なでなで
「なでなでありんす♡」
まるで猫のように姉貴がカオの膝に頭を預けて撫でられている。甘える先がなかった姉が、あんなに甘えているのだ。微笑ましい光景だ。
「なでなで♡」
「うるティ様、お疲れ様でございます」
何を見せられているのだおれは。甘やかされる姉、甘やかさすカオ。正直、うらやましい。
『ページワン様、なでなで♡でございます』
そう言われながら自分も甘やかされているところを想像して、姉貴変われと唇を噛む。
「お、おれも……」
「ぺーたんはあちきがしてやるでありんす」
なでなで♡
ページワンはがっくりと落ち込み、乱暴ななでなでに「違うなあ」と涙を飲む。
「ありがたい姉のなでなでありんす」
「姉貴……」