路傍の石よりひっそりと傷ついてゆきしことをぞ恋と呼ぼう
かじかんだ十指を寄せていのる神とうに煙と立ち上る白
土を盛り、幾度目になる埋葬か きみは愛しのリビングデッド
仰ぐ雲間に見ゆ面差し懐かしくただわたくしは雨だれ乞ふる
自販機のはらを満たして残るるは、有象無象のやくたたず
かじかんだ十指を寄せていのる神とうに煙と立ち上る白
土を盛り、幾度目になる埋葬か きみは愛しのリビングデッド
仰ぐ雲間に見ゆ面差し懐かしくただわたくしは雨だれ乞ふる
自販機のはらを満たして残るるは、有象無象のやくたたず