突き付けていた。

「動くな。さよならだ、禁忌を犯した俺の魔法人形」

そう言って、魔法使いは彼女の心臓...魔法人形の核を己れの武器である剣で貫いた。

「..しの...大好き、な....マ、スター......」

少女の瞳から涙が伝い落ち、静かに瞳を閉じると...ガタンと崩れ落ちて動かない人形。
そのただの人形を抱き締め、魔法使いは泣いていた。

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