サニー
「サニーゴ、ですか」
「そうなの! たくさん集まってくる海があるんだって、本に!」
夏の日差しを避けて、マクワの部屋はとても涼しい。他の地方に比べると、控えめな夏ではあるが、しっかり太陽は仕事をしているのである。
「サニーゴ好きだったんですか?」
「うん。かわいい。一度サニーゴのストラップが流行った時期があったくらい人気があるよ」
あのサニーゴをねえ、とマクワはガラル地方のサニーゴを想像した。どちらかといえば、ゴーストタイプは避けられがちなイメージではあるが。女性の人気はわからない。
「マクワくん、一緒に見に行こ」
「ふふ。良いですね」
「せっかくだし、チャンスがあれば捕まえて、マクワくんの手持ちに新しく!」
「考えておきますよ」
ここはいわタイプのジムなのだが。一匹くらいかまわないだろうか。サニーゴってツボツボくらいかなとカオはニコニコとツボツボを撫でている。
「マクワくんの体とどっちが大きいかな」
「あ! ちょっとちょっと!」
油断していればお腹を撫で回され、ああイチャイチャしている! …とこっそりほくそ笑むのだった。