匂ひたる風の境い目我立てり聳えし雲と命のぬくみ
―二〇二〇年五月二九日
凍てる弓撓るも虚ろ響きたるキィンと飛び立つ音の悲しさ
―二〇二〇年五月三一日
磨り硝子信号遅れ踏み出せぬあかあおきいろ無価値の霧笛
―二〇二〇年五月三一日
君が去り凍てた石とて崩れけり我が奥津城よいづこにありや
―二〇二〇年五月三一日
―二〇二〇年五月二九日
凍てる弓撓るも虚ろ響きたるキィンと飛び立つ音の悲しさ
―二〇二〇年五月三一日
磨り硝子信号遅れ踏み出せぬあかあおきいろ無価値の霧笛
―二〇二〇年五月三一日
君が去り凍てた石とて崩れけり我が奥津城よいづこにありや
―二〇二〇年五月三一日