07
「カルタ…っ!」
先程までマクギリスの名を呼んでいたカルタの返事が途絶えた。
せめてカルタが生きている間に、ルチアの元へ戻れたら、どんなに良かったか。
カルタを姉と呼び、慕っていた彼女が、変わり果てたカルタを見て何を思うのか、想像するだけで胸が痛んだ。
何度呼びかけても自分の言葉だけが木霊するコクピットの中で、幼き日の4人の思い出が、走馬灯のように頭の中を駆け巡りながら、俺はただただ必死にキマリスの操縦桿を握り続けた。