05:DEAD OR ALIVE
「カオちゃんが生ゴミ持ってる」
メガトロンがぼやく。
カオは最近大きな貝をよく抱えているのだ。
「それ、そんなに持っておかないといけないギッチョンブラァ?」
気になったのはクイックストライクも同じで。貝は自分が渡したものだが、そんなに何度も何度も見るものなのか。
「クイックストライクがくれたものだから嬉しくて」
「ふ、ふうん」
「ありがとう」
クイックストライクは頭を打ち付けて、ああ潮くさい思いをしてよかったと思う。
「お礼がしたいのだけど、クイックストライクは欲しいものとかないの?」
それはYOUだよ、なんて言えるわけもなく。
「してほしいことでもいいよ。あんまりできることはないかもしれないけれど」
ようしじゃあ結婚しよう、なんてことも言えるわけもなく。
「じゃあ」
「うん」
「手」
「手?」
「カオちゃんの手、触ってみたいギッチョン」
そんなことでいいのかと不思議に思うカオだが、とりあえずクイックストライクの手…手であろうところと手を繋いでみる。
「なんだか、改めて触るととドキドキするね」
「んふ、ギッチョンブラァ」
そんな様子を見ていたメガトロンは、なんだアレは小学生かなんて突っ込んだりなどをしていた。