02


‐リビング‐

3人とも朝食の置かれた席へ座る。

「星羅、ケチャップとって」

ルナは、星羅に言う。
朝食は、スクランブルエッグ。

「………………」

星羅は、自分のにかけてから渡す。

「ルナ、オレのも」

甘えてる炎騎。
それに応えるルナ。

「かわいいわ〜2人とも♪」

ルナと炎騎を見てテンションが上がっているルナママ。

「………………」

無言で、ごはんを食べている星羅。

「星羅ちゃんも、かわいーい〜♪」

ルナママは、星羅に抱きついて言っている。

「………………」

いつものことだから、なれている星羅。







朝食を食べ終わって食器を片付ける3人。

「ルナ〜♪頼まれてた曲、ちゃんと編曲したわよ〜」

リビングのドアを開けて、楽譜をちらつけているルナママ。

「………………」

星羅が、ルナママのところに行って楽譜を見ている。

「あ、ずりぃ!」

炎騎も片付けを止めて楽譜を覗き込む。

「2人とも終わってからにしてよ!」

怒っているルナ。
そんな3人を見て、嬉しそうなルナママ。











ルナママside

やっぱり何だかんだ言って音楽スキなのよねー
この子たち♪


でも、星羅ちゃんの声が聞けないのは淋しいわ。


ルナと星羅を見つめる。



やっぱりハモってないと落ち着かないわね〜

どうしたらいいのかしら…

それに、ルナだって何か余計なことを悩んでるし……


私は、何をしてあげられるかしら………


何か勝手に1人、考えているルナママこと、黒月マーヤ。


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