ハッサクさんに寝込みを襲われる
同棲している恋人が5日前から帰ってこない。帰ってこない、というか帰ってこれないが正しい。
アカデミーのテスト作成と、宝探しによるリーグ繁忙期。この2つが丁度合わさってしまったが為に連日リーグに泊まり込みになっているのだ。
今夜も帰って来れないのかなハッサクさん。忙しいのはわかっていても寂しいものは寂しいし、下世話だが溜まるものも溜まるのだ。
空気を読まず疼きかける胎を無視してベッドに沈み込む。スマホロトムの通知を切って部屋を暗くすれば、少しずつ意識が微睡んでいく。
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沈みかけてた意識が段々と浮上していくと同時に猛烈な違和感を覚えた。熱い。
『ん、ぅ……ぁ、っ?
えっ!ちょっと!まっ、えっ!!?』
いやおかしいだろと思い目を開くと薄暗い部屋の中には眩しい金髪が浮かんでいた。いや、それだけならいいのだがわたしの服は全部剥かれていやに湿った身体と何故か繋がっている互いの身体が晒されていた。
『なに、え……ほんとに、なに、っ』
「起きましたか、おはようございます」
起きましたかおはようございます、じゃなくてさ。抗議しようと体を起こそうとするとも両手が何かに繋がれていて動かない。首を捻って上を見上げるとベッドと私の手がきつく赤いネクタイで繋がれていた。
『ちょっと、これ!離して』
「後で外しますですよ。」
『あぅっ!?♡ぁ♡……ん、んっ♡』
聞きなれた可笑しな敬語と共に律動が始められた。知らぬ間に昂っていた身体は戸惑う意識を置いてきぼりにしてどんどんと絶頂へ昇って行く。
『ひっ♡♡んんっっ♡、ぁ♡まって、ちょっとお!♡』
こちらの言葉を微塵も聞かない恋人は私の腰を掴む力を強くして律動のスピードを早めた。耳を塞ぎたくなるような水音と肌と肌がぶつかり合う暴力的な音とが聴覚を犯していく。耳を塞ごうにも両手が全く動かない
『んん〜っ♡ん゛♡♡、ぁ♡は、んっ♡♡あ゛っ♡♡♡ぉ゛♡ィ♡だめっ♡♡イく♡ぅっ♡♡あ♡あ♡あ♡あ゛ぁ゛ぁ゛♡♡♡♡っ、♡あ゛♡ぐっ♡♡♡』
「寝てる間にも1度イってるんですよ。覚えてますですか?」
『あっ♡は♡♡ん゛♡、しらないっ♡♡ぃ゛♡も♡やらぁっ♡はっさく、さんっ♡♡♡ひ♡らめっ♡らめえっっ♡♡♡ふ、ぅ♡♡♡ぁ゛♡あっ♡ぁんっ♡』
「駄目駄目と言いながら小生を離さないのはなまえじゃないですか」
ゆっくりとハッサクさんの怒張が引かれると吸い付くように寂しがるように腟内が怒張を締め上げ奥へ奥へと誘うのが否が応でもわかってしまう。どくどくと鼓動が早まり息がまた浅くなる
『は♡、あ♡……ぁ♡あ♡あ♡』
「ほら、そうでしょう……?」
バトル時のようなハッサクさんの鋭い眼に見つめられ、子宮が情けなくきゅんきゅん鳴いてしまう
『〜〜〜っ♡♡』
「ふ、可愛らしいですね」
『っあ゛♡も♡やめてぇ♡♡』
ゆったりとした動きでぎゅうっと膣奥を押しつぶされる快感から腿に力が入り膝から脚先までがぴんと張ってしまっている。どこか変に冷静な脳内に脚つりそう、とだけ浮かんだ
『っ!?♡ひっ♡♡お゛、!?♡っ♡♡』
「なまえ貴方いま他のことを考えていましたでしょう。小生にはお見通しですよ!」
そう言ってアカデミーのこどもに言い聞かせるような穏やかな口調とかけ離れた力強い律動が再開された
『ぃ゛♡♡あ゛♡ぁ゛♡あっ♡♡ん゛♡ぁ゛♡っ♡〜〜〜〜っ♡♡♡♡ぅ゛♡っ♡♡ひっ♡♡ぁ゛〜〜っ♡♡♡っ♡』
「、っ」
止むことの無い強い快感にゆるゆると瞳が上を向くと同時に胎奥に熱いものが注がれる感覚がしてハッサクさんは深いため息をついた
『ひ♡♡、ぁ♡〜〜っ♡っ……は♡、は……♡』
きつく縛られていた腕を解放されたのに気を取られていたらナカのものが引き抜かれハッサクさんの身体が離れていくのを視界の端に捉え慌てて怠い腕を動かしハッサクを抱き寄せた
「すいません……寝込みを襲うような真似をして」
勝手に賢者モード入ったらしいハッサクさんが後ろめたそうな顔で言った
『……それより、言うことがあるでしょう』
「……?」
不思議そうな顔をするハッサクさんの顔がおかしくて思わず喉から笑いがこぼれる
『ふ、おかえりなさい。ハッサクさん』
答えを教えてあげると目に見えて嬉しそうな顔をしたハッサクさんが私に軽く口付けた
「はい、ただいまですよ。なまえ」
これでようやく眠れる
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