ショートショート
それはまるでたっぷりと蜂蜜の黄金が満つる瞬間のように神聖で耽美で、実に荒々しく脳漿を掻き回してみせた。
眩々とした衝撃から抜け出せず 授与式にて与えられたばかりの浅打を抱き 寮と学舎の丁度真ん中の辺りで立ち竦む 真央霊術院1回生 平子真子、永い生における正真正銘最初で最後の初恋であった。
美しく微笑む契情の女
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