「今度の任務は?」


静かな司令室に響く神田の声。
隣に座るのはもちろん聖、そしてラビだ。

コムイは地図を広げると任務の説明をしていく。


今回の任務地はスペインの東の村。

アクマが大量発生しているが、イノセンスはなし。
つまり、アクマの破壊のみの任務だが、その数が半端ない。


アクマの破壊のみの任務は珍しくない。
数が多いから三人も投入されるのだろうと聖は考える。
…まさか、ラビはただのお目付け役だとは知らず。

詳しくは資料にあるから、と資料を渡されて、聖は小さく頷いた。


「じゃ、急速むかってくれるかい?出発の汽車、11時ぴったりだから」


ただいまの時間→10時50分。
駅までの時間→10分。



「「それを早く言え(さ)!!」」

「まずいですね…」


すぐさま出発したのだが、案の定出発には間に合わず。
やはり飛び降り乗車(いつもよりギリギリ)する羽目になってしまったのであった。


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