「…………セキル、おはよ」
朝。
目覚ましもかけてないのに早くに起きてしまったから、隣ですやすやと寝息を立てているめんこい女の子を自分のものにするかの如く、そっと腕の中にしまって、近くから観察して、ひたすら時間を潰した。昨夜のことを思い出すと小っ恥ずかしいったらないが、それを含めて今の感情を言葉にするなら幸せ以外にないかもしれない。少し前まではおれに彼女ができるなんて想像もしなかったけど、彼女と出会ってからここに至るまであっという間だったな。
「……スグ……くん、……はよう……」
「起きた?ほら、早く支度しないと、学校さ遅れちまうよ」
「…………」
セキルはおれの声かけを無視してもぞもぞと布団にもぐりこんだ。おれのからだに抱きついて、小さく丸まって……完全に二度寝をするつもりらしい。気持ちいいもんな、二度寝。
「セキル、からだ痛いとこない?」
「…………ない……」
「そっか。昨日さ、おれだけ勝手に気持ちよくなって、ごめんな」
「…………」
布団の中の、おれの腕の中に収まるセキルにそう語りかけると、数秒後に布団から頭を出しておれをじっと見つめてきた。目、ほんの少ししか開いてないけど。ものすごく眠そうだ。でも口元が緩んでいて柔らかく笑ってるから、寝起きで機嫌が悪いわけではなさそう。
「……楽しかったから、いーよ」
そう言うなり、再び密着するセキル。
「スグリくん、好き」
すき、すき。と飽きずに同じ言葉を繰り返してる。なんなんだろう、このいきものは。この子はおれが守らなきゃ。
+
「ぁ、ぅ、……っ」
「……きもちい?」
「やぁ……っだめ、いく、いくっ……」
ぬち、ぬち。音を立てながらセキルのぎゅうぎゅうに締まるなかを動く。まだ一回も出してないのに、セキルの体は感じやすいのかもう二回ほど果てている。一度目はおれの指で、二度目はたった今。
足を開いてがくがく体を震わせて、情けない声でおれの名前を呼ぶセキル。愛おしくてなかに挿れたまま覆いかぶさり、ちゅうと唇に吸い付いた。本当はおれもそろそろ限界。
セキルと付き合い初めてもう二週間ほど。ものすごくあれな話をすると、その間ほとんど毎日寝た。今日まで生きてきた二十年間分の……と言うと重みが増すけど、初めてセキルを抱いた日から何かの枷が外れたようにムラムラが収まらなくなって、溢れんばかりの欲求に耐えきれず、毎日のようにセキルを押し倒した。
「ごめんな、おれさ、セキルのことになると、ほんと、止まんなくて……」
理性を失った人間ってこんなにもバカっぽくなるんだな、と思う。でもそうやって火照った顔で謝る度に、セキルが嬉しそうに受け入れてくれるんだから、もうブレーキはぶっ壊れた。おれは好きなだけセキルを抱いた。もちろん大切に、大切に。
そのおかげか、それともセキルが元からとんでもない才能を持っていたのか、いつの間にか中でイけるようになっていた。その時の締まり具合が本当にわやで、おれのおれがいつも持ってかれそうになる。
女の子をイカせるのってわや難しいって聞いたことがあるんだけど……(どこで聞いたかは覚えてないけど……たぶん情報元は学校の男子とかかな……)セキルがいつも簡単に達する訳を考え出したら、どうにも気になってしまった。
まさかとは思うが、おれの知らないところでおれの知らない人に開発されてたりしてないよな?いやいや、本当にそんなまさかだ。そんなのありえない。
しかし、それを本人に聞くのはどう考えてもデリカシーのかけらもない。うーん、何かさりげなく聞く方法はないだろうか。
「スグリくん、何か悩んでるの?」
「うん。セキルがイキやすくて困るんだ。今日も何回イクんだろうと思って」
「……」
ん?おれ今何か言った?
「……私、バイブ持ってる……」
「……」
すごいこと聞いたかも、今。
「……自分で開発してた?」
「わざわざ、言葉に、しないで……」
「……あっ、ごめ、ゆるして」
三度ほど殴られた。
男だってしょっちゅう自慰するもんだけど、女の子のそういう事情なんて聞いたことないから新鮮だし、セキルが自分でそういうことをしたことがあるってことを考えると、……。
それってすごくえっちだ。むらむらしてきた。わやじゃ。
「セキルはさ、いつもどうやって使ってるの?これ。おれ使い方わかんない、から、やってみて」
「……」
「いや、ほんと」
その日の夜、セキルがアカデミーの寮に保管していたという自前のバイブを持ち寄ってくれたので、さっそく使ってみたくてセキルにお願いしてみた。そりゃあなんとなくで使い方は想像できるけど、持ち主でもないおれが誤った方法をとってセキルに怪我でもさせたらわや大変なことになる。
だから、いつも自分でやってるみたいに
「けっぱれ、セキル」
「うるさい……」
「すご、全部はいった」
「……」
「動かしてみて」
「……ぅ」
「……スグリくん、やって……」
「おれが……動かしていいの?」
「……うん。やって……」
「ぁう、……っわ、も、いく、……っ」
ものの数秒で果てた。
「えへ、これ、気持ち良さそうだね」
「……」
「もっかいする?」
「……しない……。……指がいい」
「おれの指?」
「ん……」
ぐちゅぐちゅ音を立てて優しくかき混ぜると、セキルはすぐにとろけた顔になってしまう。
「……すき、すきっ……」
って、真っ赤な顔で抱きついてくるセキル、おれも好き。
