【どしきの場合】

「な、何だこの部屋は…」

「なになにー…
バックハグしないと出られない部屋…だって」

「はぁ…?何を言っているんだ…」

「よくわからんけど…とりあえずバックハグしてみようよ」

「ぁえっ、す、するのか…」

「え、うん。家でよくやってるし平気でしょ?」

「ぃい、家でよくやってるとか、言うなよな…」

「…?なんでよ」

「…誰が聞いてるかわからないだろ」

「まぁ…たしかにそうか。バックハグしてるかどうかなんてどっかから見てないとわからないもんね」

「俺もそう思う…。
つまり、人前で、は、ハグを…するわけだ…」

「でも言うてハグじゃん?海外じゃ挨拶よ!」

「挨拶でバックハグはしないだろ」

「誤差よ!誤差!」

「…お前のその謎の逞しさはどこから来るんだ…」

「まぁまぁいいから、ほら!」

(背中を向けつつ独歩の両腕を持って自分から収まりに行く詩姫)

「お、おい、詩姫…」

「はい、ぎゅーってして」

「〜〜〜っ、(なん…なんだもう、可愛すぎるだろ)」

(耳まで真っ赤にしつつも力強めに抱きしめる独歩)

「わっ、力強いよ独歩wwどしたのww」

「…うるさい(あーもう、早く帰ってキスしたい…)」

━━━ガチャッ

「あ!開いたー!」

「ふぅ…良かった…。一体なんだったんだ…」

「なんだろうね?まぁでも出れたし万事OK!」

「どこが万事OKなんだ、まったく…」

「は〜、安心したらお腹空いた!早く帰ろ!」

(独歩の手を握って、笑顔で歩き出す詩姫)

「…ふはっ、まったく」

(詩姫の手を握り返して、優しく笑う独歩)



一方その頃の犯人一同。

🍭『うーん、いいもの見れたね!』

🎲『今のは詩姫からハグしてたに入るよな!?』

🥂『まぁ、微妙なとこだよなー』

📖『結果的にバックハグしているのは観音坂さんでしょう』

🍭『うんうん、ゲンタローに賛成!
どっぽっぽに賭けた人の勝ち〜!』

🎲『にゃーーー!?お、俺の全財産がぁー!!』

🥂『全財産328円なのまじウケるwwwwww』

💉『……君たち、後で詩姫さんに締め上げられても知りませんからね』

 
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それではまた、違う世界線で。