「決まってるじゃない」

「ミランダ、あなたまさか…この時計(イノセンス)の適合者…?」

「そうでしょうでしょうね」

「エッ!ホントですか?」

「ミランダの願いに反応して奇怪を起こしてるならシンクロしてるかもしれないわ」



ビックリしているアレンと、納得しているリナリー。
でも教団のことを何も知らないミランダは疑問符を飛ばすばかりだ。



「何?てきごうしゃって?」

「ミランダ、時計に奇怪を止めるよう言ってみて!」

「え…リナ、それ本気で言って…」



レティシアがそういうがもう遅い。
ミランダは時計に呪文のような言葉を言い始めていた。



「時計よ、時計よ。今すぐ時間を元に戻して〜」



言い終わるとリナリーとアレンがすぐに新聞を広げた。
もしかしたら、時間の流れが戻っているのでは!という期待を持って。

しかし無情にも日付は9 OCTOBERと記されている。



「10月…9日」

「でしょうねぇ」



レティシアが苦笑していると、そっか…と部屋の中が一気にテンションがさがった。
仕方がない。これでこの奇怪が止まるのなら苦労はいらないのだから。



「もう一度、始めから考え直してみよっか…」


- 100 -

*前次#


ページ:


back
ALICE+