朝。
目覚ましもかけてないのに早くに起きてしまったから、隣ですやすやと寝息を立てているめんこい女の子を自分のものにするかの如く、そっと腕の中にしまって、近くから観察して、ひたすら時間を潰した。昨夜のことを思い出すと小っ恥ずかしいったらないが、それを含めて今の感情を言葉にするなら幸せ以外にないかもしれない。少し前まではおれに彼女ができるなんて想像もしなかったけど、彼女と出会ってからここに至るまであっという間だったな。
「……スグ……くん、……はよう……」
「起きた?ほら、早く支度しないと、学校さ遅れちまうよ」
「…………」
セキルはおれの声かけを無視してもぞもぞと布団にもぐりこんだ。おれのからだに抱きついて、小さく丸まって……完全に二度寝をするつもりらしい。気持ちいいもんな、二度寝。
「セキル、からだ痛いとこない?」
「…………ない……」
「そっか。昨日さ、おれだけ勝手に気持ちよくなって、ごめんな」
「…………」
布団の中の、おれの腕の中に収まるセキルにそう語りかけると、数秒後に布団から頭を出しておれをじっと見つめてきた。目、ほんの少ししか開いてないけど。ものすごく眠そうだ。でも口元が緩んでいて柔らかく笑ってるから、寝起きで機嫌が悪いわけではなさそう。
「……楽しかったから、いーよ」
そう言うなり、再び密着するセキル。
「スグリくん、好き」
すき、すき。と飽きずに同じ言葉を繰り返してる。なんなんだろう、このいきものは。この子はおれが守らなきゃ。
+
「ぁ、ぅ、……っ」
「……きもちい?」
「やぁ……っだめ、いく、いくっ……」
ぬち、ぬち。音を立てながらセキルのぎゅうぎゅうに締まるなかを動く。まだ一回も出してないのに、セキルの体は感じやすいのかもう二回ほど果てている。一度目はおれの指で、二度目はたった今。
足を開いてがくがく体を震わせて、情けない声でおれの名前を呼ぶセキル。愛おしくてなかに挿れたまま覆いかぶさり、ちゅうと唇に吸い付いた。本当はおれもそろそろ限界。
セキルと付き合い初めてもう二週間ほど。ものすごくあれな話をすると、その間ほとんど毎日寝た。今日まで生きてきた二十年間分の……と言うと重みが増すけど、初めてセキルを抱いた日から何かの枷が外れたようにムラムラが収まらなくなって、溢れんばかりの欲求に耐えきれず、毎日のようにセキルを押し倒した。
「ごめんな、おれさ、セキルのことになると、ほんと、止まんなくて……」
理性を失った人間ってこんなにもバカっぽくなるんだな、と思う。でもそうやって火照った顔で謝る度に、セキルが嬉しそうに受け入れてくれるんだから、もうブレーキはぶっ壊れた。おれは好きなだけセキルを抱いた。もちろん大切に、大切に。
そのおかげか、それともセキルが元からとんでもない才能を持っていたのか、いつの間にか中でイけるようになっていた。その時の締まり具合が本当にわやで、おれのおれがいつも持ってかれそうになる。
女の子をイカせるのってわや難しいって聞いたことがあるんだけど……(どこで聞いたかは覚えてないけど……たぶん情報元は学校の男子とかかな……)セキルがいつも簡単に達する訳を考え出したら、どうにも気になってしまった。
まさかとは思うが、おれの知らないところでおれの知らない人に開発されてたりしてないよな?いやいや、本当にそんなまさかだ。そんなのありえない。
しかし、それを本人に聞くのはどう考えてもデリカシーのかけらもない。うーん、何かさりげなく聞く方法はないだろうか。
「スグリくん、何か悩んでるの?」
「うん。セキルがイキやすくて困るんだ。今日も何回イクんだろうと思って」
「……」
ん?おれ今何か言った?
「……私、バイブ持ってる……」
「……」
すごいこと聞いたかも、今。
「……自分で開発してた?」
「わざわざ、言葉に、しないで……」
「……あっ、ごめ、ゆるして」
三度ほど殴られた。
男だってしょっちゅう自慰するもんだけど、女の子のそういう事情なんて聞いたことないから新鮮だし、セキルが自分でそういうことをしたことがあるってことを考えると、……。
それってすごくえっちだ。むらむらしてきた。わやじゃ。
「セキルはさ、いつもどうやって使ってるの?これ。おれ使い方わかんない、から、やってみて」
「……」
「いや、ほんと」
その日の夜、セキルがアカデミーの寮に保管していたという自前のバイブを持ち寄ってくれたので、さっそく使ってみたくてセキルにお願いしてみた。そりゃあなんとなくで使い方は想像できるけど、持ち主でもないおれが誤った方法をとってセキルに怪我でもさせたらわや大変なことになる。
だから、いつも自分でやってるみたいに
「けっぱれ、セキル」
「うるさい……」
「すご、全部はいった」
「……」
「動かしてみて」
「……ぅ」
「……スグリくん、やって……」
「おれが……動かしていいの?」
「……うん。やって……」
「ぁう、……っわ、も、いく、……っ」
ものの数秒で果てた。
「えへ、これ、気持ち良さそうだね」
「……」
「もっかいする?」
「……しない……。……指がいい」
「おれの指?」
「ん……」
ぐちゅぐちゅ音を立てて優しくかき混ぜると、セキルはすぐにとろけた顔になってしまう。
「……すき、すきっ……」
って、真っ赤な顔で抱きついてくるセキル、おれも好き。