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「あんたの時計がイノセンスなんだぁ」
「!?あなた…っ」
キッと鋭い視線を送ったが、彼女はさらりと受け流しレティシアに笑いかけた。
――まるで再会を喜ぶように。
「はじめまして、だよねぇ。レティシア」
「…ノア、ね。私の記憶が正しければノアの長子『ロード・キャメロット』だったかしら?」
「へぇ、さすがレティシアだねぇ。僕達のこと知ってるんだぁ」
「当たり前でしょ。どうしてこうもノアに会うのかしら…」
はぁっとため息をつくとロードが面白そうに笑う。
「それはみんなレティシアが大好きだからだよぉ」
「敵に好かれても…ねぇ。それで?ミランダのことどうする気?」
「殺しはしないよぉ。今からエクソシスト達で遊ぶからぁ。
でもそのためにちょっとこの女を連れて行くけどぉ」
急にアクマが背後に現れ、ミランダを気絶させてレティシアから離す。
レティシアは小さく反応したがイノセンスを発動させない。
てっきり声を荒げるかと思っていたロードは不思議そうに首を傾げた。
「…いいのぉ?」
「危害を加えないなら」
きっぱりと言い切ったレティシアに一瞬ロードはあっけにとられたが、楽しそうに笑い出した。
「キャハハー!千年公から聞いたとおりだねぇ」
「意外と伯爵っておしゃべりね」
レティシアは肩をすくめる。
ロードは更に楽しそうに言葉を続けた。
「レティシアは『中立者』だからアクマ以外に危害を加えない」
「よくご存じで」
「なら一緒に行こぉ?僕の部屋にぃ」
「いいわよ?手出しはしないけど」
ロードが笑うと同時に可愛いドアが現れる。
ロードとアクマ達。
そしてその後にレティシアが入っていった。
「あのメスいただいた。
お前らが守ってたメスいただいた。
そして天使様も手の中に。
ロード様がいただいた」
「ロード…?」
Fuck you! exorcist
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