「結婚しよ!」

「えぇ!」

飛び上がったシルキーはテーブルに足を打ちつけ、テーブルの上のものをひっくり返し、背中を壁にぶつけた。

「何言ってるんですか!結婚だなんて!」

「シルキー絶対幸せにするから!」

「それは俺が言うべきセリフ…っじゃなくて!」

シルキーはゴホンと咳をひとつ。

「カオさん、結婚っていうのは」

「シルキーとしたい」

「俺と…」

シルキーはモワモワとカオとの夫婦になったらと考えた。

『シルキーお弁当だよ、試合頑張ってね!』

『シルキー膝枕してあげるよ!』

『シルキー!寒いから抱いて!』

『一緒に寝よシルキー!』

ワーッと自分の妄想に恥ずかしくなったシルキーは大声を出した。


「ダメですはやいですカオさん!俺、俺、俺…考えただけで!」

「何考えたの!」

「とにかく!ええと、好きです!カオさん!」


後にわかったことだが、シルキーは妄想癖があった。