「誕生日、おめでとうございます」 月の光が一番差し込む大部屋の、 「赤琉。俺はあなたが欲しい。俺と結婚してください」 「誕生日ってこんなにものを貰えるイベントなんですか……?」 「そうです」 「そういえば、ずっと不思議に思っていたんですけど……私まだ十七歳です」 「知っていますよそんなこと。だから婚約をしようってんじゃないですか」 「一年も待つってことですか?」 「そもそも法律に囚われる人間などではないのでね。年齢など関係ありません。俺はあなたのことが好きです」 白龍さんの唇が、優しく触れた。