つづき

「カ、カミーユ!助けて!」

「おのれカオになにをする!」

グレたアムロとシャアはカオを拉致した。吊るし上げ、カミーユを煽った。

「カミーユ!カオともう近寄らないと誓わねば、カオのスカートをめくりあげるぞ!」

「きゃー!」

棒でカオのスカートをつつく。
そしてほらほらとじわりスカートをめくりあげてゆく。

「いや!カミーユ何とかしてー!」

「はわわ」

しかしカミーユがいちばんカオのスカートから目を離さない。パンツを拝みたい、正直な男だった。

「こらー!カミーユ!」

「ハッ!ついカオのパンツに見とれてしまったにゃ…やいやい!カオを離せー!」

「それはできない相談だ。ギャグ漫画ではイチャイチャできないことを思い知れー!」

高笑いするアムロとシャア。悪役にしか見えない。カミーユはぐぬぬと唇を噛む。

「カミーユ…」

そう小さく震えながら名前を呼ぶカオ。カミーユは覚醒した。カオを助ける!そしてあわよくば見れなかったパンツも見たい!アムロとシャアをぶっ飛ばし、縛られていたカオを降ろすのだった。


「カミーユ!」

「!」

泣きじゃくりながらカオはカミーユに飛びついた。カオからすれば、あの二人は知らない人であり、縛られて怖かったのだ。ギャグとはいえ、怖い時は怖いのだと知る。

幸いにカオが抱きついてくれているカミーユは真っ赤になって、デレデレとしていた。カオはとても柔らかく、いい匂いがする
しかし、顔を上げたカオの頬を伝う涙を見て、カミーユは気が引き締まった。


「カオ…もう大丈夫にゃ」

「カミーユ…助けてくれて、ありがとう」

いつも宇宙の瞳だと思いきや、今は普通の目をしているカミーユ。真面目な時なのだ。

「あの、カミーユ、えっと…」

真面目なカミーユに、カオは戸惑う。カミーユの勘違いではなく、ほんのりとカオの頬は赤かった。

「ヘルメットが無くて良かった」

「え?どうして」

「キスできるからにゃ」

カミーユはカオに口を寄せてゆく。

パアン!と気持ちのいい音がこだました。それはカオがカミーユを引っ叩いた音だというのは、言うまでもないだろう。


「な、な!いまはぜったいキスするタイミングだったはずにゃー!」



カミーユのそんな悲痛の叫びに、アムロとシャアはガッツポーズをキメていたそうな。