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「またバスケしてる」
「俺の勝手だろ!」
「トップジョイくんとまたバスケの試合するんでしょ。頑張ってね」
「うっ…」
グレイリンクにカオは微笑む。それがなぜだか苦しくて仕方がない。嫌ではない痛み。
「バスケおもしろい?」
「ま、まあな」
そう答えながらグレイリンクはシュートをするが、ボールは弾かれる。どうにもシュートが決まらない。
「グレイリンク〜!一緒に練習するネー!」
「トップジョイ」
やって来たトップジョイにシッシッと向こうへ行けと手を振るグレイリンク。
「今日グレイリンクね、調子悪いみたいなの」
「オーそうなのネ!」
「悪くねえよ!俺じゃなくて、ゴールが曲がってんだよ!」
グレイリンクは大きな声で否定する。
「グレイリンクなら大丈夫だよ!」
「うっ…あ、当たり前だっての!ごちゃごちゃうるせえ!」
トップジョイはグレイリンクの様子を伺い、どうもたしかに調子が悪そうだが、原因はゴールでも実力でもないだろとすぐにわかった。
「グレイリンク…」
「なんだトップジョイ」
「カオのこと意識しすぎネ!だからシュートが決まらないヨ!」
そしてそれを包み隠さず言ってしまうのがトップジョイだ。
「い、い、意識なんかしてない!」
「してるヨ〜!」
「うるさい!うるさいうるさい!」
「痛い!痛いネ!ボールぶつけないで!」
トップジョイにバシバシとバスケットボールを投げつけてくるグレイリンク。
痛い思いをしながらトップジョイは、自分がグレイリンクの恋を実らせてやらねばと固く誓ったのだという。