みゆきちゃんと料理談義
「前から思ってたんだけどさ」
「あ?」
御幸がちらりと私の手に持っているおやつを見て、ほくそ笑んだ。なんだその顔は、文句あんのかコラ。美味しいじゃん!
「お前の食うもん、おっさんぽいよな」
‥‥美味しいじゃん、するめいか。口先で暴れさせていたするめいかを、怒りのあまり噛みちぎって机に落とした。3秒ルールでふーふーして拾ってまた食べる。美味しい。
果てしなくどうでもいいことだけど私は物心つく前からおじいちゃんにするめいか食べさせられてるから、最早これは主食と言っても過言じゃない。つまりこれは ご飯‥‥
「いやご飯ではないだろ」
「するめいかなめてんのかコラ」
「でもたまにビーフジャーキーとかも食ってんじゃん。将来酒飲みになりそ〜」
「話変えんな!まあ少なくとも御幸とは飲まないから安心して」
「アラ悲しい」
どこからどう見ても悲しい顔をしていない御幸はさておき、私は袋に入っていたするめいかを全てぺろりと平らげた。ごちそうさまでした、と言ったら横で弁当食ってた御幸がマジで?みたいな顔してこっちを見てきた。文句があるなら直接言いなさい。
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