Fresco
ふわあ〜と声をもらし、赤くなって固まっている。初対面のその人は、吸い込まれそうな目をしていた。
「すみません通してください」
「カミーユです!結婚してください!」
勢いに驚く。結婚だなんて冗談で言われても照れてしまうのだが。
「結婚してくださいにゃー」
「急にそんな、あなた何言って」
「いいんですね!結婚しましょうー!」
抱きついてきたカミーユという男はベッタリくっついて離れない。ずりずりと顔を胸に擦り寄せている。痴漢だ!とバタンと頬を引っ叩くと、ようやく離れた。気のせいか目から星が出た。
「痛いにゃ…」
「痛くしたんです!」
「結婚…」
カミーユはスンスンと鼻を鳴らして、自分悲しんでますよとアピールをする。
そんな出会いをしたカミーユとカオ。今カミーユとカオは隣同士座っている。あれからカミーユはカオに会うことが日課になった。
結婚はできていないが、友達にはなれたのだ。
「カオ、今日はどこ行くにゃ」
デレッデレのカミーユはそうといかける。
「カミーユなんだか楽しそう」
「でへへ」
だらしない顔のカミーユは他では見られないだろう。
カオも、最初の出会いは最悪だったが、カミーユといることは楽しいと思えるようになっていた。
「SDなのに幸せでいいのか?」
「よくない、次回汚そう」
そう話すのはシャアとアムロ。次はふわりと終わらないだろう!